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中東情勢
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Vinicius Cantuaria 『Vinicius Cantuaria』1982年 リリース年が「1982年」というのは、自分でCDやレコードを買うようになってから、ずっとマイナス要素でしかなかったのですが、ここ最近ブラジルものの(特にミナス系なんですけど)80年代のMPBにかなり興味が出てきて、80年代に入りたてみたいなサウンドを聴いて切なくなりたい、という気持ちがとても増しています。 こういうキラキラしたサウンドが何とも心に響く年になったのか、それとも僕らがそういう世代なのか。よく考えます。この80年代サウンドって普遍的に切なさを呼び起こすものなんだろうか。 最近、中古CD屋で見つけたCDがこのヴィニシウス・カントゥアリア(打つのがけっこう面倒くさい名前ですね)の1982年の1st(画像で小さいですが右の赤い方)と1983年の2ndのカップリングCD。 このシリーズで、このCDが
今年、SpotifyやApple Musicなど所謂音楽のサブスクリプションサービスにLampの楽曲の多くが登録されました。 サブスクリプションサービスは、月額定額を払って、登録楽曲を聴き放題できるやつです。 僕はラジオやお店での試聴以外はCDを買って初めて中身を聴ける世代で育ったので、 正直なところ、このサブスクには抵抗がありますし、 こういう世の中になったことを肯定できずにいます。 これは音楽産業にとってプラスであるというような、 前向きに捉えている意見をよく目にしますが、 今後、良い録音作品は減っていくような気がしてなりません。 もちろん違法ダウンロードよりは定額利用の方がマシではあるのですが。 以前、似たようなことを書いたことを思い出しました。 音楽の無人販売所 アーティスト側から見た(今の世の中の情報開示に対してオープンな姿勢を受け容れるという)基本スタンスは、 音源は、無料もし
今でも郊外や田舎に行くと、野菜の無人販売所を見かけます。 野菜を欲しいと思った人がそこに備え付けてある箱にお金を入れて野菜を持ち帰る仕組みのやつです。 どのような考えや気持ちで農家の方々があの販売方法を採っているのかは今でも知らないままなのですが、 幼い頃、それを見て、「これは大丈夫なのかな」と人事ながら不安に感じたものでした。 自分がミュージシャンとして、また、レーベルを始めたものとして、 音楽を売っていくということを考えるときに思い浮かべるのは、いつもあの風景なのです。 音楽にお金を払わずとも聴ける時代、 音楽にお金を払うことが当たり前ではなくなった時代、 そんな時代でそれでも音楽を売っていくには、 心ある方々だけを相手に売っていくしかないという結論に毎度のように達するわけです。 自分ひとりで考えても、周りの人と話してみても。 そして、あの風景を思い浮かべ、幼い頃不安に感じた時と似たよ
Lampの掲示板に「こんにちは。何度かライブに行き楽しませていただいていますが、何ゆえいつも立ち見なのでしょうか。自分を含むLampのファン層は年齢的に高いと思うので、2時間立ちっぱなしはツライです。着座でゆっくり楽しませてはもらえないでしょうか。」という質問がありました。 書き込みどうもありがとうございます。 中々こういうことは聞きづらいことかもしれません。 これについて、少し長くなりそうなので、こちらに書こうと思います。 まず、僕たちのライブに興味を持っていただいて、嬉しいです。 どうもありがとうございます。 この問題にはお金のこと等色んな要素が絡み合っていて、これだという結論は出しているわけではありません。 ですが、自分たちのこれまでの流れを簡単に説明しますと、 「僕たちのライブは若い人やLampにちょっと興味が出た人なんかにも常にオープンでありたいが故、毎回スタンディングなんです」
空中泥棒は、韓国の宅録アーティストで、昨年、公衆道徳という名前で1stアルバムをリリースしました。 今回のこの2ndアルバムは、名義を変えてのリリースです。 空中泥棒 『Crumbling』2018年12月4日リリース レーベルとして、こんなに音楽的内容の濃い作品をリリースできるのはとても嬉しいです。 これを言葉で説明することは、僕には出来ません。 音を聴いてもらうのが一番早いと思うので、こちらを聴いてみてください。 YouTubeのコメントを読むと、既に世界中のリスナーが衝撃を受けています。 日本盤CDの対訳は僕の妹がやっています。 僕は、特に外国の音楽の歌詞は気に留めないタイプなのですが、 妹が「歌詞がすごく良いと思った」と言ってました。 もうすぐ彼へのインタビューを公開できると思います。 Tweet
8月2日から、北京、上海、武漢、広州、深圳、香港、台北と、 11日間で7公演のツアーから帰ってきました。 昨年に続いての2回目の中国でしたので、異文化から受ける刺激という意味ではだいぶ薄らいだのですが、 今回も色々と学ぶことが多く、自分にとってもとても良い経験となりました。 また、今回もたくさんの熱い気持ちを持ったファンの方々と直接触れ合えたことも、今後の活動の励みになりました。 疲れすぎて、また、忙しすぎて、今、その詳細をここに書き留める気力はないのですが、 中国ツアーの模様を、Instagramに公開していますので、まずはそちらを見て頂けたらと思います。 明日は仙台enn 2ndでワンマンライブがあります。 いくつか告知事項があります。 1.『彼女の時計』特典引換券付初回盤CD在庫が1箱見つかり国内各会場に持ち込めることになりました。 持ち込み分無くなり次第、販売終了となります。 2.
TOWER RECORDS CDR音源「ソーダ水の想い出」 Minuanoの尾方さんの曲をLampで演奏・録音・アレンジした音源。 disk union ディスクユニオン特製ポストカード Botanical House Fantasyステッカー(イラスト=oyasmur) Tweet
Lampの8枚目のアルバム『彼女の時計』ですが、 CDは5月15日にリリースとなります。 今後リリース情報、特典情報、ライブ情報、受ける取材などなど告知をしていきますので、 作品とともに、楽しみにしていてください。 Lamp 『彼女の時計』2018年5月15日一般リリース Tweet
いくつかお知らせがあります。 -------------------- ■ワンマンライブチケット一般販売について TICKETS SOLD OUT 明日1月21日午前10時から、4月28日(土)のリキッドルームでのLampワンマンライブの一般チケットの販売が始まります。 イープラスとBandcampで受付開始になります。 先着順ですので、お早目にお申し込みください。 イープラスでチケットを買えない海外在住の方の為に、今回は試験的に一部Bandcampでのチケット販売をやります。 (後から知ったことなのですが、イープラスは携帯電話を持ってない人も買えないそうです) Bandcampではチケットのお届けが配達となる為、必ず送料がかかります(チケット代37ドル+国内への送料9ドル)。 国内在住の方は、イープラスからの購入をお勧めいたします。 -------------------- ■Fanta
ソウルの「Guro Art Valley」でのライブの為、12月16日から19日まで韓国に行ってきました。 12月16日に出発し、17日がライブ、18日はサポートメンバーは帰ったのですが、僕たち3人はインタビューや打ち合わせ、その他古い友人と会ったりして過ごしました。 そして、昨日19日、韓国から帰ってきました。 向こうは毎日氷点下でしたが、体感的に、覚悟していたほど寒くはありませんでした。 むしろ日本に帰ってきてからの方が寒く感じました。 今回は7年振りということでしたが、 多くのお客さんに来てもらえて、これ以上の幸せはない、という感覚でした。 アンコール含め全23曲でしたが、少なくともやっている側は長さを感じないステージでした。 今回の会場は響きがデッド気味のホールで、きっと良い感じで音がお客さんに届いたと思います。 特に永井の歌の調子が良く、「さち子」はこれまで何度も演ってきた中で、
昨日は、Lampワンマンライブ『遥かなる夏の残響』に来ていただき、どうもありがとうございました。 ライブはいかがでしたでしょうか? 結構気合を入れてライブアレンジを考えていって、そういう面はそこそこ良かったと思ったのですが、 個人的にはかなり反省の多いライブでした。 その一つはギターストラップの長さ。 いつも同じような(言い訳みたいな)ことを書いているような気がしますが。 でも、きっとこうやって反省を重ね少しずつ進歩していくんだと思います。 遥かなる夏の残響。 冬になり、夏を思い起こそうとすると、それはまるで白昼夢のようで、 それが今年の夏のことだったのか、遠い夏のことだったか、 幾つにも重なった、ウワーンという夏の残響のような感じで霞掛かって自分の頭の中に思い起こされます。 今回は冬のライブのタイトルにしたら素敵だなと思い、これにしました。 (ちなみに、僕の曲にそういう曲がありますが、今
こんなことを黙っていてもしょうがないので、自分の気持ちに正直に、恥ずかしがらずに言ってしまいますと、 最近ライブをやるのが好きになって来てます。かなり。 Lampをはじめて17年、 今までで一番そういう気持ちになっています。 こういう気持ちになったきっかけとなるライブが2つありまして、 1つは今年4月末に行った中国ツアー、 もう1つが先日の武蔵大学の学祭ライブです。 中国ツアーというのは、もともと声がかかって、 「中国、面白そうだから旅行気分で行ってみよう。やってみよう」 というようなノリでやりました。 過去にこのような本数のライブを短期間にやったことはなく、 精神的にも技術的にも結構鍛えられました。 元々僕は人一倍あがり症で、その上、楽器の演奏が得意ではなく自信もなかったので、 ライブというものを楽しめなかったのですが、 中国のツアーをやって、割と精神面は克服できたかな?という感じで、
ものすごく久しぶりに音楽紹介ブログのような記事を書いてみようと思う。 どれくらい書いていないんだろう、1年くらいは書いてなかった気がする。 などと自分の記事を調べてみると、 ブラジル音楽はもう3年も更新していなかった。 実は、聴いている音楽について書くよりも音楽を個人的に楽しむことの方が圧倒的に好きになってしまったことや、 文字での表現、伝達にすごく不自由さや限界を感じていたから。 ここ最近僕がどんなものを聴いているか。 Celso Adolfo 『Coracao Brasileiro』1983年 これはここ近年最大のヒット作。 ミルトン・ナシメントが1983年にプロデュースしたものらしいが、 正直、ミルトンのどのアルバムよりも良い。 はっきり言って、捨て曲なしの最高の内容で、毎日のようにリピートして聴いています。 Raimundo Fagner 『Traduzir Se』1981年 ファ
10月21日から一泊二日で伊豆半島に行きました。 写真撮影のためです。 これまでのLampの撮影を思い返すと、かなり天候に恵まれてきたことが分かります。 一度、「冷たい夜の光」のM.V.撮影の時に大雪がありましたが、 あれは大雪を望んで長野の北の方に行ったという経緯がありましたので、 悪天候の為に撮影が思うように出来なかったというのは、これが初めてな気がします。 ほとんど何も撮れずに帰ってきました。 1日目の夜には、伊豆に暮らしているウワノソラの角谷くんがせっかく近くに居るのでということで遊びに来ました。 ウワノソラは、ついこの前、新作『陽だまり』をリリースしたばかりのグループなのですが、 リーダーである彼、角谷くんが、自分たちの音楽を気に入ってくれたお店にのみ卸したい故に自主流通の形を採っているという、 今時珍しく気概をもった若者でして、なんか良いなぁと思います。 こちらは彼がブラジルの
11月4日に武蔵大学の学園祭「白雉祭」に出演します。 --------------------- 武蔵大学第65回白雉祭 やぐら音楽企画 「終日」 ■日時 2017年11月4日(土) 14時25分〜 ■出演者 MONO NO AWARE 2 Lamp ■会場 武蔵大学江古田キャンパス せせらぎ広場 《入場無料》 ■アクセス 西武池袋線「江古田駅」より徒歩6分、「桜台駅」より徒歩8分 都営大江戸線「新江古田駅」より徒歩7分 東京メトロ副都心線、東京メトロ有楽町線「新桜台駅」より徒歩5分 ■問い合わせ先 shirakiji.music@gmail.com ■注意事項 ●アルコール類の持ち込みは禁止しております。 ●駐車場はございません。 また、駐輪場は台数に限りがあります。ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。 --------------------- 僕たちのステージは16:55〜17
本日、雨の中、渋谷のタワーレコード6階のワールドミュージックコーナーにて組んでもらっている我がレーベルBotanical House特集コーナーまで行ってきました。 担当の方とお話しをして来たのですが、 このように、ここでレーベルとして特集するのは今回が初めてだとか。 とても有難いお話しです。 これまでリリースしてきたものは、どれも大好きな作品ばかりです。 そして、意識してきたわけではないんだけど、いずれも一人の人間による宅録作品なんですよね。 全て偏屈な人間による偏屈な音楽。 ここで何か購入された方には、特典として、各タイトルから1曲ずつセレクトしたレーベルサンプラーCDRが付きます。 全タイトル試聴機で聴けますので、 渋谷に行かれる方は是非立ち寄って、よければ気に入ったタイトルを買ってください。 Tweet
2002年9月にリリースされた京都の4人組バンド、ロビンズの3曲入りマキシシングル『サニー・アップ』。 ロビンズ 『サニー・アップ』2002年 僕はこれが出た当時、CDショップに買いに行きました。 今となっては、当時どういう情報を得て、どういう気持ちでこれを買ったのか等、細かいことを忘れてしまったのですが、ここに収録されている「カゲボウシ」という曲が凄く良くて、それはただ事じゃない良さでした。 そして、この曲は今聴いても全く色褪せることなく、当時と同じ響きを持って僕の中に入ってきます。 ロビンズ ―カゲボウシ イントロのウーリッツァー、 ビーチボーイズや60年代ソフトロックを思わせるAメロのドラムのリズムパターン、そこに乗る日本情緒溢れる歌、そしてさりげない転調。 Bメロのコーラスアレンジ、2-4小節目、6-8小節目のハーモニーの重ね方。 1番が終わると、2番に行かずにとても素敵なコーラス
”またしても”なんですが、偏屈なSSWものをレーベルからリリースします。 今回は「公衆道徳」という韓国のSSWです。 SSWと言っても、正統派SSWではなく、むしろ本人のメインはクラブミュージックっぽいです。 普段、低音がズンズンいっている音楽(僕はそういうのはほとんど分からないので、そういう表現しかできません。悪しからず)をやっているミュージシャンが、久しぶりにアコギを引っ張り出し、公衆道徳という名義で1枚宅録で作ったというのが、今回紹介するものです。 これがまた、そんな人が作ったというのが全く信じられない驚きの出来で。 皆聴いてくださーい、というよりは、本当に音楽好き、という人にこそ聴いて欲しい内容です。 割りと興味ない人も、最初の2曲だけで良いから聴いてみてください。 下記で全曲試聴出来ます。 ここからは先ほど僕がSoundcloudに書いた長文を引用します。 -----------
The Four Seasons 『The Genuine Imitation Life Gazette』1969年 ちょっとサイケなフォー・シーズンズ。 と言っても僕はフォー・シーズンズはほとんどまともに聴いた事なくて。 これ単体で聴いた感想を言うならば、かなり良いアルバムでした。 僕、最近このアルバムの良さに気付きました。 以降、かなり頻繁に聴いております。 コーラス・グループの69年のアルバムということで、Harmony Grassの『This Is Us』にどことなく通ずるものを感じます。 出だしから通してずっと良いんですけど、 中でも僕一押しの曲は、「Wall Street Village Day」。 このマイナー調の8ビートがたまりません。 ハーモニー・グラスでいうところの「Ballad Of Michael」みたいな。 バスドラもいかしてます。 ヘッドフォンで聴くと、いかにも
自分の中で10月から続いていた喧騒からようやく解き放たれまして、 一昨日から、気持ちは一気にレコーディングへと向かっております。 レコーディングだけでなく、その先の、作ったものを皆さんに届けるまでの全てを、自分たちで考え、自分たちでお金を出し、そして実行するので、かなり大変そうではありますが、 制作資金も、前作からクオリティーを落とす事無く出来そうなくらいはなんとか溜まってきておりまして、 これから動いていこうと考えています。 そうは言っても、今日の明日で制作を始められるわけではなく、 始めるまで本当に様々なことを決定しなければならなく、 まだ制作初日がいつになるか分かっていません。 ちなみに、今は、録りたい曲を整理しながら、レコーディングスタジオを調べたりしています。どこもけして安くはないですね。 いざ、全てを自分たちでやろうとしてみて感じていることは、 これまで、ぼくらは、ずいぶんと我
本日はオズマガジンmeets及び僕たちLampのライブに来ていただいた方々、どうもありがとうございました。 またスタッフ、関係者の皆様、大変お世話になりました。 今日演奏した曲は、 1 夜会にて 2 ファンタジー 3 さち子 4 ゆめうつつ 5 風の午後に でした。 演奏メンバーは、Lamp3名と、鍵盤に井上薫、ドラムに佐々木俊之でした。 いつもライブ後の感想は個人的な話しになってしまいますが、 毎回ライブで緊張してしまうことに悩んでおり(単に練習不足と実力不足なんですが)、 今日はスーパーギタリストになった気持ちでステージに上がったら上手く行くかもと思ってトライしてみましたが、 始まってすぐに自分の音の大きさに萎縮してしまい、スーパーギタリストの気持ちで居られたのは、1曲目が始まるまでの僅かな時間だけでした。 それを永井に話したら、「そもそもスーパーギタリス
一足先に、今週発売の北園みなみ『Never Let Me Go』を聴かせてもらいました。 北園みなみ 『Never Let Me Go』2015年12月2日リリース とにかく4曲目の「冬を数えて」が飛び抜けて良かった。 とくに出だし。 アコギやピアノに重なって拍頭で入るバスドラの音像、余韻。すごく良いです。 「僕もこのバスドラやりたい」等と、かなり感化されました。 今回は5曲中インストが2曲なんですが、 僕はボーカルトラック3曲とも全部好きで、 これまでの3枚で今回の作品が一番好きかもしれないと思いました。 1stと同じくらいかな。 曲だけでなく、自身作の歌詞も良いし、 優しく実直な感じの歌声も、前作より前に出ている感じがして、気持ちよく聴けます。 今回は冬のアルバムということで、 随所随所に感じられる冷ややかな音色がドキっとして良いですね。 ダイジェスト版でも伝わると思いますが、 音楽的
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