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note.com/yutakakn
2018年に20年勤務した会社をやめて、2019年1月に独立起業しました。現在、5期目に入っています。これまでいろいろな仕事のオファーがあり、私を悩ませてきました。 by nameでお仕事の依頼をいただけることは、大変嬉しいことで、悪い気がしません。しかし、自分の身体は1つしかないので、依頼された仕事をすべて請けることはできません。とはいいながら、依頼を無下に断るのも相手に悪い気がしていました。 結局、どうするのが正解だったのか? 今回はそんなお話です。 取引額の大きな案件報酬の額面がそれなりに大きなお金で、仕事の内容も片手間では難しそうな依頼についてです。金額の大きさ=責任の大きさでもあるので、それ相応の責任も大きくなります。 たとえば、週3日の稼働で契約した場合、作業の遅れがでたり、突発的な障害対応が発生したりした場合は、残業や稼働日の増加をする必要があるでしょう。 よって、この手の案
株式会社NEXERが運営するキャリアバイブルというWebサイトがあるのですが、このたび組み込みエンジニアに関する記事の監修というお仕事をいただきました。 過去に、書籍の監修をやったことはあるのですが、Web記事の監修というのは初めてでした。株式会社NEXER様とは初取引であり、どうやって私のことを見つけてくださったのかは謎なのですが、いずれにせよありがたいことです。 組み込み開発に必要なスキル組み込み開発のゴールはハードウェアという製品を作り、お客様に提供することなので、作るものはハードウェアになります。 お客様はハードウェアに対してお金を払ってくれるのです。ハードウェアを制御するソフトウェア(ファームウェアと呼ぶ)に対する金銭価値は0円なのです。ですので、ファームウェアの更新はただで提供するのが一般的です。 組み込み開発を行う技術者(組み込みエンジニア)はハードもソフトも両方のスキルを持
こんにちは、ゆたかさんです。筆者は2004年にTera Term Projectというオープンソース開発プロジェクト(非営利のコミュニティ)を立ち上げました。そこではTera Term(テラターム)というターミナルソフト(ターミナルエミュレータ)の開発が行われています。そして、この度、一身上の都合で2019年12月にプロジェクトから引退をしました。2019/12/7に行ったTera Term 4.105のリリース作業が、筆者の最後の仕事となりました。今回はそんなお話をさせていただきたいと思っています。なお、プロジェクトは他メンバーにより継続されています。
こんにちは、ゆたかさんです。今回はラズパイ(ラズベリーパイ)という電子機器で動作するLinuxカーネルを、QEMUというエミュレータで動かすにはどうしたらよいかというお話です。先駆者がいたにも関わらず、案外試行錯誤して苦戦しましたが、結果としてはうまく行きました。 何がしたかったのか
こんにちは、ゆたかさんです。今回はファイルの差分比較およびマージツールとして定番のWinMergeに関するお話です。 WinMergeとはなにかWinMerge(ウィンマージ)というのはWindows向けのフリーソフトのことで、ファイルの差分表示やマージが行えるのが特徴です。差分表示するツールとしては、むかしからdiff(ディフ)がありますが、コマンドライン操作となるため、コマンドライン操作が苦手な人には不向きです。WinMergeはGUI操作であるため、コマンドライン操作が苦手な人でも簡単に使うことができます。 WinMergeはオープンソースソフトウェアでもあり、GPLバージョン2というライセンスの元でソースコードが配布されています。開発言語はC++です。つまり、WinMergeのソースコードを自由に改造して、二次配布することができますが、配布の際、改造したソースコードを公開できる状態
こんにちは、ゆたかさんです。Tera TermのOpenSSL 1.1.1対応に失敗した話における作業の中で、久々にレガシーWindowsを体験したことで、懐かしくもあり、甘酸っぱい思い出を思い起こされるような、そんな気持ちになりました。そんな作業の中で、本筋の対応とは別のところで気になった現象が発生しました。今回のお話はトラブルシュートの話になります。 問題に気付かないフリをしていた
こんにちは、ゆたかさんです。今回は2017年初頭から2019年夏にかけて取り組んだ、ターミナルソフトTera TermのOpenSSL 1.1.1対応についてお話をします。 ゴールの設定
こんにちは、ゆたかさんです。いつもはTwitterで #カーネルパッチ勉強会 を投稿しているのですが、今回は特別バージョンとしてnoteでやってみることにしました。 カーネルバグ修正の元ネタ今回取り上げるのはLinuxカーネル5.2.2のstableブランチで修正されたもので、下記になります。 修正内容を見てみようLinuxカーネルのパッチというと、ソースコードの修正が主ですが、今回の修正内容は「ソースコードのコメント」のみが対象となっています。ちょっと一安心しますね。以下に修正内容をそのまま転記しました。 diff --git a/kernel/irq/manage.c b/kernel/irq/manage.c index 54a41da..df8498d 100644 --- a/kernel/irq/manage.c +++ b/kernel/irq/manage.c @@ -96
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