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猫
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ファッションの世界にはパーソナルカラーや骨格診断というものがある。50年も生きていると経験的にしっくりくる色味や形はなんとなくわかっているものの、しかし理論的に理解していないのでたまに失敗する。買うときにも迷いが出る。それが面倒くさくていっちょ調べてみたんである。結果、ブルべ冬のストレートであった。しかも顔タイプはエレガント。総合すると派手なお色気姐さんである。マジか。実在自体が疑問視されるような素体だな。骨組みだけは。上に乗ってる肉部分のナリが良ければという絶対条件がつくが、そこは掘り下げないでほしい。 ところでブルべ冬というとマウンティングと捉える向きもあるようだが、どうも派手な配色が似合う色白というイメージのせいらしい。私は逆だけどな。このカテゴリーはどうやら赤みも黄色みもない色素の薄いタイプか、逆に両方濃い色黒タイプに分かれるらしい。私は幼少期には周りから土人呼ばわりされた実績のあ
年末に急に思い立ってダイソーへキノコを干すための干し網を買いに行った。仕事のストレスで逃避したかったのかもしれない。店内を物色しているうちに毛糸玉が目について、そういえばずいぶん編み物もしてないなと思ったのである。年末も忙しかったけど年明けも引き続き忙しい予定である。そうそう大物には手を付けられない。しかし正月休みの暇つぶしで編み上がるくらいならいいんじゃないか。帽子か襟巻くらいなら2~3日あれば出来るな。 ところで色にグラデーションのかかった毛糸があるけども、あれって使いどころが難しくない? 編む前の糸に染色してあるので編んだときにどこにどう色が出るかコントロールしづらいし、編み上がりの色の混ざり方が糸玉から想像するイメージとなんか違うのだ。 たとえばひと目ゴム編みの場合、編み目は縦にVの字が連なるような模様になる。 ひと目ゴム編み 編み順は棒針で編めば横方向にひと目ずつ編んでいって段を
阪神淡路大震災のときも年始早々からと思ったものだが、今度は元旦から大地震である。令和に改元してからいろいろと容赦ない。北陸の皆様及び連日の事件被害者の方々には謹んでお見舞い申し上げます。特に豪雪地帯では厳寒の時期のことであり、ご苦労が絶えないかと存じますが、どうかご無事で。とりあえず些少だがふるさと納税で支援金を送っといた。 さて、年末年始に食べたものである。毎年恒例で食べるものをだいたい決めているので今年も粛々と敢行した。 大晦日の晩はすき焼き 元旦の朝は正月っぽいもの 元旦の夜は手巻き寿司 ここまでは例年通り。 元旦にヤマザキマリさんの『貧乏ピッツァ』を読んでいたら無性にとんかつが食べたくなった。今年は2日は上野の国立西洋美術館へ常設展を見に行った。なので上野アトレでとんかつを食べた。 とん久のひれかつ 美術展を観て、上野東照宮のたぬき神社で初詣をした。 上野の五重塔 歩き回って疲れた
天気が良かったのでよこはま動物園へ行ってきた。いわゆるズーラシアである。ここは以前はカピバラがいて一度見にきたことがあるのだが、いまはもういない。しかしタヌキはいる。 ホンドタヌキ放飼場 いるはず。はずだがどこにも見えない。 野生動物の御多分に洩れず、タヌキも真っ昼間に活発な活動はあんまりしない。というか、基本的に夜行性なので日中は寝てることが多いらしい。明るい昼間から動いているのはサル系か鳥か大型動物くらいだ。人間はサル系なのでね、他の動物と活動時間が合わないのだ。向かい側のアナグマもどこにも見つけられなかった。 寝起きのキノボリカンガルー 木登りカンガルー。まん丸の毛玉状態から解除されたところ。 遠くのほうにいた。まだ来たばっかりらしい。 モウコノウマは小型だけどシルエットが綺麗な馬だった。 みんな大好きペンギン。 お目当てのタヌキは見られなかったが、ズーラシアはだだっ広いので歩くだけ
熊に誘われて東京国立近代美術館にガウディの展覧会を観に行ってきた。 完成予定模型 サグラダ・ファミリアねぇ。永遠に未完成かと思ったら技術の進歩で完成する目途が立ってきたんだってね。しかも2026年完工予定とな。あと3年じゃん。140年前から作ってるのに近年になって何故そんな急に、と思ったらCADやプリンタ等の3D技術が決め手になったんだそうな。ガウディは有機的なイメージだったがこの展覧会を見たらバリバリの幾何学だった。あの曲線は両端を留めた鎖を垂らした形状だったのか。そういわれると究極の力学的形状かもしれない。自然の植物の形状もフラクタルだとか幾何学の極北だしな。勘やイメージではなく、数学的な処理に基づいているから3D技術と相性が良かったんだな。 当日は入場制限のため1時間近く並んで入ったが、入っても人が多くて全部をじっくり見られるような状況ではなかった。模型のある3章だけ撮影可だったのは
いつだったか忘れたがTwitterでフォローしている食道楽な方がちらっと呟いてらしたお店に、私の旨いものセンサーが反応したのである。余談だがこういう「ちょっと小耳にはさんだ」というような細かい情報を私の劣等な脳では覚えておけないので、スマホのグーグルマップにすかさず保存することにしている。文明の利器、メモの進化版。出先でいいお店を探すとなると、都会は選択肢がありすぎてどの店にも入りそびれるもしくは気心の知れたチェーン店で済ましてしまうあるあるを回避するのに役に立つ。もうね、クラウドもスマホもすっかり外部記憶装置ですよ。電脳化して試験の時も呼び出せないかな。50歳目前で試験勉強するのツライ。 それはともかく、出先でちょっと飲み食いしようかということになったのでグーグルマップを開いて近くの行ってみたい店を探したらここだったのである。大人向けの広東料理になるのかな。確かスープが絶品だとか。 入っ
引越してからネット回線が光のはずなのに遅い弱い。PCは有線でそこまでストレスを感じないので、正確には宅内wifiが弱い。iPhoneでtwitterをみるにも不自由するくらいなので相当である。これは我慢ならん。 ちょっとググってみたら家電が発する電波が干渉してwifiが減衰することがあるらしく、あ、これか。ちょうどいい位置にあったのでルーターを冷蔵庫の上に置いてたわ。しかも隣が電子レンジだった。 線を伸ばして2mくらい動かしてみたら、急に10倍くらい速くなった。うん、間違いないね。 そっかぁ、冷蔵庫の上はダメか。位置が高いので置いてても目立たず邪魔にならず家具の配置的には良かったんだけどなー。仕方ない、電線タップを引き直して鴨居の上に台を作‥‥るのか‥‥うん、わかったよ‥‥。作業を想像してちょっと面倒くさくなった。 ルーターというのはそこにあるのが仕事みたいなとこがあるので、いったん鎮座さ
ここの日記を見返していたら、どうも2017年くらいから体調を崩しがちになっていたようである。あー、私生活でいろいろあって、仕事も負荷がどんどん増えていった時期だったね。でも辞めなかったから生活には困らなかったのが救いだったんだろうな。全身の筋肉が強張りケガも多くなったしあちこち痛いし眩暈はするし眠ても疲れが取れないし冬は寒くて電気毛布がないと眠れないしそのくせいつも寝てばっかりいるし、なんかの難病じゃないだろうなと自分でも思うくらいだった。それでも去年あたりから復調しはじめ、いろいろ試したらなんとなく見えてきたのが「ストレスによる胃の不調」だった。 付帯症状が多すぎてなにがなんだかわからなかったんだが、鍼で気力を底上げし、漢方薬でひとつひとつ症状を潰していって、最後に残ったのが胃もたれだったのである。いや最後かどうかわかんないけど。ていうか、痛くなかったのでそんなに胃が悪くなってると気づい
引き続き漢方薬の覚書である。 人参養栄湯を1か月ほど飲み続けて、なんとなく地力がついてきた気がしたのでいったん止めて様子をみたのだが、どうも何か足りない。数日そのままにしておくと、風船から空気が抜けるように少しずつ熱が抜けていく感じがするのである。なんかこう、何かが自律機能してないような。 そこでちょっと動かしてみるかと、当帰芍薬散を投入した。理気薬の中では比較的体力のない者に用いる処方である。そうしたらガツンと何かが巡りだして、ずっと冷たかった手の小指側までぽかぽかしてきた。初日は何かを確認するように全身まんべんなくあったかくなったのが、次の日には首から上に集中的に熱が集まってきた。不思議なもんである。首の凝りがドックンドクンいって鼻がむずむずする。頭皮がたんこぶのように痛む。ぬおお。 しかし急に血行が良くなるのはいいが、もしも血流に血管が堪えられなかったら脳溢血とかになるんじゃないの、
何度かここにも書いているかもしれないが、ここ数年は本が読めていない。 もともと趣味は読書だったし、はてなダイアリーを始めたころは日記半分、もう半分は読んだ本の記録くらいの気持ちで始めたのだが、2014年くらいから仕事が忙しくなったのを皮切りに、徐々に本を開いても目が滑ってきて、4年前くらいからはほぼ読めていない。忙しいからだけではない。明らかな不調のサインであるのは、なんとなくわかっていた。 それと同時にどうも興味関心が全般的に薄くなっているようだ。何か言葉を書こうとしてもなにも出てこない。真っ白な空白にたじろぐ。やりたいことがあったような気がするけど、自分の中が空っぽで何も思い出せない。何が好きだったのかすら忘れてしまう。忘れてしまうので別に辛くもない。なんかおかしいなぁと思いつつ、さりとて眠れなくなるわけでもなく、食欲が落ちるでもなく、仕事に行けなくなるわけでもない。社会生活上は何も困
4連休は休めたので久しぶりに動物園へ行った。コロナの影響で那須塩原からのシャトルバスは運休ということだったので、駅前レンタカーを借りて行ったんである。ナビは熊。しかしこの4連休は屋外施設はどこも激混みだったらしいが、どうぶつ王国もご多分に漏れずだいぶ手前から駐車場入場渋滞になっていた。なんとなく渋滞に並ぶのが嫌だったので那須高原の方をぐるっと回ることにして、熊のナビで山道に入った。途中、「ぐるっと回って~」と腕を振り回しダッシュボードにガツンを手をぶつけたりとか「あ、次は‥‥まだ言わない方がい‥‥ああ~通り過ぎちゃった」とか訳の分からない水先案内が続いたが、そのたびに「ぁあん?!」と恫喝しながらなんとかかんとか動物園へ辿り着いた。駐車場はいっぱいになっているところを見たことがないくらい広いので、最後の方ではあったけども停められた。 まずはカピバラである。 マーラもいるよ。 お風呂は触ってみ
去年のことだった。夏用のエスニックな羽織ものをプチプラなネットショップで買ったのである。そしたら柄合わせってなあに、という縫製具合で頭を抱えることになった。プチプラなのでしょうがないといえばしょうがない。しかし少々のズレならともかく、布の方向まで逆になってるのでは、さすがに着て歩くわけにはいかない。誰が許しても私が許さん。 床が汚いな。それはさておき、柄は気に入っていたのでそのまま捨てるのはしのびなく、1年死蔵していた。 ところでコンビニでのレジ袋有料化が始まりますね。世の中の趨勢としてそういう流れなんであろう。無駄な抵抗をする意味もないし、ここは流れに身を任せるとしよう。コンビニにはしょっちゅうお世話になっている。大きなエコバッグは持って歩いているのだけど、コンビニ弁当とペットボトルを入れるには少々大げさすぎる。普段の生活でも一度に沢山買い込むことがないので、全然活用していないのだった。
マスクが切れた。仕事柄、埃っぽい時など用にマスクは箱買いしていたのだが、新コロ騒動で毎日つけねばならなくなってあっという間に枯渇した。なんでもドラッグストアはトイレットペーパーと並んで品薄状態でどこも朝から行列だとか、転売が横行して値上がりしているだとか、噂が飛び交っている。折しも安倍首相が全国民に2枚ずつ布マスクを配ると言い出して、非難が轟々と湧き上がっているところである。 もうメンドクサイ。何もかもメンドクサイ。作ればいいんだろ。自粛要請などどこ吹く風で毎日普通に出勤していてクソ忙しいのに、週1の休みくらい休ませろよ。こちらとら祝日もないんだからな! キッチンペーパーを折ったものを自分の顔に当てて型紙を起こす。 これを平面の紙に写して古いTシャツを切って縫い合わせて出来たのがこれ。 縫い目を内合わせにすると自動的に2重になる。耳掛けの紐は共布で三つ折りにしてみた。うぅむ、手間がかかりす
今月上旬にレイジーさんが亡くなられたという報せがあった。ここ数年、癌で闘病中だったのはご本人にお聞きしていた。 最初の乳がんでの治療が終わった後にお会いしたとき、「(抗がん剤治療が)本当にキツくてこの年でこんなの我慢するのはもうイヤだ」「再発したら治療しない」などと言ってたのを思い出す。なんていうか、そういう人だったのだ。そういうことを言って頑として譲らない。本当に困ったお人だ。とはいえ、本当に治療を拒んだわけではなかったようなのは、mixiの日記を通してときどき拝見していた。 私にとってレイジーさんとは、いわゆる「都会の女」だった。私自身は生まれも育ちも東北の、関東に出るつもりもなかったのが何故かたまたま流れ着いてしまった山出しである。コンプレックスやヒガミではなく、事実としてそうなのだ。テレビにしろネットにしろ、画面を通して眺める景色は遠い世界を写したもので、身近なものではないという感
今年は4月から巷で話題のバレットジャーナルをやってみていた。スケジュール帳を使いやすいように自作してとにかくなんでもメモるというやつである。過集中があって気分のムラがひどく飽きっぽくて忘れ物大王という、病院に行ったら多分なんかしらの診断名が付くだろうね、と本人も思うような性分である。そんな特性が近い人が考案して人生が変わったらしいバレットジャーナルは合ってるかもしれん、と試してみたわけである。 結論からいうと、市販のスケジュール帳ってよく出来てるな、である。 バレットジャーナルを作るのは初めてなので勝手が分からずとりあえずネットでオススメのやり方をしてみたのだが、年間予定でざっくりした予定や目標を書き出しておくというのも、市販の手帳にはそのページがプリセットされている。逆にいままで見開き年間のページを使ったことなかったけど、こう使えばいいのか、と盲を啓かれる思いがした。 忙しくなってくると
毎年なにかしらネタ料理を実践しているクリスマスである。今年は唐突に思いついた塩釜焼きにした。白っぽい塊を木ハンマーで割って中身を食べるアレである。肉でも魚でもいいらしいが、なんとなくシーフードかなぁというイメージ先行でいたため、当日に魚屋へ行ってなんかあるもので作ってみた。 結果、エビとブリ。 卵白と塩を混ぜたものを敷いて、ローズマリーをまぶした材料を並べる。 さらに上から卵白塩を乗せて包む。塩釜の釜部分は卵白でしっとりさせた塩なのでここから出来上がりまで食材にどんどん塩が入っていく。なので包んだらすぐに焼く。ブリは切り身なのでしょっぱくなりすぎる危険性を考慮して、上側だけキッチンペーパーを挟んでおいた。 両面焼きグリルで焼いたらバーナーの形がよくわかる焦げ跡がついた。 すりこぎで叩いてみたら、焦げたところはコンコンと音がするくらい硬くなっていた。 御開帳~。香ばしいエビとローズマリーの香
正月恒例の伊豆シャボテン動物公園である。去年から園の下のバス停からの送迎がなくなったので、徒歩での入り口は虹の広場のあたりで、逆に便利になった感がある。 ひいふうみい‥‥数合ってる? なんだか増えすぎて何頭が正解なのかよく判らなくなってきた。あ、ケビン君が入ってないか。 柵の内側にはちんまいのも2頭いた。 獣舎の掃除中だったらしく、一時的に七面鳥と一緒になって右往左往していた。 掃除の仕上げに敷きチモシーが入ると、ビビリながらも寄っていく2チビ。飼育員さんにチモシーを掛けられて草まみれで固まりつつ、ご飯が出てくると果敢に寄っていく元気な2チビ。 露天風呂のほうではあったまってくると、奥のほうでがんも父さんによる大きくなった子への追い回しで2頭が風呂を追い出される事案が発生。 一旦出て、まず大きいほうが反対側から入りなおす。 もう1頭もほどなくぐるっと回って反対側に入ってきた。 なべて世は事
あけましておめでとうございます。 年末年始は予告通りというか予定通りに粛々と食べ過ぎたのだった。 大晦日はすき焼き。 元旦の朝はお雑煮となんか正月っぽいもの。 元旦の昼に年超しちゃった蕎麦を食べ 夜は順調に手巻き寿司とイワシのつくね汁。 2日は外食。食? ところで冷蔵庫のチルドルームを乾物入れにしているのだが、久しぶりに開けたら何故か使いかけのダシ昆布が2種類出てきたので、両方で昆布巻きを作ってみたのだった。こうしてみると利尻昆布のほうが厚く、羅臼昆布のほうが幅が広かった。昆布巻きは厚いほうを柔らかく煮たのが合ってた気がする。普通に作ったらけっこう薄味に仕上がったので、いつも食べてる昆布巻きは調味料の量がザ・保存食! なんだろうな。
今年はエゾジカである。 毎年クリスマス時期にちょっと珍しいものを料理しよう(主に肉)としているのだが、今年はエゾジカを手配してみた。 ヒレ約400gの塊である。赤黒い。野生である。ステーキにしてもいいというのだが、脂少なめのゴリゴリの赤身肉なのでローストにすることにした。 赤ワインとレーズンその他で半日漬けこみ、それを拭き取ってから塩胡椒を擦り込んで無水鍋で擬似オーブン調理にした。 出来上がり。フルーツ系のソースが合うということだったので、肉を漬けたのとは別に赤ワインとレーズンその他を用意してフープロで潰してソースにした。 肉を口に入れ、咀嚼すると血の味がする。とても動物を食べてる感じがする。しかし思ったよりも柔らかい。硬さは牛とそう変わらない。もう少し下拵えに余裕があれば牛乳に漬けるなりしてもっと臭みを軽減出来たかもしれないが、個人的にはこれくらいなら美味しくいただけるので問題ない。熊が
去年の冬に電気毛布を買ったのである。冬場に現場に出ると1日かけてじっくり冷されることになる。冷え切った身体はなかなか温まらない。ひと晩で元に戻らないまま次の日も終日屋外にいることになる。そうすると日を追うごとにだんだん冷え切っていって、多少風呂に入っても一時的に表面が温まるだけで代謝が回復するところまではいかない。 そりゃ自力で代謝が上がって体温を上げられればそれに越したことはないが、毎日現場で疲労困憊していてはもう無理だ。外部からエネルギーを引っ張ってこなくてはどうにもならん。具体的には電源を供給して熱を生産する。 そういう切実な思いがあったかどうか自分でもよく判らないのだが、とにかく冬は寒いので柔らかくて暖かいものに身体が触れていると気持ちいいのである。部屋で座っているときも電気毛布をひざ掛けにしてひとり炬燵状態にしている。そしてそのまま寝転がって首元まで引き上げ、全身ぽかぽかを楽しむ
地下鉄に乗ってカピバラを見に行ってきた。目的地は閑静な住宅地の真ん中にある商店街である。 静かな商店街の中の一軒に、カピバラ展望台(無料)が備え付けられている。ガラスの中を覗けるウッドデッキである。中にはオープン記念価格で8月までは大人500円で入れるようだ。 入るとペレット入りの紙コップがもらえて、カピバラに餌やりができる。 カピバラはまだ小さい仔カピが3頭。名前はポテト(♀)・リンゴ(♀)・ロン(♂)。 ごっはっん♪ ごっはっん♪ という声が聞こえそうな笑顔。 いやあ、いい顔だなー。 甘えなのか、服の裾をかじるロン。男の子のロンが一番やんちゃなようだ。 抱っこしてもいいですよ、とのことだったので、一瞬持ち上げたら厭だったらしくベンチの下に籠城してしまった。ごめんて。 でもすぐに出てきて熊に撫で転がされていた。 お腹いっぱいに食べて遊んだら眠くなったらしく、自ら箱に仕舞われていた。もう目
年に一度の大盤振る舞いの季節である。今回のリクエストは「蛤」。そろそろネタ切れになってきてお題を出すのも苦しい。それに対して熊が探してきたお店は横浜は関内にある割烹料理店『空海』だった。 雨の降る中を訪れたのは空海本店である。 掘りごたつ形式の個室に通され、あったかいおしぼりでとりあえず落ち着く。 本日のお品書きはこんな感じ。さあ、いってみよう。 食前酒と冷し吉野葛と昆布押しぼたん海老。キャビアが乗ってるよ! 和食なので日本酒でいこうということになり、最初は花邑だっけっかな。華やかな香りと後味の残らない飲み口のいいお酒だった。 お造りは氷がぎっしり詰まった皿がデカい。あと伊勢海老の触角が長くてフレームに収まらない。もちろんピコピコ動かして遊んだ。中身は伊勢海老のほかに鰹、しめ鯖、鮃、中トロ。いま気づいたがあれで中トロ? 大トロじゃなかったのか。じゃあ大トロってどんなんだ。もっと脂肪の塊なの
近所の神社への初詣は前日に済ませ、毎年恒例の伊豆シャボ参りである。 今年は去年にも増していっぱいいるなぁ。露天風呂側は全部で11頭? 12頭? シャボテン公園内のカピバラ展示場は今のところ露天風呂、虹の広場、池のほとりの3箇所だろうか。 露天風呂はお湯が溜まっても完全には止めず、少しずつかけ流しにしていた。お湯の出口があったかいことを発見した仔カピたちが張り付いて動かない。 ちゃんと動きのある湯けむり動画。途中でカピ相撲が始まる。でも仔カピたちはお湯の出口から離れない。 草持ってる? 露天風呂のあるほうでもエサやりサービスが始まったようで、去年まではカピバラたちはお客さんには無関心だったが今年からはちょっと気にするようになったみたいだ。 風呂(池)と観覧場所の境目にある空堀部分にもカピバラがよく下りるようになっていた。 twitterでウケたのでこっちにも載せておく。寝オチしそうになりなが
ひとつの現場が終わる前に次の現場を持ってこられ、しかもこれがムチャクチャ条件が悪くて死にかけている。始まる前からマジ不安。現場前はいつもナーバスになるものだけど、ここまで不安を煽られて夢見が悪くて早朝に飛び起きるってのは初めてだ。せっかくの休日に朝っぱらからコピー用紙に頭の中のもやもやを書き出す作業をする羽目になったじゃないか。無駄に根性があっていつも過剰適応する私が会社を辞めることを視野に入れ始めるくらい酷い。不安で眠れず酒を飲んでアル中になる人の気持ちが判ってきたぞ。もうなぁ、ここまでくると書類も完璧で品質を維持しつつ儲けも出し協力業者とも上手くやるなど夢物語なので、ハナからどれかを削ぎ落とす覚悟でやらんと私の手には負えない。以前は夏の工事が多くて「ああ、今年も暑い夏がやってくる」と思ったものだが、去年から修羅場は寒気団と共に襲来することになったようだ。膝が痛い。 体調は当然の如く微妙
細かい仕事を並行してポロポロとこなしている。来月は短期間の現場がある予定。まあ、暇なほうだね。しばらく土曜に休んでなかったが、今週から休めることになったのでやっと整体に行ける。 暇に任せてとにかく寝ている。もうね、人間らしい文化的な生活とかいろいろ諦めて晩飯を食べたら何もしないで寝る。食べてすぐ寝るのは諸々に支障があると判ってはいるが、とにかく眠れるだけ寝ることを優先しているのである。こうなったらロングスリーパーの面目躍如というくらい寝てやろうじゃないか。しかし哀しいかな若い頃と比べると早寝しただけ確実に朝も早めに目が覚めるので、夜に何もしない分の作業を早朝に粛々とこなしている。茶碗洗いとか。 休んでも揉んでも解してもその端から筋肉がこわばってくるのは、さすがにこれはどう言い訳しても心因性なんだろうな。別に言い訳する理由もないけど。仕事が大詰めのときに保っていた緊張が、休んでいい状況になっ
八木山動物園がいつの間にか『セルコホーム ズーパラダイス八木山』なんて小洒落た名前になっていた。(正式には仙台市八木山動物公園)そして急にきれいに改装しているので資本が入ったのかと思ったら、命名権をセルコホームが買ったのだな。 1年ちょっと前に行ったときもきれいになったなーなんて思ったが、今回はふれあい広場がオープンし、さらに細かい工事はもうちょっと続く様子であった。 そのふれあい広場にカピバラが入ったのである。 当日は気づかなかったのだが、このマップをよく見るとガラス越しの屋内展示室と野外の放飼場が繋がっていてカピバラが行き来できる作りになっているっぽいな。 いたいた。いまのところはカピバラは建物の一番奥でガラス越しのみの展示となっている。まだ6月に来たばっかりだしね。 那須どうぶつ王国から来たノリとゴマ。6月16日の河北新報によると“目玉のカピバラは那須どうぶつ王国(栃木県那須町)から
ちょっと前にハワイに行った。ああ憧れのハワイ。ほぼホノルルのみだったけど。同じ南の島のリゾートでも、グアムより都会的で若干シレッとした空気が漂ってたな。 山と山の間が風の通り道になっているようで、いつでも強風が吹き荒れているという風の谷からの眺め。行った時も台風並みの強風だった。 ハワイの出雲大社。日系人が割と早い段階から移住しているためか、日本文化を無理矢理持ち込んでます、というものが多い。 ところで自由行動でぽっかり時間が空いたのでホノルル動物園に行ってみた。 園内の通路はこんな感じ。 中心部が大きめな公園のようになっている。じゃんぐるちほー。 ワニ。一部の通路と放飼場の仕切りはぶっとい竹が巡らされていた。 ハワイの尻尾しましま先生も水に囲まれていた。 ハワイのペンギンぐるぐる。 象の放飼場はとても広かった。しかし暑さのせいか姿は見えない。 さばんなちほー。向こうの方にキリンが座ってい
以前作った現場用のバッグがボロボロに擦り切れたので替えのバッグが必要だった。布地は随分前に買った。よく覚えていないが年単位で前なんじゃなかろうか。しかし作る間もなく長い修羅場に突入し、不便をかこちながらも余裕のないままその現場は終わってしまった。それから違うことに手を出したりしつつどうもやる気が出ないままだったけど、今週からまた現場が始まってしまうのでなんとか現場用のバッグを作ったのだった。 材料写真。厚手の帆布のような布地には既にチャコペンで線を引いた後である。肩紐用のナイロンベルトは前のヤツの使いまわし。 はい、出来上がり。この写真ではド緑だが、実物は光の加減によって緑のようにも茶色のようにも見える微妙な色合いである。現場で酷使するとすぐに擦り切れるので、あんまり凝った作りにする気にもならない。前のが便利だったので、形はほぼ踏襲している。 これが前の。本体の口を留めるボタンはあまり使わ
現場終りのリフレッシュ休暇を使って徳島旅行に行ってきた。今回は骨休めなので詰め込み過ぎない無理しないがテーマである。カピバラと温泉もあるよ。 てなわけで、行くぜ徳島。 来たぜ、徳島。今回は空港で3日間続けてレンタカーを借りた。運転は私である。 初日は大塚国際美術館。日本一高価な入場料との呼び声も高い、陶板で名画を複製したものを展示しているレプリカ美術館なのである。しかしただのレプリカではない。環境展示ということを積極的にやっていて、実物が飾られているその場の状況まで複製して展示しているのである。噂を聞いて一度は行ってみたかった。館内はフラッシュを焚かなければ撮影自由なので、ばんばん写真を撮ってきた。 入った途端にシスティナ礼拝堂、どーん。いきなりテンションが上がる。 そしてスクロヴェーニ礼拝堂、どーん。青が美しい。 踏めるモザイク画。古代〜中世の展示が伸びやかに明るく柔らかくてとても良くて
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