coi rodo mi'e .cogas. このブログでは生姜がロジバンや人工言語について色々書いています。 「意味ってなに?: 形式意味論入門」 にて、語彙的アスペクト(アクツィオンスアルトでも、事象タイプでも、色々と呼び名はあるが)が触れられていたのでメモ代わりに。 概ね広くで合意されている事象タイプは事象を4つに分類する:状態、活動、達成、到達ですね。これはヴェンドラーの動詞分類とさして変わりません。 重要なのは、活動、達成、到達の上位概念として出来事(event)があり、さらに、出来事と状態の上位概念として事象類 (eventuality)がある、ということです。本書では、 ・ 出来事:なんらかの変化が時間を追って起こるようなこと ・ 状態:単にそうなっているという状況、本質的な変化は進行しない みたいに2つを説明している。出来事は動的な事象類であって、状態は静的な事象類だ、という