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おもに不登校・ひきこもりなどから考えていることを書いています。(山下耕平/NPO法人フォロ理事、関西学院大学非常勤講師など) 東京シューレの出身者で、「明るい不登校」や不登校を「選択」とする言説を徹底して批判していた常野雄次郎の遺文集を読んだ(販売はされていないが、かなりの文章は彼のブログで現在も読むことができる)。まとまって読んでみて、あらためて彼の思想の一貫性と徹底性に感じ入るとともに、いろいろ考えさせられるものがあった。 そのひとつは、ものを書くときなどの「立場」についてだ。この記事では、そのあたりのことについて、ちょっと考えてみたい。 たとえば、常野は次のように言う。 伝統的な客観性の概念は、研究者に調査活動から自らのアイデンティティーを引き離すことを要求します。しかし、以下のような問いがなされなければなりません:そのような「分離」は実際に可能なものなのか? 「『アルキメデスの』点
おもに不登校・ひきこもりなどから考えていることを書いています。(山下耕平/NPO法人フォロ理事、関西学院大学非常勤講師など) 2019年7月6日、朝日新聞デジタルに“フリースクールでの性被害、和解「居場所の安全守って」”という記事が出た。この記事では当該団体の名前は伏せられていたが、このフリースクールとは、フリースクールの草分けとして知られる東京シューレのことである。私はこの記事で、この裁判について初めて知ったのだが、信濃毎日新聞は、訴訟和解の記事(2019年7月4日)だけではなく、その3年前、初公判の際にも記事にしていた(2016年7月6日)。しかし、地方紙の小さなベタ記事であったため、ほとんどの人は知ることがなかったのだろう。朝日新聞の記事は、関係者に大きな衝撃を与えたが、東京シューレは「和解したということ以外は話せない」として、沈黙したままだった。その後、朝日新聞が再び記事にし(20
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