うるささう 月岡芳年 明治21年 原宿にある太田記念美術館に行って来ました。「浮世絵にみる愛されるペット」という企画展が開催されていたからで、これはきっと国芳の猫浮世絵なんかもあるに違いない、と思ったわけです。 浮世絵というと、江戸時代のもの、という感覚がぬぐいがたくあるのですが、実際には明治年間においてもかなり盛んだったようで、明治時代の作品も沢山ありました。 実際に、絶対数が一番多いのかどうかは判りませんが、展示されていた浮世絵 或いは肉筆画に描かれていた「ペット」の大半を占めていたのは猫で、わたしはその描かれている猫の毛色と尻尾にばかり目をやっておりました。 やっぱり、圧倒的に白黒ブチの猫が多い。尻尾も短くて巻いている イマドキにいうと、「かぎしっぽ」の猫が圧倒的に多いです。シマ猫は 1匹しか展示されておらず、まるでトラみたいな顔に描かれていて、(顔つきがコミカルで可愛かったですが)