サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
夏の料理
note.com/nippan_tsushin
【寄稿】BooksPROとは何か? どう誕生したか?:一般社団法人日本出版インフラセンター(JPO)専務理事 渡辺政信 日本出版インフラセンター 専務理事 渡辺政信 氏 JPOが運営する書店向け出版情報サイト「BooksPRO」は、この3月でオープン1年を迎えました。皆さまは、ご覧になったことはありますか? 業務に活用されているでしょうか? 実際に商品の注文につなげたことはおありでしょうか? 今回は、「日販通信」の誌面を借りて、JPOのこれまでの活動・思いの集大成ともいえるBooksPROをご紹介し、その機能をご説明します。 1.JPOから JPRO、そしてBooksPROへの道のりまず、BooksPROをより良く理解していただくために、少々時代を遡りましょう。いま、出版社の編集、営業、宣伝は、手掛けた書籍・雑誌をいかに書店に売っていただくか、読者に認知させるかに汲々としていますが、私が前
2020年の店頭売上が集計以来初の前年超えを記録した中、「18歳意識調査 第30回―読む・書く―」(日本財団調べ、2020年9月29日~10月5日実施、インターネット調査)によると、コロナ禍の影響で4人に1人が「読書量が増えた」と回答しました。また、よく読むジャンルについては、小説が62.6%、漫画49.9%、ライトノベルが26.0%と続きます(複数回答可)。巣ごもり需要の拡大とともに、若者の目が読書に向き始めているといえます。 そうした今こそ、10~20代の読者に向けて、著者別やテーマ別などに切り口を変えた売場展開をしてみてはいかがでしょうか。その売場づくりのヒントとして、今回は2020年にブレイクし、10~20代の支持を得ている作家2人と作品のほか、若い世代から人気を得ている作品の傾向についてお伝えします。 2020年10~20代の支持を得た凪良ゆう・汐見夏衛 1人目は、2020年本屋
出版流通学院では、書店で働く皆様の仕事や働き方、出版業界に対する考え方や意識を明らかにし、各種セミナーや発行物の企画・運営等に活用することを目的として、書店員マインドアンケートを実施しています。 今回は「書店員であるあなたを支えているものとは?」をテーマとし、書店員の皆様のお客様や本、自身のスキルアップ等との向き合い方にフォーカスした調査を行いました。 【第2回書店員マインドアンケート】 ■募集期間 2020年7月1日~26日 ■対象 2020年7月現在、書店もしくは書店本部で勤務している方 ■応募総数 276名 ■回答方法 出版流通学院 HP特設ページQ.「書店員」であるあなたを支えているものは何ですか? 今回のアンケートテーマである書店員としての支えは何かという設問に、「本への愛情」「お客様」「売場作り」「個人のスキルアップ」「チームワーク」「数値目標」の6つの中から当てはまるもの
日販 取締役副社長 流通改革責任者 安西浩和 出版流通改革の必要性まずは、いま出版流通で何が起きているのか、そのFACTを確認した上で、出版流通改革(図1)の必要性について説明させていただきます。その後に出版流通改革の具体的な内容として、「取次努力のコスト削減」の状況と、「サプライチェーン改革」、「取引構造改革」について述べさせていただきます。 いま出版業界では、雑誌の売上減が大きな打撃となり、取次会社は赤字に転落しています。さらに、市場の縮小により、流通効率は悪化し、本を全国へ届け続けることが難しくなってきています。流通量が減少し、書店様の店舗数も減っている中では、1店舗当たりの荷物は小さくなり、出版流通の効率が悪くなるからです。 弊社が毎年支払っている運賃実額の推移をみますと、2013年までは送品量の減少に連動して減っていました。しかし、2014年以降は横ばい、近年には上昇に転じていま
消費税額を含めた支払総額の表示義務が2021年3月31日に免除期限を迎えることをめぐって、一部の作家や出版関係者が表示コストの負担や非表示書籍の返品増加による出版社の経営危機を懸念する声が相次いだ問題で、日本書籍出版協会(書協)は、「出版社に総額表示への対応義務が発生するのは4月1日発売の書籍から。3月31日までに発売された書籍の店頭在庫を返品したり、回収したり、店頭で(総額表示記載)スリップを入れたりすることは求められていない」との見解を示した。 04年開始時は混乱なし なぜ今に4月1日を境に総額表示を施されていない、「店頭の書籍が返品される」「出版社が本を回収して対応する必要がある」など、ネットで騒がれた問題を否定。さらに、「実際、2004年に総額表示義務が開始された時も、店頭在庫を書店が大量に返品したり、出版社が回収して再出荷して対応したり、書店員が店頭でスリップを挿し込んだという事
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『日販通信note|note』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く