サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
mujina.hatenablog.com
先日のハロウィン時に渋谷で繰り広げられた仮装なるものをネットの記事でちょっとだけ閲覧してみたけれど・・・、馬鹿騒ぎする割には、ちょっと仮装自体のクオリティーに対する意識が低いような気がしたのは、ぼくだけだろうか。もはやハロウィンは単なる口実に成り果てている気がする。 ちょっと趣が違う話だが、南米ブラジルのリオデジャネイロで行われるカーニバルの参加者は、あの出し物に命をかけているそうであり、極端な話をすればその年の本番が終わった次の日から、来年度の出し物のアイデア出しが始まるそうである。そこまで本気なら少々の馬鹿騒ぎでもいいと思う。 というわけで久しぶりにコスプレの話、ふと見かけた『ドラゴンボール』の魔人ブウのコスプレがすごかったので取り上げてみる。 My Majin Buu cosplay (classical & street outfit) from #dragonballzhttps
スティーヴン・キング(Stephen Edwin King)の同名小説を原作とした映画『ダーク・タワー』(The Dark Tower)の予告編が、遂に明日2017年5月4日に公開されるようである。 Are you ready for another world? Catch me in The Dark Tower on July 28th! #TheDarkTower pic.twitter.com/n080CyrcsA — Idris Elba (@idriselba) 2017年3月19日 最近のハリウッドのプロモーション手法としてお馴染みの、「予告編は明日公開!」というティザー映像が先行して公開されている。 そしてこのティザーと時期を同じくして、以下のようなポスター・ヴィジュアルも公開されている。 image source : https://www.facebook.com/O
ぼくの相棒はいまだにPS3で、最近はゲームをほとんどやらなくなったけれど、映画のDVDとBlu-rayをそのPS3で再生しているので、現役バリバリの七年目。 昨日ふとYouTubeの動画を観ていたら、「PS4®が新価格」という広告が勝手に流れ始めた。 どうやら『ペルソナ5』とのコラボレーションらしく、五千円札でお馴染みの樋口一葉がなぜかPS4の筐体牢獄の中に監禁されていて、それをペルソナ5の主人公が盗みだすバリに外に連れ出すという筋書き。樋口一葉がいなくなったPS4は五千円値引きとなり、34,980円からの5,000円引きで、29,980円となる。そして、怪盗に連れだされた樋口一葉は、その怪盗に淡い恋心を燃やすという、半ば『ルパン三世 カリオストロの城』的な流れの、お話である。 値段も下がってみんな買いやすいし、お安くなった新型の発売日がペルソナ5と同じだから、合わせて買っちゃうね、という
YouTubeをダラダラ観ていたりすると、実に様々な映像が存在する。 そんな中で個人的にいっつも気になっちゃうのが、幽霊を撮影した映像とか、エイリアン本体を撮影した映像とか(UFOも気になるけれど、もはや多すぎるからとんでもないやつだけしか気にならない)、あとは未確認の奇妙な生物、たとえばイエティとかネッシーとか、そういうもの。 まあ大抵の場合には、観てすぐに、クオリティーの問題で完全に嘘だとわかるケース、あるいは昨今の映像加工技術の進化ですっごくよく出来てるんだど、技術に自惚れてやりすぎちゃってて嘘だとわかるケースなんかがあるが、時々、微妙に地味で面白味には欠けるんだけど、ちょっと本物っぽいよねってのがあったりする。 今回はそんな一連の怪しげな動画の最新情報、「中国とラオスの国境で翼竜の動画たまたま撮影しちゃったよ!」という、中国人によって撮影されたという謎の動画。 うん、確かにドラゴン
リドリー・スコットが監督した1982年のアメリカ映画『ブレードランナー』(Blade Runner)。 本作品はフィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(Do androids dream of electric sheep?)を原作としたSF映画であり、劇中の冒頭に登場するタイレル社の巨大ピラミッド型建造物に象徴されるように、まさにSF映画の金字塔と言われ、1993年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録もされている。また本作品以降の様々なメディアにおけるSF作品にも、大いなる影響を与え続けている。 BLADE RUNNER COLLECTOR'S BOX 作者: 洋画≪完全初回限定生産版≫ 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ 発売日: 2010/12/24 メディア: おもちゃ&ホビー 購入: 1人 クリック: 3回 この商品を含むブログ (
ふと思い出したので、もう一年ほど前の話をしよう。 小さな旅行として広島に行った際に、たまたま開催されていた「藤子・F・不二雄展」を観覧した時の話である。 ぼくにとって藤子不二雄は、特にFは、もちろんAもだが、その作品に大いに影響を受けた人たちである。まあ影響を受けたといっても、ぼく自身が漫画家をしているというわけではないのだが、毎日毎日齧ったり舐めたりするようにして漫画を読み漁っていた。 『ドラえもん』、『21エモン』、『ウメ星デンカ』、『オバケのQ太郎』、『怪物くん』、『パーマン』、『忍者ハットリくん』などなど、ずいぶんたくさんの藤子不二雄のコミックを所蔵していたけれど、諸事情あって今はもう手元にはない。 大人になってからも、子供の頃には読んだことのなかった少しアダルトな短編なんかを読み漁った。 だから「藤子・F・不二雄展」なんて聞いて、だいぶ期待して心ときめいて行ったのだが、ちょっとが
アメリカ映画などを観ていると、特に犯罪を描いた作品などで、鑑識の捜査官が殺人現場の写真を撮影しているシーンを見かけることがある。 そして時には、劇中にその殺人現場の写真自体が登場して、例えば現場写真に隠された秘密を解き明かす、なんていうシーンなどもよくありがちである。 今ふと思い付くものだと、デヴィッド・フィンチャーの『セブン』(Se7en)では、七つの大罪に模されて巻き起こる殺人事件の現場写真が、劇中に多く登場していたように記憶している。 ちなみにぼくの古い友人は警察官をしており、一時期鑑識関連の仕事についていたようで、頻繁に死体を見ていたと話していたことを思い出す。半ば腐敗した水死体などを見た後には、はじめの頃は食事が喉を通らなくなったと言っていた。 さて、アメリカの女性写真家メラニー・パレン(Melanie Pullen)という人物が手がける作品に『High Fashion Crim
この10年間で最大級だと言われる大型ハリケーン「マシュー」。 この直撃を受けた中米のハイチは甚大な被害に見舞われており、政府関係者からの情報を基に集計した結果、現在までの死者数が842人に達したとも発表されている。ちなみにこの日の風速は毎時195キロだったそうである。 「マシュー」は米東部時間午前11時(日本時間8日午前0時)時点で、カテゴリー3(5段階中3番目の強さ)に分類される勢力を保ったまま、米フロリダ州の東岸沖を約19キロの速さで北上しており、夜にかけてフロリダ北東部やジョージア州の沿岸に接近もしく到達、さらにはサウスカロライナ州の沿岸に接近もしくは到達すると予想されている。 そんな折、今まさに「マシュー」の脅威にさらされているフロリダでは、ソーシャルメディア上に出回っているとある写真の話題で持ちきりとなっている。 それは、「マシュー」の影響で浸水した街中を泳ぎ回るシャーク、つまり
「さっきさ、つっちゃん、又吉の火花、立ち読みしてたでしょ。どんなふうだった?」 店長は、三枚持っているから買わないと言っていたグリーンマイルのDVDを何故か一枚しっかり買っていて、ずいぶん気分が高揚しているようだった。 「読んだって言っても、冒頭のちょっとしか読んでないから、まったくどんなふうかなんて、言えませんよ。でも結局小説って、始めの何行かで、その隙間に吸い込まれない限りは、後は読めませんよね。それってたぶん相性だと思うんだけれど、どんなに誰かの評価が高くても、それはまた別の話で、入り込めない隙間だと感じたら入れないんですよね。理由はよくわからないけれど、自分には狭すぎるとか、なんだかベトベトしてて気持ち悪いとか、下水みたいな臭いがして耐えられないとか、もっと純粋にただ無理だとか。なんか嫌な例えばかりだけれど、そういうふうに感じた小説は、最初の一行だけでも、そう感じた時点で、すぐに手
※最初カブトムシとか書いてたので修正済み、知らないことがたくさんあるね。 毎日普通に生活していて、ふとした瞬間に、家の中で時々、見たことのないような虫が這い回っているのに気が付くことって、ないだろうか? ぼくは時々ある。 単に虫の知識量が少ないからだと言われればそれまでだが、本当は気付いている人が少ないだけで、未知の虫が家の中にもいるかもしれないと、ぼくは思うことがある。 中米とか南米とかのジャングルでもなく、東南アジアの森の中でもない、日本のなんてとこのない家庭内にも、ひょっとしたら新種の未知の虫くらい、一匹や二匹いたっておかしくないじゃないかと。 アメリカ映画なんかで、突然変異みたいな新種の危険な虫が町に大発生して・・・、みたいな作品もあるし。 例えばギレルモ・デル・トロの『ミミック』(Mimic)なんかは、あれは人間が手を加えて生み出した昆虫だけれど、それがニューヨークの地下で繁殖し
もうほとんどやってる人を見かけなくなった「Pokémon GO」(ポケモンGO)だけれど、またちょっとやる人を増やそうとして、イベントをぶっこんでくるらしい。 トリック・オア・トリート、ポケモンGOハロウィン大作戦、『Halloween Treats in Pokémon GO』である。 image source: Halloween | Pokemon.com 2016年10月26日から11月1日の間のハロウィン・イベント期間中、ポケモンを捕まえて手に入るキャンディー、つまりアメの数が二倍になるようである。ポケモンを博士に送ったりタマゴをかえしたりした場合にも、貰えるアメが二倍になるようである。 さらには期間限定で、いくつかのポケモンがウヨウヨ出現するらしい。 出現するのは、ズバット、ゴルバット、ゴース、ゴースト、ゲンガー、スリープ、スリーパーの七種類だそうである。 プロモーション動画が
日本国民の約116%くらいが、おそらくは知っているのではないかというほど有名なアニメーション映画『となりのトトロ』。 ぼく自身もDVDを所蔵していて、軽く四十回は観ていると思う。ところが、つい最近観返そうと思って家中を探したのだけれど、何故かどこにも見当たらない・・・、いったいどこにいったんだろう。まあ、そんなどうでもいい無駄話はさておき、先に進もう。 もちろんここで『となりのトトロ』とはどんな映画なんだということをわざわざ説明しなくともいいと思うのだが、念のために簡単に説明しておこう。 父親と二人の娘の家族三人(厳密には四人だけど劇中では母親は入院中)で引っ越してきた田舎に、トトロっていう化け物がいるよ、すぐとなりだよ。 という話である。もしかすると、『となりのトトロ』を観たことも聞いたこともないという人だっているかもしれない。もし万が一、そういう人がこの簡単なあらすじを読んだら、恐い話
マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィッド監督の『レッドタートル ある島の物語』が話題を呼んでいるスタジオジブリ。 さて、スタジオジブリと言えば、やはり宮﨑駿と高畑勲というイメージが強く、その二人の作品群は、おそらくは日本人ならずとも世界の人々が一度は目にしたことがあるのではないかと言うほど、あの世界観が脳みそに焼き付いていることと思う。 そして、やはりジブリ風とかジブリ的とかいう、どちらかと言えば宮﨑駿の作品群で、例えば『風の谷のナウシカ』だったり、『天空の城ラピュタ』だったりで描かれているものが、何か原風景のようにして、蘇ってくるに違いない。 さらに、おそらくは、あの世界観にインスピレーションを受けて、多くのアーティストが様々な派生作品とも言うべきものを生み出しているに違いない。 Matt Vinceさん、カタカナに変換するとマット・ヴィンスさんかな、というフリーランスのアーティストが、『ゼル
眠っている時間にみる夢の中で、それが夢の中だと完全に認識しているケースが有ることは、おそらくだが多くの人が経験していることだろう。 そういう範疇をまったく超越した、純カオスたる夢も一方ではあるが。けれどそれはさておき、比較的ドラマティックな夢の進行として、途中から完全に「あっ、夢の中だ!」と理解している場合がある。 今朝方みた夢の中でぼくは、途中からそれが完全に夢だと知っていて、行動を自分で制御することが出来ていた気がする。 これは補足だけれど、そういうときには、一度目を覚ましても、もういちど眠りに身を委ねれば続きをみることが出来る。 話を戻すと、つまりそれは、現実世界なら倫理的にしてはいけないと思うことをしても、「夢の中だから。」と思ってだよ、それを行動に移すことをしてみると、それがすんなり出来るのだ。 ただし、そういうケースはなんだか稀で、夢の中でも倫理的な判断に苛まれることが、それは
ある時期が訪れるまで絶対に観ることが出来なかった映画作品ってものが、今までの人生でいくつかあった。 そのひとつに、スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)の『2001年宇宙の旅』(2001:A Space Odyssey)がある。 image source : 2001: A Space Odyssey 初めて鑑賞したのは、いやその時は最後まで観られなかったんだけど・・・、確か中学生くらいの頃だったんじゃないのかなあ。当時はもはやサルとモノリスのシーンあたりで眠くなっちゃってさ、早々に撃沈した覚えがある。 その後、ぼくは大学で映画と映像を専攻したわけなんだけれど、教えを請うたとある教授の持論として、「素晴らしい映画ほど観ていて眠くなる、つまり観ていて眠くなる作品は素晴らしい映画なのだよ。」というものがあった。すべてに当てはまることではないと思うが、確実にそういう作品はあ
毎日の日課である犬の散歩の途中、近所の神社の裏手にある鎮守の森と呼ばれている場所の遊歩道を歩いていると、いつも通りかかる一本の大きなスダジイの根元の少し上の窪んで穴のようになった辺りの奥に、何か真っ赤な塊がひっそりと隠れるようにして張り付いていることに気が付いた。 連れていたイヌのザックもそれに気が付いたのかどうかは分からないが、私がそれに気が付いたのと同時にピタッと立ち止まり、私と同じようにその真っ赤な塊を凝視しているように伺える。 しゃがんでその穴の中に目を凝らしてみると、それは何やら人間の舌のような形状をしていて、プチプチと細かな毛穴のようなものが表面を覆っている。中心部分や樹に張り付いている面の部分はやけに生々しいピンク色をしていて、やはり人間の舌のようにも見えるし、見ようによっては歪な苺のようにも見受けられる。 私はしばらくそのまましゃがんでその赤い異物を観察していたのだが、ふと
「・・・というのが、まあ簡単な就業規則です。で〜、あとはね、具体的な仕事のやり方は、その場その場でね、覚えてもらいますから、まあ難しいことはあまりないし、大丈夫でしょう。」 ぼくがその大型スーパーマーケットのホームインテリア売り場でアルバイトとして働いていた期間は、たったの一ヶ月という短いものだった。そしてそれは短期のアルバイトという意味ではなく、その店でのある出来事が理由で、ぼく自身がすぐにその仕事を辞めてしまったからだった。 「あっ、そうだそうだ・・・、あとね、休憩時間はまあ今言ったように基本的に自由にしてください。で〜・・・、この建物の六階が、ウチの事務所とか従業員のロッカー室とか、あとは〜、社員食堂なんかがあるんだけど、そこに休憩室がありますから。あとは〜、えっとねえ・・・、あっ、まいいや、あとはまた追々にしよう。若宮くんは煙草吸うの?」 「いえ、ぼくは吸いません。」 「ああ、そっ
今回の「ぼくと、ホラー。」は、ホラー映画の細分化ジャンルの王道、ゾンビ映画を取り上げてみたい。 ゾンビ映画の始祖とも言えるジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(Night of the Living Dead)以来、昨今までに実に様々なゾンビ映画が製作されている。 個人的には彼のもっともメジャーなゾンビ作品、『ゾンビ』(Dawn of the Dead)や『死霊のえじき』(Day of the Dead)で描かれている楽園感が非常に好きであるが、今最も注目されているゾンビ作品と言えば『ウォーキング・デッド』(The Walking Dead)シリーズであろうと思う。しかし、ぼくはまだシーズン1までしか観ていない・・・。 さて、取り上げるのは「18 Lives Productions」の製作による短編のゾンビ映画『Deep 6』(ディープ6)、監督はスコット・マクナマラ
皆さんは映画のポスターって部屋に貼ってますか? ぼく自身は、現在は貼っていないのだけれど、かつて映画関連のグッズや玩具を山ほどコレクションしていた頃、部屋中にバリバリと貼っていた。 本当は、まあバリバリとまではいかず、なぜなら壁中にアクション・フィギュアのブリスターがバリバリ貼り付けてあったので、その隙間に地味に数枚貼っていたというのが正直なところである。 『ブルース・ブラザース』(The Blues Brothers)と『タクシードライバー』(Taxi Driver)と、あとは『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(Star Wars Episode I: The Phantom Menace)と、あとなんだっけ、忘れてしまったけれど。 先の二枚は公式ポスターではなく、ちょっとレトロなデザインのもの。『スター・ウォーズ』は公式の、ヤングなアナキンくんの影がダース・ヴェイダ
日本の古い民俗儀礼の中には、特定の日に神様とも化け物ともわからないような不気味な存在が現れて、日頃悪事を働いている人々を罰したり、家々の様子を見に来て災いを祓ったりするというものがある。 けれどおそらくもっと古くは、その化け物は単に災いを祓うという存在ではなく、そもそもそれ自体が災いであり、理不尽に子供をさらって食ったり、生贄を求めたり、家や土地に災いをなしたりするというような存在だったはずである。その災い自体を避けるために畏れ敬うことで、化け物はいつしか神格化され、現在のような民俗儀礼となって残存しているのだと思う。 東北地方のナマハゲなどは、そういったものの中でもよく知られる代表的なものであるが、古くはもっと禍々しく恐ろしいものだったに違いない。 日本だけではなく、そういった存在は他の国々にも多く存在する。自然環境や文化の違いから、一概に同種だとは言い切れないものもあるが、とにかくそう
アメリカにはスリフト・ショップ(Thrift Stores)というものが存在する。 これは何かといえば、古着や家具や家電などを寄付によって集めて再販売し、その収益を慈善活動や寄付に当てるという小売形態のことである。 「ああ、日本で言うリサイクルショップね」と思うかもしれないが、根本的に違うところは、売っている商品は「買取」された物ではなく、「寄付」された物なのであり、ショップは主に慈善団体によって運営されているため、スタッフもボランティアであることが多いのである。 一方、寄付する側にもメリットがあり、寄付した物の金額を自己申告すると、レシートが貰える。そのレシートを税務申告の際に提出すると、寄付した額分の税控除が受けられるという仕組みになっている。アメリカではスリフト・ショップに限らず、寄付した分の税控除が受けられ、寄付することで恩恵が得られるという仕組みが成り立っているのである。 さて、
蜘蛛が人を襲う映画ってけっこうな数があると思うけれど、ぼく自身が観たことがあるのは、有名どころではフランク・マーシャルの『アラクノフォビア』(Arachnophobia)とか、けっこう記憶に残っている。 ちなみにアラクノフォビアとは、「クモ恐怖症」のことであり、蜘蛛に対して異常な恐怖感を抱くことを指し示す言葉である。 そんな折、蜘蛛が哺乳類を捕食している恐ろしい動画が話題になっている。 オーストラリアのクイーンズランドにあるカパベラという町で、ジェイソン・ウォーマル(Jason Wormal)という人物がFacebookにアップした動画には、蜘蛛が、死んだ、あるいは動かなくなったネズミを運んでいる姿が撮影されている。 image source : https://www.facebook.com/jason.womal 彼によれば、隣人が「ちょっとクールなものがあるから見に来いよ!」という
「さて、今日はですね、地元ではちょ〜有名で、そして〜、ちょ〜ぜつ危険だと言われているスーパーな最恐心霊スポット!ここ〇〇市にある踏切に来ています!!!ちなみにですね、この時間にはもうこの踏切を通る電車は終電を終えているので、電車がこの踏切を通ることはありません!いや〜街灯とかまったくないですよ、真っ暗ですねえ・・・。」 夕飯を食べながらテレビのチャンネルをパラパラと変えていると、ある局で、この時期にありがちな恐怖の心霊特集云々と題した番組をやっていて、若手のお笑い芸人とグラビアアイドルらしき若い女性、そしておそらくはお決まりである付き添いの霊能力者風の五十代くらいの男性が、ぼくの地元の心霊スポットだとして確かに多く噂されている踏切の前で、ワイワイガヤガヤと騒いでいる画面が映しだされた。 「はい、今回はですね、ゲストになんとあの、今インスタグラムのちょ〜過激なセクシー写真でも話題の、深月マホ
日に日に夏の気配が遠のき、朝夕はすっかり涼しくなってしまったこの頃、みなさんは今年の夏を満喫できたであろうか。 まあぼくはと言えば、海でも泳がず山にも登らず、明日泳ごうとか、明後日登ろうとか思っている内に、気が付けばもう夏も終わろうとしていて、涙を流しながらこの文章を綴っている。 夏と言えばやはり、海水浴とかキャンプとかプールとか、スイカとかアイスクリームとかビールとか、怪談とか肝試しとか、祭りとか花火とか、フェスとかコミとか、恋とか夢とか、生とか死とか、まあいろいろある。 あとは夏にしか出来ないことは、昆虫採集なんてものもある。カブトムシやクワガタなんかは、冬に採りに行こうと思っても、そうは問屋が卸さない。実際には冬でも卸している問屋があるかもしれないけれど、真冬に虫アミをどれだけ振り回しても、そうやすやすと野生のカブトムシやクワガタは手に入らないだろう。 そんな風にして夏の終わりに、な
ずいぶん昔の話だけれど、ぼくはアメリカのアイオワ州で、とある一般家庭に一ヶ月間ホームステイしたことがある。 まあ海外のホームステイって、ケースによってはけっこうトラブルも多いと聞くが、ぼくがホームステイした家庭は、当時通っていた学校の英会話の先生の故郷にある、彼のご近所さんの家だったので、まったく何の問題もなく素敵な一ヶ月を過ごした。 ただそういう間接的な知り合いのケースを除けば、まったく見ず知らずの家に民泊をするという経験はいままでに一度もない。民宿は何度も泊まったことがあるけれど、民泊とはずいぶんと趣は違うしね。 最近はAirbnb(エアビーアンドビー)とかいう民泊仲介サービスがあるらしく、世界中のまったくの一般家庭において、例えば家主が旅行中に部屋が貸したいとか、旅行者が海外で安く宿泊したいとかのニーズが合えば、わりと手軽に民泊場所を提供できたり、民泊場所が探せたりするようである、詳
ストーム・トルーパーに関する日本においての認知度と、しかるべきヘルメットの件については、前回お話したとおりである。 また、大前提として「ストーム・トルーパーって、なに・・・?」というそこのあなたも、前述の帝国のイヌの記事にて説明を展開しているので、参考にしていただきたい。 さて、しかしうっかりしていたが、「ヘルメットだけじゃ、入隊には手が届かないよ!」という貴重なご意見を頂戴した。たしかにそれはもっともなことで、完璧なヘルメットを手に入れても、じゃあ体には何を身につけたらいいのかという問題が浮上してくることをうっかり忘れていた。「I LOVE TOKYO」と書かれたTシャツにジーパンとか、漆黒の燕尾服とか、あるいは全裸といった出で立ちでは、到底ストーム・トルーパーには及び得ないからである。 そしてもうひとつ、「ねえちょっと、女の子は、ストーム・トルーパーにはなれないのかしら?」という女性か
ぼくが地方に移住して数年、出会って話をした若者の中に、「東京にゆきたい!」と言っていた人が思いの外たくさんいた。 ぼくが東京に長く住んでいたと言うと、「なんでこんな何もないところに来たんですか!?」と真剣に驚かれたこともあった。 東京にゆきたいと思うことが決して悪いことではないけれど、彼らの「東京」にはいったい何があるんだろうか。 ぼくは別に何かがあるから東京に住んでいたわけではなく、きっかけは東京の大学に進学したから。そのまま惰性でなんとなく長く住んでしまった。 ある年に東北地方で大きな地震が起こり、津波が押し寄せ、原子力発電所が爆発した。 それから少しして、いっしょに暮らしていた恋人と別れた。 その後もしばらくは東京に住んでいたけれど、ある日、ぼくの東京にはいったい何があるんだろうと思った。仕事場の高層ビルの窓から眺めていたある大雨の日の東京、一瞬だけ黒々とした分厚い雲に裂け目ができて
近所の精肉店で牛の生レバーを買い終えて家に帰宅すると、やはり部屋の中がやけに寒かった。 もう夏も間近だというのに家の中が異常に寒くないかと、ことさらに妻が強く訴えだしたのは、今朝のことだ。 部屋は集合住宅の一階にある鉄骨コンクリート製の築40年ほどになるアパートメントだった。南向きの大きな窓とベランダがあり日当たりもよい2LDKの部屋で、周囲は畑に囲まれているため高い建物などは一切なく風通しも申し分ないものだった。しかしここで暮らし始めてから半年が経ったある日、妻が妙なことを口に出した。この部屋で過去に何か忌まわしいことでもあったのではないだろうかと、疑りだしたのである。なぜそんなことを突然言い出すのかと問うてみると、部屋の中の温度が異常なくらい低く感じるということだった。妻がその言葉を口に出したのは4月のはじめだった。それまでの半年間は冬期だったということもあり、日本の気候から考えても当
昨日、食材の買い出しのため近所のスーパーマーケットをうろうろしていると、野菜売り場の片隅に半額のシールが貼られた「豆苗」が一袋置かれていた。 他の豆苗はすべて新品らしく、その一袋だけが取り残され、半額のレッテルを貼られてしまっていた。 半額グループの野菜の中には、見た目で明らかに死にかけのものが多い中、その豆苗は他の新品の豆苗たちと何ら変わらない姿をしていたので、もちろん半額というお得さもあって、購入を決意した。俗にいう半額に目がくらんだわけである。 元の値段が100円であったから半額で50円、消費税込みで54円、お得な買い物である。 ここで豆苗とはなんぞやということに少しだけ触れておこう。 豆苗とはもともとは中華料理の高級食材であり、エンドウの若菜である。 昨今のスーパーマーケットなどでは主に豆から発芽させた若い状態のエンドウを根ごと袋詰して売られていることが多い。今回買ってきたのもこの
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ぼくと、むじなと、ラフカディオ。』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く