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2008/07/13 編集者の歓びを一つあげるとしたら、、、、 カテゴリ:カテゴリ未分類 机の上に本が10冊ほど積みあがっている。 ここ5-6年ほどはあまり本を読まなかった。本を書くのに忙しかったからだ。若いころ作家や学者、エッセイストなどの書斎を仲間と一緒に訪ねて取材し、それを本にしてたことがある。小室直樹さんにお気に入りのテレビ番組を聞いたとき「テレビは見ない。テレビというのは見るものでなく、出るものだ」との回答に驚いたことがある。ややそれに近いかもしれない。 本を書くことを目的とした読書は続けざるを得ないが、これからは楽しみとしての読書にも時間を割いていきたいと思っている。しかしまだ読書計画を立てるまでには至っていない。 机上の本を並べてみる。 「奇縁まんだら」(瀬戸内寂聴、画・横尾忠則。日本経済新聞出版社) 「山本五十六の大罪」(中川八洋。弓立社) 「中国沈没」(沈才彬。三笠書房)
2007/11/10 「ウェブ時代をゆく」(梅田望夫)を読む・1--「見晴らし」と「構造化」 カテゴリ:カテゴリ未分類 梅田望夫の最新著「ウェブ時代をゆく」(筑摩新書)を読んだ。 梅田の「ウェブ進化論」「フューチャリスト宣言」はそれぞれ刺激的だったが、この本はIT技術革命の時代にあって若者は「いかに働き、いかに学ぶか」をテーマに書き下ろしたものである。話題となった「ウェブ進化論」に関する書評や感想を2万近く読み、ノートをつくり、フレーズを抽出しするという営為に1000時間以上の時間と労力をかけた上で、出来上がったのが本書である。ウェブ時代ならではの本の書き方である。 「ウェブ時代をゆく」は重要な書であるので、何回かに分けて私の考え方とシンクロする部分を中心に自由に書いていきたい。 梅田は本書の冒頭で「1975年から2025年までの半世紀」は、百年後に「情報技術(IT)が世界を大きく変えた時
2007/07/18 寺島実郎「20世紀から何を学ぶか(上)--1900年への旅 欧州と出会った若き日本」(新潮選書) カテゴリ:カテゴリ未分類 2000年に新潮社から刊行された「1900年への旅--あるい道に迷わば年輪を見よ」に2007年現在の時点で加筆・修正を行ったものが選書として出版された。この本が寺島実郎著「20世紀から何を学ぶか(上)--1900年への旅 欧州と出会った若き日本」である。 21世紀を前にして百年前の1900年に視座をおいて、再考すべきテーマをその歴史の現場に足を運び、一つ一つ積木細工のように思考を積み上げ、総体としての時代認識を構築しようとしたと著者は述べているが、今になって思えば壮大なスケールの構想と実行であった。「着眼大局、着手小局」という囲碁の言葉があるが、この連載が始まった今から10年ほど前の「フォーサイト」を読んでいた頃は著者の頭の中は見えなかったが、2
2007/04/18 「移動」は、経済的・時間的コストではなく、知的資源である カテゴリ:カテゴリ未分類 「移動」というキーワードがある。 常に移動し続けている人には面白い発言をする人が多い。 これらの人々の発言を新聞・雑誌・テレビ、そしてブログで見ていると勉強になる。 軽井沢に住んで東京で仕事をしている川勝平太。 最近新聞でコメントしている記事をみかけたら、静岡文化芸術大学の学長に肩書きが変わっている。この4月から日本文化研究所から移ったのだろう。この大学は浜松にあってたしか木村尚三郎が初代学長だった大学だろう。これで静岡も加えて移動の機会が増えてくるのでますます視点が深くなるのだろう。 日本国中をめまぐるしく動き回っている落語の三枝師匠。 毎日、ブログを見ているが、全国津々浦々を公演で歩いている様子がわかる。簡単な場所のの紹介や感想と写真のブログだが、その経験が笑いのネタになるのだろう
2019/12/31 『鍛錬の読書』ー菅谷明子『未来をつくる図書館ーーニューヨークからの報告』(岩波新書) カテゴリ:カテゴリ未分類 トライアル中。 未来をつくる図書館 ニューヨークからの報告 (岩波新書) [ 菅谷 明子 ] 価格:902円(税込、送料無料) (2019/12/31時点) 楽天で購入 ニューヨーク公共図書館は4つの研究図書館と85の地域分館からなる複合体である。岩波ホールで上映中の映画と、菅谷明子の書いた岩波新書で、図書館という「知的インフラ」の持つ威力が話題になっている。 本館にあたる人文社会科学図書館。地域活性化。音楽・舞踊・演劇・録音からなる舞台芸術図書館。写真コレクションを持つミッド・マンハッタン図書館。映画資料館から発展したメディアセンターを持つドネル図書館。以上が4つの研究図書館である。市民の暮らしをサポートするのが85の分館で、資料提供。多様な講座など地域密
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