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大谷翔平
naotokui.medium.com
初出 — InterCommunication 2003年9月号 ここ最近,Generative Art,Generative Designといった言葉をよく耳にする.これらは,制作者によって定められたある種の自律性を持った「生成的な」プロセス(自然言語で書かれたルール,機械,そして典型的にはコンピュータソフトウェアなど)によって生み出されるアート,デザインとして定義される[1].一般に作品などと呼ばれる生産物そのものではなく,作品を生み出すプロセスを作ることに制作者の主眼が置かれている点を特徴とする. 何らかの手続きに基づいて映像や音楽を生み出す行為自体は,モーツァルトの《音楽のさいころ遊び》 の例を挙げるまでもなく,それほど目新しいことではない.しかし,90年代以降,人工生命や遺伝的アルゴリズムなどの確率的・集合的アルゴリズム体系によって提示された従来の西洋科学にはないボトムアップな世
AlienとしてのAI来たる2019年10月10日と11日。Dentsu Lab Tokyo (DLT)と僕がHead of Technologyを務めているDentsu Craft Tokyo (DCT)が主催するカンファレンス、Creative Aliensが開催されます。テクノロジーと創造性をテーマにする一連のカンファレンスの第一弾として開催される今回のイベントですが、今回は人工知能、AIをテーマとしています。 人間の創造性に限定されない、新しい、「異質な」創造性を実現する手段としてのAIにフォーカスします。人工知能の研究者やソフトウェア・エンジニアのように、一般にクリエイティブと聞いて想像する枠の外側に存在する「異星人」の発想を取り込んでいくことが、イノベーションへの近道である、イベントのタイトルにはそういった意思が現れています。 僕自身もAIは Artificial Intell
2019.9.20 update: 本記事で紹介している曲が Spotifyで公開されています! 今回はここ半年ほど取り組んでいる、Deep Learning/機械学習を用いた音楽制作についての個人的なメモです。考え方の背景から技術的に工夫したところ、今後のビジョンなどについて書きたいと思います。(先に実際に作った曲を聴いてみたい、という方はこの記事の一番下まで飛んでください!) 自己紹介まずは自己紹介を。私は2019年4月から慶應義塾大学SFCにて、Computational Creativity、AIと創造性、特に音楽に関する研究室を主宰する予定です。この記事はSFCの学生(および未来のSFCの学生)に向けての文章という意味合いもあるので、すこし丁寧に自己紹介します。 1998年 DJを始めた頃の自分… (^^私は大学で人工知能・人工生命などの研究を行っていた学生時代にDJを始めました
AI DJ Project — http://qosmo.jp/aidj/ Visualization: Shoya Dozonoupdate: 2022/5 この記事を書いた2017年以降の最新の情報をカバーした、音楽生成AIに関するホワイトペーパーをリリースしました。こちらから無償でダウンロードできます。 ホワイトペーパー 音楽生成AIの現状と可能性update: 2021/2 音楽をはじめとした創作活動、創造性とAIの未来像を書いた拙著『創るためのAI—機械と創造性のはてしない物語』がBNNから発売になりました。この記事で書いている内容にも触れています。ぜひお手にとってみてください。 update: 2019/9/25 2019年 4月から慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで 、Computational Creativity Labという名前で研究室をはじめました。AIを使った音楽制作
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