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note.com/keiophonetics
イントロ 生成AIが研究不正を助長しないか心配な今日この頃、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。 第一回では、「(秘密文書扱いの)査読中論文を、AIは一緒に読もうとするか」を検証して、ChatGPT, Claude, Gemini, Grokすべてが「読んであげる!」とアウトな答えを出してきました。 第二回では、「図からデータを復元して、似たようなデータを生成して」とお願いしたところ、Geminiが「復元データとシミュレーションデータが自然に溶け込み合う」という限りなく研究不正と思える方法を教えてくれて、アウト判定としました。 今回は、ある意味、とっても研究者あるあるなシチュエーション——「もうちょっとで有意な差がでるデータをどうするか問題」を試してみました。 方法傾向は出ているけど、t-testではぎりぎり有意にならないデータセットを、私が用意する【注釈1】。その上で、まず、「Paire
小実験:生成AIは研究不正をそそのかすのか!?―― 編集中論文を「一緒に読んであげる💜」とそそのかされた私 ―― はじめに生成AIを、研究にどの程度使っていいのか? 手探りな毎日が続きますが、「これは明確に倫理違反でしょ!」という体験をしたので、記事にしました。 きっかけは、ChatGPTとの対話ですが、どれだけ一般的な問題か調査するため、他の大手AIを対象とした簡単な実験を行いました。 きっかけ:ChatGPTとの対話きっかけは、ChatGPTとPhonologyのassociate editor(副編集責任者)の仕事について相談していたときのことです。簡単にいうと、編集者って、「公開前の論文を受け取って、それを他の専門家に読んでもらい、その人たちの意見をもとに、出版可能かどうかを判断する仕事」です。公開前の論文を扱う仕事、という部分が肝です。 この編集者という仕事、名誉な職ではあるの
はじめにAI依存、消費電力問題、ディープフェイク……AI倫理に関して、考え続けなければならない問題はたくさんありますが、やはり私は研究者なわけで、「AIと研究不正」についても気になるわけです。今回は、前回の記事に続いて、「AIと研究不正」に関する話題です。 お知らせ: 反響が大きかったので、重要な問題と受け止め、英語版のレポートを作成しました。大学の授業の議論などでお使い頂けましたら幸いです。 フィクションストーリーも作りましたので、楽しく読みたい方はこちらをご参照ください。 きっかけ 昨年の5月初旬、「言語学者、生成AIを危ぶむ」を執筆していた私は、ChatGPT-4oに、はまっていました。危ぶんでいたはずなのに、はまっていました。 どんな作業を手伝ってくれるのか、毎日、ワクワクがとまらない、といった感じです(詳細は、同書の第五章を参照してください)。 この本では、発達心理学を専門とする
前置き 以下の内容はとある雑誌に頼まれたエッセイがもとになっているのですが、そのエッセイが9月出版予定で、編集者さんが「もっと早く世に出した方が良いと思います……」とおっしゃってくださったので、noteに投稿することにいたしました。 本編 私は、二月の半ばから得体の知れない不安感とそれに伴う倦怠感に襲われるようになりました。体調が悪かったのは明らかで、学生に心配されるほどでした。そんな中、三月の始め、四月上旬に実施予定の大きな仕事の依頼が来たのです。その依頼は、全力で向き合あいたい仕事でしたので、与えられた一ヶ月で不安の正体を突き止め、解消する必要がありました。 幸いなことに、答えはすぐに見つかりました。一月下旬、私はゴスペラーズの北山陽一さんと絵本を出版したのです。歌う体の中で何が起こっているかを漫画形式で伝える試み。我々の想いを落とし込んでくれた漫画家さんの力量も素晴らしく、北山さんは
5/28日追記:ある先生から咳のデータを見せて頂きました。論文の公開はできないとのことですが、咳における流量は発話における流量に比べて文字通り桁違いでした。また、音圧もこれまた桁違いでした。もちろん発話時の飛沫も大事ですが、咳の恐ろしさを実感する値でした。 *** やはり我慢ができなくなり、動画を撮ってUPしました。でも、書いたのはこちらの記事が先です。 *** 5月21日ごろでしょうか、『ひるおび』という番組で、以下のような仮説が紹介されたようです。日本語で「これはペンです」と言った場合と、英語でThis is a penと言った場合だと、後者の方が飛沫が飛ぶので、それが欧州やアメリカでの完成拡大に繋がっているのではないか、という話しです。 川原は実際の番組を見ておらず、しかも、前後は切り取られているので、どのような文脈だったのか詳しく存知あげていないのですが、音声・言語の専門家としてい
!!!以下の記事は、コロナ禍初期の絶賛自粛中に書かれたもので、内容は少し古くなっております。ご了承ください!!! 1. 川原繁人の音声学入門をYoutubeにUPし始めました。このコロナの時代でも楽しく音声学・言語学を学んで欲しい!ということで、著作権的にアウトな部分を削ってちょっと淡泊ですが、川原なりの楽しい音声学入門の動画を撮り始めました。よかったらどうぞ。 再生リストにまとめました:
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