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大谷翔平
mkayanooo.cocolog-nifty.com
大玉村のコメ農家、鈴木博之さんには、もうひとつの顔がある。 それは「団子屋のオヤジ」だ。 大山小学校の向かい側に、緑の屋根に赤いひさしが目印の「ままや」という店がある。 まんま=ごはん。コメ農家が作る団子屋さんだ。 鈴木さんは、この店の経営者でもある。 店に入ると、みたらし、ゴマ、あんこ、草団子、ゆず味噌……うまそうな団子がズラリと並んでいる。 「うわあ、美味しそうですねえ」 ふつう団子を作るときは、餅米を粉にして、水を加えて餅のような形にまとめてから、 それを1個ずつ丸めていく。 鈴木さんは餅米も栽培しているから、それを粉にして使っているのだと思った。 ところが店内に、製粉機は見当たらない。やっぱり粉屋に頼むのか? 「どこで粉に挽いてるんですか?」 「うちの団子は粉でなく、ごはんから作ってる。ほれ、よっく見ろ!」 と、オヤジが指さす先には、こんな表示が…… 「ままやのだんごはごはんです」
10月10日、昨年6月の相双漁協に続き、いわき漁協でも、2年半ぶりに試験操業が始まります。本当は9月に始まる予定でしたが、原発の汚染水問題が浮上してストップ。満を持しての再開です。 そこでいわきの漁師、新妻竹彦さん(52歳)に、電話でお話を伺いました。8月末に訪れた「いわきサイエンスカフェ」で、たまたま隣の席に居合わせた方で、 「久之浜で、底曵きやってる新妻です」と自己紹介していました。本人のたってのご希望で、顔写真は省略します。 ——新妻さんも、今回試験操業に出られるのですか? 10 月3日の試験操業は、沖合いの漁場で魚を取る船が中心。私たち10t未満の船はふだん操業する海域ではないので、参加は見合わせることになっています。私の熊野丸は6.6t。震災前は海岸から20km以内の海域で魚を獲っていました。 ——震災前は、どんな漁をされていましたか? 久之浜の小型底曵船は、福島第一原発から20
原発から60キロ。福島県大玉村に、たった一人で東電に立ち向かっているコメ生産者がいる。 ㈲農作業互助会の鈴木博之さんだ。 昨年の震災直後、震災の影響について電話でお話をきいたとき、 「もう腹をくくった。いつも通りにコメを作る」と。 そして、 「検査の結果、基準値を上回る値が出たら、国に買い取ってもらうまで。そしてもし安全と認められたら、ちゃんと検査を受けて証明書をつけるから、安心して食べてほしい」と話していた。 そうして収穫されたH23年産米は、すこぶるできがよく、食味もよかった。ところが—— 今年2月末、倉庫には、コメの袋が山積みになっていた。 鈴木さんは、9品種のコメを栽培して、そのすべてを最も精度の高い検出限界1bq/㎏の測定器を持つ検査機関で調査した。その結果は0〜13bq/㎏。この4月からスタートした100bq/㎏を下回っていて、顧客にはそのコメの検査表のコピーをつけて販売してい
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