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衆院選
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OOPS!は10月5日(金)以降の更新を終了いたします。 2001年より更新してきたOOPS!ですが、残念ながら更新を終了することになりました。約11年にも渡ってサイトを運営し続けることができたのは、閲覧していただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございました! OTOTOYと共同で制作していた音楽ニュースに関しては、引き続きOTOTOYが配信することが決まっています。今後はそちらをご覧ください。 なお、OOPS!を制作しているSpoo! inc.はこれまでどおり、各種Webメディアの制作会社として活動して参ります。 今後もどうぞよろしくお願いいたします。 OOPS!編集部一同
日本の最大手ネットレーベル、Maltine Recordsから作品をリリースし、tengal6への楽曲提供なども行なっているDJ/トラックメイカーのokadadaが、アルバム『When The Night Falls』をリリースした。 本作はbandcampを使った配信限定でのリリースとなり、料金は買い手が自由に設定することができる投げ銭制。bandcampのフリー・ダウンロードの上限に達するまではフリーでもダウンロードすることができる。本人が『リードトラック的な楽曲』と告げている1曲目の「Difference」をはじめ、soundcloudでもアルバムより4曲が公開されている。 ・『When The Night Falls』販売ページ http://okadada.bandcamp.com/ ・okadada オフィシャルサイト http://okadadada.blog137.fc2.
国内外の轟音バンドが集結するイヴェント〈leave them all behind 2012〉が、11月3日(土)、4日(日)に代官山UNITにて開催される。 第3回目となる今回の〈leave them all behind〉は、イヴェント史上初の2デイズ公演となる。各日のヘッドライナーは、第1回目にも出演したサン O)))と、鬼才ジャスティン・ブロードリック率いるゴッドフレッシュの2組。近年は中心人物であるスティーヴン・オマリーとグレッグ・アンダーソンの2人によるミニマムな編成で活動していたサン 0)))は、2007年の来日公演以来およそ5年ぶりにアッティラ・シハーを含むフルラインナップでのライヴを披露。また、1988年以来長年に渡ってインダストリアル・ミュージックの限界に挑み続けているゴッドフレッシュは、このイヴェントで初めての日本の地を踏む。 他にも海外からは、ゴシック・シーンの新ア
グラインド・コアのパイオニア、ナパーム・デスが来日ツアーを開催。東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手・宮古、岩手・大船渡、宮城・石巻の3か所のライヴハウスを回ることが発表された。 〈東北ライブハウス大作戦〉と銘打たれたこのツアーは、ナパーム・デスのメンバーであるマーク・バーニー・グリーンウェイやシェーン・エンバリーの希望もあり実現するもの。札幌のハードコア・バンド、SLANGが全公演に帯同する。各公演の詳細は下記の通り。 ナパーム・デスは約3年ぶりとなったニュー・アルバム『Utilitarian』を今年2月にリリースしたばかり。SLANGも新作『Glory Outshines Doom』をPIZZA OF DEATH RECORDSから7月11日にリリースする。 〈東北ライブハウス大作戦~Dojo Go Around feat. NAPALM DEATH / SLANG〉 2012年8月2
8月11日(土)に幕張メッセにて開催される東日本震災復興支援イヴェント〈FREEDOMMUNE 0 A NEW ZERO!! 2012〉。その出演アーティスト第2弾が正式発表! ……されたかに見えたが、諸事情により発表が先送りとなった。 正式な発表はまだされていないが、第1弾の故・夏目漱石に続いてラインナップに名を連ねるのは、ジャーマン・ロックの巨匠として知られるアシュ・ラ・テンペルの某ギタリストなのではないかと言われている。 某ギタリストは、チェスの動きからタイトルを取ったという彼の歴史的名曲を、3.11以降の日本に向けてリメイクしたヴァージョンで披露してくれるという情報も広まっている。とにかく、オフィシャルサイトでの追加発表を楽しみに待つことにしよう。 ※記事初出時から内容を変更してあります。 〈FREEDOMMUNE A NEW ZERO 2012〉出演アーティスト第2弾 MANUE
ソロでのDJや電気グルーヴとしての活動、プロデュースやリミックスなど八面六臂の活躍を続け、日本のテクノを牽引する石野卓球。最近では、サカナクション、Fishmans+、Secret Goldfishという魚系リミックスが続く彼が、細野晴臣作曲による1981年のキラー・チューン「イモ欽トリオ / ハイスクールララバイ」のイントロの新しい楽しみ方を発見した模様。 その楽しみ方とは、イントロのドラムのフィルイン部分に合わせて「シバ神、シバ神、シバ神シバ神シバ神シバ神」と歌うというもの。 イモ欽トリオ 「ハイスクールララバイ」 実際に、toeの山㟢廣和(Gt)がコレを実践したようで、「試した。楽しかった。」という感想を残している。 “しょうもにゅーす”では、引き続き、石野卓球とヒンドゥー教の神を見守っていくつもりだ。
本日6月9日 に開催される相対性理論 presents 『位相I』。相対性理論のオフィシャルサイトにて新曲を一部公開すると共にライヴ参加メンバーの発表がされた。 本日のライヴに出演するメンバーは、やくしまるえつこ(ヴォーカル他)、永井聖一(ギター)以外に、Open Reel Ensembleなどで活躍する若干21歳の若手ベーシスト吉田匡、以前より相対性理論のライヴに参加してきたitoken、Shing02の歪曲バンドなどで活躍している山口元輝、そしてサウンドエンジニアとしてzAkが参加する。 今回のライヴでは相対性理論の更なるサウンドの進化の為に、新たなるドラマーとベーシストが参加することになったとのこと。これまで相対性理論に関わっていた真部脩一(ベース)、西浦謙助(ドラムス)は、今後相対性理論のライヴに参加する予定はないようだ。なお、本日の公演のチケットはソールドアウトしている。 ・相対
90年代の邦楽シーンを彩った〈渋谷系〉の代表曲をボーカロイド・キャラ、初音ミクが歌うコンピ『渋谷系feat. 初音ミク』が7月11日にリリース。同プロジェクトのニコニコ動画公式チャンネルがオープンした。 【ニコニコ動画】今夜はブギー・バック (feat. Nem) [小沢健二 featuring スチャダラパー] この公式チャンネルにて、小沢健二 featuring スチャダラパー「今夜はブギー・バック」のカヴァー音源がフルサイズで公開された。人気ボカロ・プロデューサーのNemPが参加した同曲は、初音ミクが歌もラップもこなすキュートなエレクトロ・ポップに仕上がっている。 同チャンネルでは『渋谷系feat. 初音ミク』収録曲の動画や音源が随時公開されていくので、今後の更新も楽しみにしておこう。 『渋谷系feat. 初音ミク』収録曲 1. 今夜はブギー・バック (feat. NemP) [小沢
音楽家/アーティストの渋谷慶一郎と、チェルフィッチュを主宰する演出家の岡田利規による新作オペラ〈The End〉が、12月1日(土)、2日(日)山口情報芸術センターにて上演されることが決定した。 同作には歌手やオーケストラは一切登場せず、代わりにボーカロイドによるアリアやレチタティーヴォ、そしてキャラクターの映像が中心で、生身の人間が不在のまま進行する。オペラという形式が抱えているヨーロッパ的な人間中心主義を刷新するとともに、生と死、生声と合成音声、パブリックとプライベート、部分と全体、線と層など、芸術の中に潜む様々な二項対立を横断することを意図しているのだそう。未だ経験したことのない新たな感情を、観客に喚起させるものとなりそうだ。チケットは10月6日(土)より販売がスタートする。 またこれに先駆けて、11月24日(土)には2人が登場するワークショップが開催される。アーティスト側が制作中の
昨日、4月15日(日)に渋谷の虎子食堂にて開催されたイヴェント〈suisei is high〉。同イヴェントで披露されたtofubeatsとオノマトペ大臣による「水星」がウェブ上にアップロードされた。 こちらはtofubeats本人がアップした音源。『めっちゃローがちゃんと録音できててアツいのでマスタリングしたらアップします』というTwitterでのつぶやきの約1時間後に、『ライブ録音です!多幸感!!!! オノマトペ大臣とトーフビーツ(@onomatopedaijin & @tofubeats) - 水星』と興奮気味に音源のアップロードを報告している。音源には、観客の歓声や「水星」に合わせて合唱する声も含まれており、ライヴの盛り上がり伝わる内容となっている。 ・水星at suisei is high 20120415.mp3(mediafire) http://www.mediafire.
Text:やけのはら/Illust:加藤大紀 今回は、3月7日に(((さらうんど)))のアルバム、そして小説「てんてんこまちが瞬かん速」を発表されたイルリメこと鴨田潤さんにお話を伺いました。ちなみに私と鴨田さんはお互い10代からの知り合いで、15年ほどの付き合いになります。のを、考慮してお読みいただければ、という砕けたトークであります。 ■鴨田潤(イルリメ) プロフィール ラッパー / トラックメイカー / 作詞家 / プロデューサー。 2000年、1stアルバム『イるreメ短編座』を発表以来、現在までにイルリメとして、7枚のオリジナル・アルバムをリリース。昨年には、鴨田潤名義での弾き語りアルバム『一』を発表。 先日3月7日には、Traks Boysと組んだポップス・バンド、(((さらうんど)))の1stアルバム『(((さらうんど)))』と、自身初となる著作「てんてんこまちが瞬かん速」を
80年代初頭に活動をスタートした京都発のニューウェイブ・ファンク・バンド、EP-4。匿名的なバンド・イメージと多角的なメディア戦略によって熱狂的な支持を受け、伝説のバンドと言われている彼らが約30年ぶりに復活ライヴを行なう。 この度発表されたのは、5月21日(月)の代官山UNIT公演。この〈5・21〉という数字は、1983年にEP-4が3都市同時ライヴを開催した日としてファンには知られている。当時は〈EP-4 5・21〉とだけ書かれたステッカーがゲリラ的に街中のいたるところに貼られたことが話題を読んだ。今回の復活ライヴ告知前にも、東京を中心に同様のステッカーが貼られていることがTwitterなどで広がり、なにが起こるのかと憶測が飛び交っていた。 ライヴのメンバーは、最盛期メンバーの佐藤薫(エフェクト・ヴォイス他)、BANANA UG(キーボード)、佐久間コウ(ベース)、ユン・ツボタジ(パー
ドリームモーニング娘。の石川梨華と吉澤ひとみによる新ユニット、ABCHO(アブチョ)の楽曲に、loco2kitとnonSect Radicalsが参加していることが発表された。 ABCHOのデビュー曲「目をとじてギュッしよ」は、既成概念にとらわれないことを目指して作られた超過激なポップ・チューン。アパレル・ブランド〈galaxxxy〉の企画/A&Rを担当し、DJとしても活躍しているloco2kitが作詞を担当し、アニソン~クラブ・ミュージックまであらゆる音楽を並列にエディットする2人組、nonSect Radicalsがエディットを担当している。発売日は5月23日、4月5日よりテレビ東京にてスタートするアニメ「戦国コレクション」のオープニング曲に起用されることも決まっている。 ユニット名のABCHOとは、抽象的な概念を表す〈ABSTRACT(アブストラクト)〉と、格闘技の技の一種であり、音
2月14日(火)より、OOPS!は音楽配信サイト〈ototoy〉と提携し、今後は協働による編集体制でニュースコンテンツを制作・配信していくことになりました。制作したニュースはototoyの『ニュースとライヴ』(NEWS TO LIVE)というコーナーで配信されるほか、従来通りOOPS!でも配信されます。 これまでのOOPS!ニュースから方向性を一新し、国内外のイヴェント、フェス、ライヴ情報を中心に据え、リリース情報やさまざまなトピックも含め、〈現場感〉を大切にしたニュースをお届けしていく予定です。 ※ototoyとは? ototoyは、読んで、聴いて、買えるミュージック・ダウンロード・サイト。こだわりのアーティストのインタビューやレビュー等の記事が満載。また、ほとんどの音源の試聴が可能。購入可能なファイル形式は、DRMフリーの手軽なMP3、WAV、HQD(24bit 48khz以上の高音質
当美術館では古今東西のレコジャケを収集し、さまざまな切り口で分類。300に渡るギャラリーに 6805近い作品を展示しております。アートワークに共通点のある作品たちをまとめて鑑賞することで、ジャケット・デザインの奥深〜い魅力が感じ取れるはず。どうぞごゆっくりお楽しみください。 マウス・カーソルをジャケット画像に合わせることで、作品タイトル、アーティスト名、発表年が表示されます。 作風 強モノクロ (67) 弱モノクロ (72) セピア (44) ポラロイド風 (19) コラージュ (26) ピンナップス (32) 4分割 (48) 魚眼 (17) シンプル線画 (27) 書きこみ線画 (20) 毛筆 (17) タイポグラフィ (36) 和風 (32) アニメ (45) マンガ (61) ポリゴン (8) へたうま (34) グラフィティ (29) たれ散らし (23) ゆがみ (15) プロ
今月12日にFacebookとの提携を発表しその勢いをさらに増している会員制音楽ストリーミング・サービス、Spotify(スポティファイ)が、日本のユーザー向けの先行登録受付を開始した。欧米で人気のいわゆる「サブスクリプション・サービス」の最大手が、まもなく国内でもサービスを開始するものと思われる。 Spotifyは、1500万曲を超えるカタログから何曲でも自由に音楽を聴くことができるというサービス。Spotifyコースでは無料で使えるかわりに、使用時間の制限があり、さらに数曲ごとに広告が入るが、2種ある有料会員では時間制限や広告が取り払われ、月額およそ600円から1200円(※国ごとに異なる)の高価格版となるPremiumコースでは、スマートフォンなどモバイル機器でも音楽が聴けるようになる。元々はスウェーデン生まれのサービスで、ヨーロッパで人気となった後、昨年はアメリカに上陸。ユーザーが
2月1日(水)代官山UNITにて開催されるsalyu×salyu+Salyuのライヴが、USTREAMにて生配信されることが決定した。 同ライヴは、当日に発売されるSalyuの16枚目のシングル“Lighthouse”と、salyu×salyu名義のライヴ映像とPV集を収録したDVD「s(o)un(d)beams+」を記念して開催されるもの。配信はSalyuのUSTREAMチャンネル〈Salyu TV〉にて、20:00頃よりスタートする予定。 またSalyuは、3月16日(金)札幌市教育文化会館大ホールを皮切りに全12公演のツアー〈Salyu Tour 2012 photogenic〉を開催。オフィシャルサイトでは、2月1日(水)12:00よりチケットの3次抽選先行受付が実施される。 ・Salyu オフィシャルサイト http://www.salyu.jp/ ・USTREAM:〈Salyu
篠原ともえが実に13年ぶりとなるオリジナル・アルバム『-:*Better*:-』と 『-:*Oh YES Say LaLa*:-』を、それぞれ2012年1月11日と2月22日に2作連続でリリースすることが決定した。 両作ともに、作詞・作曲・編曲・プログラミング・イラスト&アートワークを手掛けたのは篠原ともえ自身。18歳の頃に初めて音楽機材を買った彼女は、おもちゃみたいな感覚で音源の製作を進めていく中で、いつかアレンジまですべて手掛けた作品を発表したいと夢見ていたそう。今回リリースされる楽曲はすべて23歳頃に作ったものをベースとし、多様なヴォーカルを重ねたアレンジなどユーモア溢れる作品に仕上がっているとのこと。『-:*Better*:-』では各曲に合わせて描いたイラストレーションを、『-:*Oh YES Say LaLa*:-』では各曲に合わせてデザイン・縫製した衣装のアートワークも楽しめる
音楽ジャンルやムーヴメントが誕生し、盛り上がりを見せ、成熟していく過程で、それらを批判する言葉もさまざまな形で現れるもの。それらの言説のなかでも、とりわけセンセーショナルに取り沙汰されるのが、「○○は死んだ」という全否定の言い回しであります。ロック、パンク、ジャズ、ヒップホップ……あらゆるジャンルに向けて言い放たれた「死んだ」発言は、誰の口から出たものなのか? この記事ではその辺をまとめてみました。 ●「ロックは死んだ」 BY ジョン・ライドン 数々の「死んだ」発言のなかでも、飛び抜けて有名なのがこちら。ジョニー・ロットンことジョン・ライドンが78年、セックス・ピストルズを脱退する際に放った名フレーズです。パンクを体現する男によるロック死亡宣告。それは、旧態依然としたロックを否定することで生まれたパンクというムーヴメントを端的に象徴するエピソードであり、それゆえにここまで広く知られるところ
Text:OOPS!編集部/Photo:Takuya_Murata ゆらゆら帝国の解散から約1年半。バンドの中心人物であった坂本慎太郎が初のソロ・アルバム『幻とのつきあい方』を発表した。20年に及ぶバンド活動に終止符を打ち、一時は「音楽をやらなくてもいいかなって気持ち」にまで至ったという彼が、まっさらな地平から作り上げたのは、何気ない風情の歌もの集。エッジーな感触やフリーキーな要素のない、軽やかでグル―ヴィーでメロディアスな楽曲の数々は、そこら辺に転がっているありふれたポップスのようであり……しかし何かが違う。坂本慎太郎に話を伺った。 2010年の3月にゆらゆら帝国が解散したわけですが、その時点で次はこれをしようというアイデアはお持ちでしたか? 坂本慎太郎の1stソロ・アルバム『幻とのつきあい方』 坂本まったくなかったですね。何もやる気がしなくて。無理に動こうとするのも嫌だったんで、自然に
テクノ・ミュージックに打ち込む77歳の男性に密着した映像が、ネット上で大きな反響を呼んでいます! R65 THE SILVER GENERATION テクノミュージシャン 河西文治(77) 前編 話題となっている映像は、一台のシンセサイザーをゆずり受けたことをきっかけにテクノにのめりこんだという長野県諏訪市で農業を営んでいる77歳の男性を取り上げたもの。のどかな田舎でシンセを鳴らす渋い佇まいや、エイフェックス・ツインのTシャツを着て農作業に勤しむ姿、インタヴューで語る音楽への真摯な姿勢などが、見る者に大きな衝撃と感動を与えています。 しかし! 実はこの映像、完全なるフィクションなんです。本作は、現実にはありえない状況をドキュメンタリーならではのたんたんとしたトーンで捉えることによって笑いを生む、モキュメンタリーと呼ばれる手法が用いられた作品で、「河西文治」という人物は存在していません。もと
Text: 佐藤一道 毎週一組、「そういえば、これよかったよね」と思える90年代の名バンドをご紹介するこのコーナー、今回は先週再結成がついに決定してしまったストーン・ローゼズです。といっても、89年のファースト・アルバム『The Stone Roses』は厳密にいうと90年代の作品ではない上に「もう盤が擦り切るほど聴いたよ!」という方も多いと思うので、ここはあえて賛否両論が若干別れてファーストよりは見過ごされがちな感のある94年のセカンド・アルバム『Second Coming』を取り上げてみたいと思います。 The Stone Roses 『Second Coming』 (属性:サイケデリック/ハード・ロック/フォーク→ブリティッシュ・ロック) 出身:イギリス マンチェスター 発表年:1994年 ギターのドライヴ度:★★★★☆ ポップ度:★★★ リズム隊のグルーヴ度:★★★★☆ 備考:ひと
90年代中期のシングル対決などにより長年犬猿の仲とされてきた元オアシスのノエル・ギャラガーとブラーのデーモン・アルバーン。両者が、ついに和解したとノエルが語った。 ノエルは「Shortlist Magazine」において「奇しくも昨日出かけたときにデーモンと偶然出会ったんだ。奴とはほんとに15年以上会ってなかったのにクラブで急に出くわしたんだ。俺たちは「なんてこった」って感じだったんだけど奴が「来いよ、一杯飲みに行こうぜ」って言ってね。そして一緒に座ってビールを飲んだんだけどお互い〈15年前のあの出来事はなんだったんだろうな〉って具合でね。奇妙だったよ」とデーモンとの偶然の出会いをコメント。さらに「とてもいい時間だった。2人とも笑っていたね」とデーモンと和解したことを明かしている。 ブリット・ポップ期の95年、オアシスの“Roll With It”とブラーの“Country House”の
電気グルーヴの石野卓球が16歳の時に制作したものと思われる音源がウェブ上にアップされており、話題となっている。 YouTubeにて公開されているのは、卓球氏が初めて結成したバンド〈メリーノイズ〉のデモ音源。氏が自身のTwitterアカウントにて「wow! びっくりした! 28年前の音源! 僕が始めてやったバンドのDEMO TAPE. これをUpしたのは吉野君(注:メリーノイズのメンバー)?」とのツイートと共に紹介している。6曲分の音源がアップされており、そのうち3曲はデペッシュ・モードのカヴァー、残りはバンドのオリジナルのようだ。 ニューライフ/メリーノイズ 王子と乞食/メリーノイズ 卓球氏はこのデモについて「懐かしい。機材はTR-606. SH-2. Poly61と母親からパクったエコー付きカラオケマイクとラジカセ2台、以上! 原始的。気分はシズオカンDEPECHE MODE」「恐ろしい
ストーン・ローゼズが記者会見を行い、オリジナル・メンバー4人での再結成と、2012年のライヴ日程を発表した。 18日ロンドンで開かれた記者会見に出席したイアン・ブラウン(ヴォーカル)、ジョン・スクワイア(ギター)、マニ(ベース)、レニ(ドラムス)の4人は、このオリジナル・メンバーでの再結成と、来年6月29と30日に地元マンチェスターの〈Heaton Park〉で行われる復活ライブの日程を発表。かねてから噂のあった再結成を現実のものとした。また報道によるとライヴでは新曲も演奏される予定で新作の制作の可能性もあり、さらにワールド・ツアーも計画されているという。 フロントマンのイアン・ブラウンは会見において、ストーン・ローゼスの曲名〈I Am The Resurrection〉を引用し「これはライヴの復活(Resurrection)だ。そしてみんなは招待されている。だからその場に来るべきだ」語り
ソニック・ユースのキム・ゴードンとサーストン・ムーアが離婚したことを発表した。 2人は10月14日、所属レーベルの〈マタドール・レコード〉を通じて声明を発表。それにおいて「ミュージシャンのキム・ゴードンとサーストン・ムーアは84年に結婚しましたが、ここに2人が別離したことをアナウンスします。ソニック・ユースの活動としては、11月の南米ツアーは行いますが、それ以降の活動予定は未定です。2人はプライバシーの尊重を求めており、これ以上のコメントは出なさいつもりです」と、27年間に渡った結婚生活にピリオドを打ったことをあきらかにした。現在のところ、この11月の南米ツアーの最終公演は14日のブラジル公演となっている。 81年に結成されたソニック・ユースは、米インディー/オルタナ・シーンの草分け的バンドとして活躍し、現在までに16枚のアルバムを発売。最新作は2009年の『The Eternal』となっ
Text: Yasunaga 去る10月5日に惜しくも亡くなった米アップル共同創業者にして全CEOのスティーブ・ジョブズ。ここでは彼への追悼としてアップル社の主に音楽関係でのCM映像をお届けします。 自宅のガレージからスティーブ・ウォズニアックとともに起業し、パーソナル・コンピュータで革命を起こし、四半世紀で世界で最も有名なコンピューター会社を作り上げたジョブ氏。その功績や波乱万丈の人生はここでは語りつくすことはできませんが、彼の作った製品が私たちの生活を大きく変えてくれたことは間違いありません。まずは初代マッキントッシュの発売時に一度だけ放送された有名なCM「1984」をご覧ください。リドリー・スコット監督によりジョージ・オーウェルの小説でも有名な「1984」をモチーフにした壮大な映像作品は当時からアップルが大きなヴィジョンを抱えていたことを感じさせてくれます。 Apple 1984 M
Text: 佐藤一道 ポーティスヘッドと〈All Tomorrow's Parties〉がキュレイターをつとめた音楽フェス〈I'll Be Your Mirror〉が、先月末から今月初めにかけてニュージャージーはアズベリー・パークにて開催されました。今回はその模様をささやかながらお伝えします。 ATPがキュレイターをつとめた1日目に出演したのはUSインディー界の頑固親父スティーブ・アルビニ率いるシェラック。体型はややおじさん化してしまったアルビニさんですが、音の方は相変わらずトンがってます。早速パフォーマンスをご覧ください。あと、ベースのボブ・ウェストンとアルビニが曲間に公開質問大会(ほぼ漫才)をやってますのでそちらの映像もどうぞ。 "My Black Ass" by Shellac @ Convention Hall - ATP AP (9/30/11) Bob Weston & Ste
Text: 佐藤一道 毎週一組、「そういえば、これよかったよね」と思える90年代の名バンドをご紹介するこのコーナー、今回は先週突然の解散を表明した、アメリカが誇るロック・バンド、R.E.M.の90年代を、この時期にリリースした5枚のアルバムを軸に(ちょっと駆け足で)振り返ってみたいと思います。 R.E.M. (属性:オルタナティヴ・ロック) 出身:アメリカ 活動:1980-2011 知名度:★★★★★ ルックス:★★★ 音楽性:★★★★★ 先週突然の解散宣言を表明したR.E.M.。多くの人々がこの衝撃的なニュースに驚きました。その約30年に渡る長い活動のうち、ちょうど中間に当たる90年代は、インディーからメジャーへと移り、まさに世界的なロック・バンドとして羽ばたいていくこととなった、まさに激動の10年だったといえるでしょう。 まず、88年のアルバム『Green』に続くメジャー移籍後二作目、
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