はじめにnoteに現代角換わり腰掛け銀について書いてから早3年。 時代は流れ、現在では、藤井聡太竜王の得意戦法として猛威を振るっています。 ここから、現代角換わり腰掛け銀の現在地について書き進めていきます。 9000字近い長文になりますが、わかりやすく書いたつもりです。 詳細な変化については、書籍等でご確認ください。 「▲4五桂」の代表的な局面 今回のテーマといえる「▲4五桂」(△6五桂含む)の代表的な局面を挙げました。これらの図を一つずつ理解していくことで、現代角換わり腰掛け銀を理解できるようになるはずです。 では、「▲4五桂」をめぐる冒険に出発しましょう。 7九玉型での▲4五桂3年前に書いた記事はこちら。 現代角換わり腰掛銀の「テーマ図」での後手の8つの手段を解説! その時の現代角換わり腰掛け銀の「テーマ図」は今も変わりません。 3年前の記事では、後手には8つの選択肢があることを一つず