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MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 私は、元々は建築のデザイナーだったのですが、その後、経営コンサルティングの世界に30年近く過ごし、多くの企業戦略を立案しました。しごく当然のことですが、戦略は実施しないといけません。従って、企業戦略立案と同時に、その戦略を実施する体制である組織のデザイナーとして多くの時間を使ってきました。経営コンサルティングを数年前に卒業して今は、「社会システム・デザイナー」と自称しています。他にそのように自称している方が日本だけでなく世界にもあまりいないようなので、
2009年4月1日発行 ~卒後臨床研修制度の必修化によって地域医療は崩壊した?~ 北海道大学大学院医学研究科 医療システム学分野 助教 中村利仁 医師と医療を巡る都市伝説のいくつかを、公開されている統計データによって検証して行こうという連載の最終回です。お付き合い下さい。 第1回では、年齢別の病院勤務医師の割合がこの10年間まったくと言って良いほどに変わらず(第1回・図2)、近年の若手医師の開業医志向というウワサには根も葉もないことを明らかにしました。前回の第2回では、都市部の人口当たり若年層医師数はむしろ減少してきており(第2回・図9)、若手医師の都市部志向というウワサにもやはり根拠のないことを明らかにしました。 今回は「卒後臨床研修制度の必修化によって地域医療は崩壊した」、つまり(ちょっと長いのですが)スーパーローテート式の臨床研修制度導入の影響で、大学病院からの研修医離れによる人
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 ■はじめに 山あいの小さな町にある当院でも、とうとう時代の波に抗いきれず電子カルテ化への第一歩を踏み出した。オーダリングシステムの導入に向けて日々研修が行われている。 断っておくが、筆者は、研修医としての在籍病院ですでに紙カルテからオーダリングに移行した世代である。その後病院を点々とする中で、様々な病院で電子カルテ導入への過渡期に勤務し続けてきた。大学院時代に多くの病院に代務に出向いた際も、すでに電子化されている病院が多く、コンピュータシステム化という
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 2008年1月、フィブリノゲン製剤等の血液製剤による薬害肝炎事件について、国と原告・弁護団が基本合意に至った。これを機に、厚生労働省は2008年5月、「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会」を発足。現在までに10回開催され、薬害肝炎事件の検証、薬害再発防止に向け行政や医療機関等が取り組むべき安全対策、さらには薬事行政の組織論など、極めて多岐にわたる内容が議題となってきている。舛添厚生労働大臣が相当力を入れている会議でもあり
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 厚生労働省は、医療版の事故調査委員会である「医療安全調査委員会設置法案(仮称)」の大綱案を2008年、発表した。この大綱案では 事故の疑いがあるものを含む広範な死亡例の報告が義務付けられ、しかも、調査報告書が行政処分や刑事処分に利用される。これに対し、現場の医師から、医療安全のための調査と医師の処分は分離すべきだとする反対論が強まった1。医師の処分については、議論の蓄積が少ない。広範な議論を行う必要がある。 私はかねてより、日本の医療再生のためには、医
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 ●はじめに リハ専門医がいなかった80代にPTは訓練室で診断、治療を一人でこなしていました。管理栄養士は最近まで医師とは別に、栄養科の中にこもって計算していました。高い技能を持つ専門職でしたが、医師とは独立して働いていたのです。80年代の診断技術の発展、90年代の治療技術の進歩で地方まで高度な医療が普及していきました。80年代の開心術では術後は数日人工呼吸をしていましたが、現在は手術室で抜管し、翌日には食事が開始されますから、地方の民間病院でも90年代
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 造血器腫瘍に対する抗がん剤を始め、薬の開発スピードはますます速くなってきている。2005年真性赤血球増加症などの骨髄増殖性腫瘍でJAK2 遺伝子異常が発見されたが、2008年末までにJAK2 遺伝子がコードするチロシンキナーゼを標的とする薬が、海外で6種類、臨床試験に入っている。これは驚くほどの開発の速さと思う。今後、分子標的療法を中心とする薬の開発速度はますます加速され、このままだと、海外で使えても国内では使えない薬がさらに増えることが予想される。
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 土曜日の昼下がり、国立がんセンター中央病院の土屋了介院長が世田谷区の医師会会館まで出掛けて行って、ナショナルセンター問題などに関して講演。その模様がインターネットで(全世界に)中継されるという面白い仕掛け。なぜこんな企画になったのか、インターネット中継のサイトから趣旨を全文拾うと『国立がんセンターが平成22年度から独立行政法人になることが決まっています。ご承知のように一般病院の1.5倍の経費をかけ、壮大なセンターが出来ていますが、官僚的運営によって麻酔
2009年1月8日発行 ~国立がんセンター中央病院 手術室再建プロジェクト~ 帝京大学医療情報システム研究センター 客員准教授 大嶽浩司 ※今回の記事は村上龍氏が編集長を務めるJMM (Japan Mail Media) 12月31日発行の記事をMRIC用に改訂し転載させていただきました。 「国立がんセンターにて麻酔医が大量離職」というニュースを昨年2008年の4月ごろ目にされた記憶がある方がいらっしゃるのではないだろうか。このニュースに限らず、「医療崩壊」という言葉は最近、医療を語る上でのキーワードになっている。手術待ちのがん難民を救済するために、いくつかの大学が今までの枠を超えて協力を行い、国立がんセンター中央病院の手術部の「崩壊」を防ぎ、再建をはかろうとしてきた現場からの中間報告をここに記したい。 ●麻酔科新部長の就任と再建プロジェクトチームの結成 2008年4月、全国に6つしかない
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 ■「高度医療」制度は事実上、実行不可能 骨髄移植を待っている患者さんがこの3月頃から移植を受けられなくなる可能性があることが、先般、明らかとなった。必要なキットの不足が確定的という。国内未承認のキットを輸入して使用する道もあるにはあるが、600~900万円程度の医療費が患者負担となり、事実上、骨髄移植は手の届かないものとなる。そこで全国骨髄バンク推進連絡協議会(会長:大谷貴子氏)が、厚労省に迅速な対応を求めるための署名活動を行っている。 ※電子署名は
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 図はhttp://mric.tanaka.md/ehara.pdfこちらでご覧ください 要旨 2006年に受診を目的としてアジアを訪れた外国人患者は180万人に達している.安価で迅速な治療を求めて,アメリカやヨーロッパ等の先進国から途上国へと患者が渡航している. 現時点では,日本に渡航する外国人患者の数はごくわずかにすぎないと思われる.しかし,1ドル95円の為替レートで医療費を比較した場合,アメリカと比べて日本の医療費は格安である.一方,健康保険の診療
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 昨年10月7日、「呼吸器外しの意思尊重を 倫理委が異例の提言」というニュースが流れた(1)。内容は、亀田総合病院の倫理委員会が、全身の筋肉が動かなくなる難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の男性患者が提出した「病状が進行して意思疎通ができなくなった時は人工呼吸器を外してほしい」という要望書について、意思を尊重するよう病院長に提言していた、倫理委員会が判断を示したのは異例、というものであり、NHKでは何と患者さんの氏名も報道されている(2)。氏名を公表して
2008年12月28日発行 「重大な過失」あるいは「標準的な医療から著しく逸脱した事例」に代わる具体案 埼玉医科大学総合医療センター 高度救命救急センター 堤 晴彦 08/10/31 第15回「診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する検討会」での発言です 『明白な過失』 ある現役の検事が、刑事訴追する場合に考慮する要件の1つとして、「過失の明白さ(医学会で議論の余地のないほどの明確さ)」を挙げておられた。医療側にとって非常に明解であり、日本救急医学会の特別委員会において、それをもとに、「重大な過失」あるいは「標準的な医療から著しく逸脱した事例」に代わりうる具体案として、検討したものである(ただし、救急医学会としては未承認事項である)。 もちろん、私共法律については全くの素人の考えであるから、法的には多くの問題点が指摘されるものと推察される。しかしながら、法曹界ならびに医療
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 ●講師 横山禎徳(よこやま・) 社会システム・デザイナー [略歴] 1966年東京大学工学部建築学科卒業。建築設計事務所を経て、72年ハーバード大学大学院にて都市デザイン修士号取得。75年MITにて経営学修士号取得。75年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社、87年ディレクター、89年から94年に東京支社長就任。2002年退職。現在は、社会システムデザイナーとして医療をはじめ社会制度の再構築に取り組むことで、明日の日本を創る仕事に尽力している。 [著
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MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 医療の崩壊が続いている。2008年9月時点では,医療再生のための有効な対策は実行されていない。今後も医療崩壊は進むと予想する。 医療問題解決のための施策は,現実と乖離した規範の実現を目的とすべきでない。人間の特性と現実を踏まえて,実行可能性と結果の有用性を基準に制度設計しなければならない。本稿では,医療再生のための具体策の全体像を俯瞰したい。11項目よりなる「医療再生のための工程表」(図表:文末参照)を作成した。各項目について,簡単に解説する。 1 安
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MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 現在、日本医師会は公益法人制度改革に伴う新組織への移行を準備している。日本医師連盟は日本医師会と役員が重なっている。日本医師会-日本医師連盟の活動は、公益法人制度改革を前提にしているはずである。これを踏まえた上で、下記事項を確認しておきたい。 日本医師連盟 1 日本医師連盟委員長は日本医師会の唐沢会長、副委員長は日本医師会の3名の副会長に代議員会議長、代議員会副議長を加えた5名である。26名の常任執行委員は日本医師会の13名の理事、10名の常任理事、3
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MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 1、「医療水準論」について (1)「為すべきことを為した者は、生じた結果について非難されるべきではない」、逆に言えば、「為すべきことを為さなかった者は、生じた結果について非難されるべき」という理屈は、ごく常識的なものと言える。 過失とは、結果を予見でき、回避することもできたのに、不注意にもこれを予見せず、または回避しなかったことを言う。これを極端に解釈すると、およそ危険性のある行為は一切許されず、危険な行為をして結果が生じたなら常にその責任を負わされる
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2008年7月8日発行 横山禎徳 ※著者紹介 1966年東京大学工学部建築学科卒業。建築設計事務所を経て、72年ハーバード大学大学院にて都市デザイン修士号取得。75年MITにて経営学修士号取得。75年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社、87年ディレクター、89年から94年に東京支社長就任。2002年退職。現在は日本とフランスに居住し、社会システムデザインという分野の発展に向けて活動中。 先程から出ているように日本の医師不足というのは、もう悪循環に入っています。そう簡単に回復しないかもしれないと思います。それなのにそうだ、いやそうでないという議論が行われているようです。先ほどの話を聞いていて非常にマズイなあと思ったわけです。 図9 実際に、Payer、Patient、Provider、Control、Mass Mediaの間に存在する悪循環というのを、色々拾っているわけですが、例えば
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 ――『安心と希望の医療確保ビジョン』のセールスポイントを教えてください。 一番、国民が心配しているお医者さんの不足、奈良で妊婦さんがたらい回しされて大阪へ連れて行かれて死産したとか、そういう話がいっぱいありますでしょ。小児科が足りないとかね。そういう問題に対して、基本的に厚生労働省担当相としてどう対応するか考えましたということです。 国民みんなが足りない足りないと思っているのに、平成9年の閣議決定以来、歴代の厚生労働大臣は役人にそそのかされたのか、医師は十分に
2008年6月26日発行 ~過重労働の医師を病院は守れるのか~ 「小児科医師中原利郎先生の過労死認定を支援する会」 http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakahara/ 中原のり子 過労死事件の概要 平成11年8月16日 中原利郎、勤務先佼成病院の屋上から投身自殺(44歳) 平成13年9月17日 新宿労基署に遺族補償給付を申請 平成16年12月7日 東京地裁(行政部)労災不認定取消訴訟を提起 平成19年3月14日 原告勝訴判決! 平成19年3月28日 被告控訴せず→労災認定 1999年8月16日の朝、小児科医だった夫の中原利郎は真新しい白衣に着替えて、勤めていた病院の屋上から身を投げました。享年44歳でした。亡くなる6ヶ月前には、6人いた医師が3人に減ったこともあって、月に8回当直し完全な休日は2日といったような働き方をしていました。管理職になって採
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 「おたくの科の先生,こんなこと言っていましたよ!態度も良くないし,あれでは患者さんに失礼ですよ」,「患者の入院と言われましても今は満床ですから,入院の必要な患者がいるなら誰か退院させるしかありません」と看護師からのクレームを聞かされる.上級医からは,「あの医師はいい加減なところがあるから,もう少しきちんとさせないとダメだぞ」,「言うことを聞かないのは指導が甘いのではないか」などと小言を言われる.さらに,下級医からも,「患者の入退院がスムーズにいかないの
臨時 vol 42 小松秀樹 「医療の安全の確保に向けた医療事故による死亡の原因究明・再発防止等の在り方に関する試案 第三次試案」に対する意見(前半) ●はじめに 07年10月17日発表された厚労省の「診療行為に関連した死亡の死因究明等の在り方に関する試案 第二次試案」と、その後発表された11月30日付けの自民党案「診療行為に係る死因究明等について」は、後者で言葉があいまいになったものの、全く同じ枠組みであり、具体的な内容に変更はなかった。 現場の医師からは、第二次試案-自民党案に強い反対意見が表明された。第二次試案発表後、5ヵ月半の時間経過を経て、08年4月3日、第三次試案が発表された。 全体として、第二次試案より説明が詳しくなった。最も評価できる変更点は、病院からの届出だけではなく、遺族からの調査依頼が受け付けられるようになったことである。日本の医療は崩壊しかねない状況にあり、その最
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 1 信頼関係の再建 現在、医療事故調査制度のあり方をめぐって各種の議論がなされている。その目指す究極の目的が「医療者と患者との信頼関係の再建」にあることは、誰にも異論のないことだと思う。 信頼関係の崩壊が、医療者から見れば萎縮医療を招き、患者から見れば医療不信を招いた。医療者の萎縮が酷くなれば、患者不信にまでつながりかねない。このまま推移するならば、破局的な事態にさえ至りかねないと思う。 その原因の最たるものが、法的責任をめぐる軋轢、又は齟齬にあると考
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 日本医師会が「医師の職業倫理指針」の改訂案をつくり、1月25日までパブコメ募集していることをご存じでしょうか。http://www.med.or.jp/nichikara/enquete/rinri/info.html 医師がプロ集団として自主的に規律を維持し、国民の信頼を得ることは大切なことです。この意味で日本医師会が「医師の職業倫理指針」を作り、時代に応じて改訂していくことには全面的に賛同し、敬意を表します。しかしながら、今回の素案をみたときに、本
MRIC Medical Research Information Center の記事を MRIC の許可を頂き掲載させていただいております。 MRICメールマガジン配信希望の方は touroku@mricj.com あてにメールで依頼してください。 また、記事をひとつひとつ見たい方は右の「アーカイブ」をクリックしてみてください。 筆者は、07年10月17日に発表された死因究明制度についての厚労省の第二次試案の問題点を「医療の内部に司法を持ち込むことのリスク」にまとめて07年10月25日に発表した。その後、短期間で状況が大きく動き、07年11月1日、自民党のヒアリングの場で、ほとんどの医師が知らないままに、日本医師会、病院団体、学会代表がこの案に賛成することを表明してしまった。このままでは第二次試案にしたがって法案が作成されるのではないかと危惧された。そこで、この問題をめぐる日本
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