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衆院選
note.com/kaeruda
夢を見た。 まだ3歳くらいの小さかった娘を連れて、近くの公園に行く夢だ。 肩掛けできる大きなトートバッグにタオルやボールやシャボン玉を入れて、普通に歩けば5分かそこらのところを、娘と手をつないでゆっくりゆっくり、途中立ち止まって生垣の花を見たりしながら20分くらいかけて歩く。 公園の遊具はまだ危なっかしいから、走り回る娘につきっきりで、時々小学生の子のボールが転がってきては冷や冷やしたりする。汗をかいたなと思ったら拭いてやって水筒のお茶を飲ませて。頭の片隅では「晩ごはんは豚肉を使い切ろう」とか考えて。 ……そういう、特別なことはない、だけど子供が大きくなった今ではもう起こらない日常の夢だ。 夢って、映画でも観るかのようにストーリーを辿っていくものもあれば、もっと抽象的で断片的な場面やディテールがぐるぐる回るようなものもある。 私が見たのは後者で、はっと目が覚めたら生々しい感触や情報が頭の中
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