乃木坂46は総体として、“自然に成熟していくさま”を体現しているグループとしてあるのではないかな、みたいなことを観測半分と期待半分でここしばらく考えています。 先日、京セラドームで開催されていた「乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE」もそんなことを考えながら観ていました。 今年のバースデーライブは全4日間を使ってグループの持ち曲を全曲披露する、かつての形式を復活させています。最終日が西野七瀬さんの卒業コンサート、それに先立つ1~3日目では作品リリース順にセットリストを組むスタイルでした。 チケットをとれたのが1日目と2日目のみだったので、必然的に「まだキャリアの浅い頃の彼女たちにあてて作られた楽曲を、円熟期を迎えた現在の彼女たちがパフォーマンスする」さまを観る時間が多くなりました。特に最初期の楽曲についていえば、まだ若くキャリア的にもビギナーな段階の、現在とは大きく違う