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ノーベル賞
news.yahoo.co.jp/byline/otagakiayako
いよいよ引っ越しシーズンも佳境に入り、現在の住まいを引き払い、新しい住所に入居する、という方も多いと思います。 そんな引っ越しのタイミングで、実は頻繁にあるトラブルが起きていることをご存知でしょうか? それは「原状回復義務」に関するトラブルです。 私がこれまで司法書士として解決してきた、2500件以上の賃貸トラブルのなかでも、この「原状回復義務」に関するトラブルはとても多く発生しています。 そこで今回は、そんなトラブルを避けるために知っておきたい、入退去時に必ずやっておくべき3つのことをお伝えします。 1.とにかく写真を撮っておきましょう 入居の際は、自分の荷物を入れる前に、まずは空っぽ状態の室内の写真をたくさん撮っておきましょう。 「原状回復」に関するトラブルがなかなか決着せず長引くのは、多くのケースで、借りた時点の状態を示すものがほとんどないことも一因です。 退去時の確認で見つかった汚
春は引っ越しシーズンというイメージですが、年々物件の動く時期が前倒しになっています。賃貸業界の繁忙期も3月から1月、早ければ12月とスタート時期はずいぶん変わりました。繁忙期に部屋を借りる際には、まだ今の入居者が住んでいる段階で希望者が申し込みをする→ある程度の審査をしておく→居者が退去する→実際に室内を確認→すぐに契約するという流れになります。実際に室内に入ってみたら、イメージと違うとなっても、もはや空いている物件はないかもしれません。そのため10月ごろからなら、ゆっくり空室になっている物件を見た上で契約できるので、全体的に物件の動き出す時期が早くなってきたという訳です。 では実際に部屋を借りる場合、どういったところに気をつければいいのでしょうか? 筆者は仕事柄20年近く賃貸トラブルに携わってきた中で、家賃滞納者からの相談対応や問題のある物件を直接見続けてきたことで、賃貸契約を失敗しない
コロナでごく一部の業種を除いて、日本はかなり経済的ダメージを受けました。仕事を失ったり残業代がカットされたり、給与そのものが減額になってしまった人もいます。夫婦共働きでいたところ、ひとりの収入が減額になってしまったことから、生活が立ち行かなくなった人たちもいます。今年の夏のボーナスが出なかったらどうしよう、そう思いあぐねている人もいるはずです。 そんな中、私のところに家主側から賃借人の家賃滞納に関する相談が多く寄せられるようになってきました。前年度に比べて10%以上増えています。家賃を滞納しそう、このままだったら払えない、そう思ったら、すぐに行動に移して欲しいと思います。 家賃を滞納したときにやってはいけないこと 家賃を滞納すると、督促の連絡がきます。逃げたい気持ちは分かりますがここで絶対にしてはいけないことは、スルーしてしまうこと。 電話を取らない、居留守を使う、手紙も読まない、このよう
コロナ禍でダメージを受け続けて1年。倒産、派遣切り、早期退職等々のニュースが飛び交う中、収入が減ってしまうと、賃貸物件の家賃を払えないという状況が生まれてしまうかもしれません。そんな時、絶対にとってはいけない行動があります。 それは、‟夜逃げ” です。 普通賃貸借契約は、解約等をしない限り継続する契約です。つまり勝手に出て行ったとしても、契約は継続したままなのです。当然に家賃は、出て行った後も延々と発生します。自分は退去したので、もう家賃を払わなくてもいいと思っていても、ある日突然、忘れた頃に滞納賃料等を債権として、財産を差し押さえられる可能性があるのです。 行方不明になっても裁判手続きは進みます 一方の夜逃げされた家主側はどうでしょうか。 賃借人が家賃を払わなくなり物件に行ってみると、どうやら住んでいる気配がない、そう思ったとしても、家主側は勝手に室内に立ち入ることも、ましてや室内の荷物
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