1、『郵便本』第一章第二節(1) 導入と哲学史的補足 ---19:05-19:35 (1) 冒頭 ・「幽霊」ghost, spector に憑かれた哲学、の意味:存在論ontologie の憑在論化hauntologie としてのデリダの語法 (2) 「存在」についてのいくつかの哲学史的補足: ・ハイデガー『形而上学とは何か』による「存在」についての考え方 「what is this ?」に対して、①科学は「S is P」の「P」部分について探究する。これに対して、②哲学は「S is P」の「is」部分について探究する。 ・「分析哲学/大陸哲学」 この時期は、哲学が、科学・論理学寄りの分析哲学(カルナップ)と形而上学寄りの大陸哲学に別れようとしていた時期(〜1930年代中盤くらい) 前者①についてはその後、分析哲学の自壊(『哲学探究』)からクリプキ『ウィトゲンシュタインのパラドクス』におけ