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ノーベル賞
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先日は日本のシクロクロスの大祭「シクロクロス東京」でした。 クロスのレースに出ていないのでポイントを持っていなく、海外からの招待選手を含む30人だけが出られるエリートのレースには出場できなくて、いつものC1のレースへ参戦。63人中58番目のスタートコールでほぼ最後方。抜ける場所が少ないレイアウトのコースだったので名物の砂浜でダッシュをするしかなく、他のライダーが余力を残しながらバイクを担いでランニングしている横を全力でランニングして前に上がって行って、そのまま2位に1分以上の差を付けて優勝。2位にはUKYOの畑中君。 会場では多くの人から走り方や練習の仕方を聞かれた。 そこで気が付かされた事があった。 それは「体幹」や「脱力」とかをこのブログやスクール等で今まで言いすぎていたんだという事。 まず、体幹トレーニングを一生懸命した所で、体幹を使えるようになるとは限らないって事。筋肉が付いても動
熱く戦い、勉強にもなったアメリカ遠征から帰宅。 しかし輪行ケースを開けたら愕然。バイクのフレームに傷がガッツリと。 梱包の仕方が悪かったなら自分のせいだが、梱包などは朝飯前で、壊れもしなければ傷も付かない詰め方ってもんの完全に取得している。それであってもありえない傷が入っているその理由。 それは http://ja.wikipedia.org/wiki/TSA%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF の通りTSAというものがアメリカにはあり、開封して検査をする。その際に検査員がフ#%$ユーな人に当たってしまうと、傷が付かないようにちゃんと梱包してようが、全部ひっくり返して検査しても元通りには戻さず、テキトーにケースにぶち込んでおしまい。今回はトップチューブに硬い物で叩かれた際にできる塗装の割れが出来ていた。もちろん、当たって傷が付くような硬い物、鋭利な物は厳重に包んでいる。な
ここのところ、この記事を読んでなのか「炭水化物は少なくていいのですか?」という質問をよく受ける。 http://bikejournal.jp/main/?p=7710 私はの返答は「あなたはプロツアーの選手ですか!?」と。 ツールやジロで3週間毎日4時間もレースするプロと同じ内容の食事をする意味を逆に問うと「・・ん~・・」と言葉に詰まってしまう。プロの真似をしたい、その気になりたいのは良く解る。しかし残念な事に全く生活リズムが違い、レース内容も違う世界の事を真似したところで身になる量などたかが知れている。「通勤で毎日往復60K、土日は200K走っている」とはワケが違う。 一般人が出場するレースはまず土日開催。土日といっても2日間走るレースはまれで、多くは1日だ。合宿を組んだとしても2泊3日が多く、3泊以上の合宿は学生やプロたま(プロを目指す卵)じゃないとそうそうは組めない。プロツアーの選手
灼熱地獄とでも言おうか、連日のこの猛暑。 車で幹線道路を走っていると、この暑さの中でも隊列を組んで走っているライダーが結構いる。 日本体育協会公認コーチである私から言わせていただくと、この猛暑の中での練習はしない方が良い。 プロだったりするのなら話は別だが、走るが好きだからとか、レースで目標があるとか、色々な理由があるにせよ、日本体育協会が熱中症予防のための運動指針として発表している中で、WBGTというものがあり、「熱中症予防の温度指標として、WBGT(Wet-bulb Globe Temperature)が用いられます。WBGTは気温(乾球温度)、湿度(湿球温度)と輻射熱(黒球温度)および気流の影響も反映された、総合的に暑さを評価できる温熱指標」というものがある。 ・気温35度以上は原則運動禁止 ・気温31~35度では厳重注意(熱中症の危険が高いので激しい運動や持久走など熱負担の大きい運
呆れてしまった。 「自転車」という言葉と「旅」という言葉が表紙に大きく踊った自転車の雑誌をパラパラめくったら、120キロ走るっていう記事の中で、ライダーがヘルメットを被っていないのである。 この雑誌を作った人間は、そんな事も解らない人間なんだろうか? セッティングを出すために空き地で工具片手に乗ったり降りたりする場合もヘルメットを被れとか、100M先のコンビニにママチャリで行くのにヘルメット被れとか、じゃー200Mなら?1キロなら?10キロなら?そんな事は常識のある大人ならば言わなくても判るだろう。自分で判断しろ。 しかし、雑誌という公の場ととれる場で「ノーヘル」はいかがなものか? 自転車を活用してのライフスタイルというものが高まる昨今、その中でもロードレーサーという競技用自転車を使用しての今回の記事は、グローバルスタンダードとは真逆の事である。 日本ではサブカルチャー系の自由な発想をする
「回せ」。初心者にもレーサーにも等しく投げかけられる言葉。 では、回すというのはどういった動きなのだろうか?この回すという動きは長年に渡って少し意味の違うように伝え広まっている。 本当の意味での回すというのは「ペダルに入力されたパワーの軌跡の接線が理想な方向を描いているか」(何が理想かはグーグル先生で!)なのだが、多くのライダーが回すというと、軽いギアで「シャカシャカ」と回転数を上げているだけなのである。シャカシャカとペダリングをする多くのライダーが、なぜ本当の意味で回っていないのかというと、チェーンのの暴れ具合を見たり、BBの左右のブレを見ると一目瞭然。ペダリング中に足が下支点で一瞬止まってしまう事が多いのでチェーンの張りが僅かに緩み、上支点側の足を踏み込んでチェーンが再度張られるという事が繰り返されるので、チェーンが緩んでは張り緩んでは張りとなって細かく震えている。クランクが1回転する
大会名・・Rembau Challenge 2015 場所・・レンバウ/マレーシア 日時・・11月29日 天候・・晴れ 使用機材 ・フレーム・・MERIDA ビッグナイン7000 ・ホイル・・MAVIC クロスマックスSL29 ・ペダル・・MAVIC クロスマックスSL TI ・タイヤ・・IRC F&R ミトス F&R 1.8気圧 ・ハンドル・・TIOGA ロングホーンカーボンフラット ・ステム・・TIOGA ALナイン ・シートポスト・・TIOGA セプターカーボン ・サドル・・TIOGA スパイダーツインテール2 ・グリップ・・ERGON GS1 ・バイクシューズ・・MAVIC フーリーXC ・ランシューズ・・SLOMON S-LAB X セリエ ・ハイドレーション・・SALOMON スキンプロ14+3 ・サングラス・・SWANS STRIX・H ・ヘルメット・・MAVIC コスミック
ヒルクライムばかりの練習では強くならない。 日本人の気質なのか、比較的コンディションが一定で、以前のタイムと比べやすいスポーツ、練習をしたがる。自転車でのその主たるがヒルクライムだ。関東で有名なヤビツ峠(30分程度)を5本登るとか話を聞くが、一体何を目標としてトレーニングしているのか理解ができない。30分を5回登って2時間30分、しかし2時間30分登るようなレースは日本には存在しないし、海外でもプロツアーの山岳ステージとかじゃないと滅多に現れないのだが、実業団選手でもないライダーが何度も往復している。 以前の日記でも書いたが、自己満足な練習と強くなる練習を混同してしまっているライダーが多くいる。僕は第一線で走っていた頃から登りが本当に嫌いだった、だた苦しいだけで何の楽しさも見出せなかったが、登った後の下りが楽しくて仕方なく登っていたようなものだった。それでも練習の為にたまにヒルクライムレー
・骨盤を起こして背中は丸める。 ・骨盤を寝かせて背中は真っ直ぐ。 日本ではこの2つの意見が長年の論争を生み、いまだ着地点が見付からずにフワフワと宙を舞っている。 小笠原の意見としましては「時と場合」に尽きる。 足首、膝、腰が90度の角度になる椅子に座っている状態から立ち上がろうとする時の角度が自然であり、骨に乗って真下に体重が掛かるポイントだと思います。立ち上がる瞬間に腰の角度が深くなり四頭筋か大殿筋に力が入ると思います。(これはその人の重心が前にあるか後にあるかで違います) この骨盤の角度を基準として、長距離のロードなら骨盤を若干起こし、タイムトライアルならこのままで、マウンテンバイクはここを基準に寝かす、起こすがスムーズに出来る角度にします。 骨盤を起こして背中を丸めると、前に蹴りだすペダリングになりがちです。そうすると上半身は後に動こうとするわけでそうならない為にハンドルを引く事にな
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