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衆院選
note.com/sumuchiyuma
童名とは童名(ワラビナー)とは、琉球諸島で用いられていた名前です。 沖縄芝居「泊阿嘉」に登場する「樽金(タルガニ)」や「思鶴(ウミチル)」、歌人として知られる恩納ナビーや吉屋チルーの「鍋(ナビー)」「鶴(チルー)」などが童名になります。大正・昭和初期生まれのおばあさんに「カマド」さんや「ウシ」さんといった名前を見ることもありますが、これらも童名に由来するものです。 琉球王国時代には国王から庶民まで貴賤を問わず、老若男女すべての人がこの童名を持っていました。近世の士族男性は唐名(例:蔡温)や大和名(例:羽地朝秀)など公務で用いる名前も持っていましたが、それとは別に童名も持っており、家族や友人など親しい間柄では童名で呼び合っていたそうです。 童名は昭和初期頃まで名付けられていましたが、現在では廃れています。なお、近代では戸籍上の名とは別に付けられることも多くありました(例:戸籍上は花子だが童名
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