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【要約】 平成25年10月から指定生乳生産者団体と乳業メーカー間の飲用向け乳価が、生乳1キログラム当たり5円引き上げられた。都府県と北海道では、生乳の需給構造が異なるものの、全国の総合乳価の動きを見ると、10月以降、わずかに上昇傾向を示している。また、牛乳の消費については、25年10月以降、牛乳の小売価格がほぼ3%強上昇したにもかかわらず、現時点までは、大きな落ち込みは見られていない。 1.はじめに 平成25年10月から指定生乳生産者団体と乳業メーカー間の飲用向け乳価について、生乳1キログラム当たり5円の引き上げが行われた。その背景は、配合飼料の主原料であるトウモロコシなどの国際価格の高止まりや為替の円安進行を受けたものだが、その経緯等については「畜産の情報」(2013年10月号)の「酪農経営の状況と牛乳価格の引き上げについて」で報告されたとおりである。 今回は、生乳取引の仕組みを解説の上
1.カルシウム不足の日本人 高齢化率(65歳以上の人口が総人口に占める比率)20%を越えたわが国において、単に寿命を延ばすばかりではなく、いつまでも自分の手足を用いて生活を自立させたいとは誰もが願うことであろう。そのために重要なことの一つが、骨粗しょう症を防ぎ、寝たきりを防止することであると思われる。若年期に骨密度を増加させ、中高年期にその低下を防ぐためには、(1)カルシウム、ビタミンDなど必要な栄養素の充足、(2)重力負荷をかける適度な運動、(3)適度な量の日光浴、などが必要であることが知られている。(2)、(3)の充足度の評価は難しいが、(1)に関しては少なくとも十分とはいえない状況である。表1に示した、平成17年の国民健康・栄養調査の結果をみていただきたい。 「日本人の食事摂取基準(2005年版)」の摂取基準によるカルシウムの目標量と比較した場合、2種の資料の年齢区分が異なるので厳密
牛乳を飲めない人のために-乳糖不耐症について- 農林水産省畜産試験場 加工第一研究室長 鈴木 一郎 牛乳を飲むと下痢やお腹が張る人 牛乳は健康によいので毎日飲みたいが下痢をしたりお腹が張ったりするので、と こぼす人は結構多いものです。ある報告によれば、日本人の10-20%もの人が牛乳 を飲むとこのような症状を呈し、牛乳を飲んでいないとのことです。 さて、牛乳を飲んだときこのような症状を示すのには理由があります。牛乳が冷 えているとダメだが温めれば飲めるという人もいますが、これは冷たい飲物をいっ ぱい飲んだからかも知れません。多くの場合、牛乳中に含まれている乳糖という糖 を分解する力が弱いためなのです。このことを専門用語で乳糖不耐症(あるいは単 に乳糖不耐)と呼んでいます。不耐症とはいかにも病気のような名前ですが、一般 には「病気」と呼ぶほど深刻なものではなく、「体質」とでも呼ぶべきものなの
調査情報部 野田 圭介、小林 誠 畜産経営対策部 養豚経営課 室田 竜一 【要約】 1 はじめに 2 フォーラムの概要 3 USDAの見通しに対する分析 4 おわりに 【要約】 米国農務省(USDA)は、2016年農業アウトルック・フォーラムで同年の農畜産物の需給について、以下のとおり予測した。 牛肉:牛飼養頭数は2年連続で増加。肥育期間の長期化に伴い1頭当たり枝肉重量も増加することから、生産量は前年比3.8%増。肥育牛価格は、供給量の増加に伴い同7.2%減。 豚肉:豚流行性下痢(PED)の沈静化に伴い、飼養頭数は増加。カナダ産生体豚の輸入も増加することから、生産量は同2.2%増。肥育豚価格は、需給の緩和により、前年より低下。 鶏肉:生産量は、同2.5%増となり、史上最高。卸売価格(丸どり)は、上半期は低調に推移するものの、下半期は上昇。 酪農:生乳生産量は、1頭当たり泌乳量の増加から、同
環境/資源保全 「循環型農業」を支える畜産経営の新しいビジネス・モデル 筑波大学大学院 生命環境科学研究科 教授 永木 正和 1.はじめに-課題と背景- 環境倫理、生命倫理などの観点から「環境保全型農業:Environmentally Sound Husbandry」や「家畜福祉:Animal Welfare」の重要性認識が高まってきている。が、高邁こうまいは倫理スローガンに耳を傾け、うなずけるのは一部の篤農家とくのうかに限られる。経済学が説く経済合理性規範に基づいて行動している普通の生産者には、必ずしもそうした倫理感で説きふせることはできない。倫理を受け入れるには、それを市場(消費者)が評価してくれなければならない。やはり、その動因として経済的インセンティブが必要である。 問題は、これをどのように引き出すかである。小稿は、日本農業が向かうべき環境に優しい農業、家畜福祉に配慮した農業を実現
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