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大谷翔平
pref.spec.ed.jp
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かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におわす 夏木立かな ― 与謝野晶子 「美男におわす」は、絵画をはじめとする日本の視覚文化に表された美少年、美青年のイメージを追い、人々が理想の男性像に何を求めてきたかを探る試みです。 日本美術史において「美人画」とよばれることの多い女性像は、江戸時代の浮世絵や近代絵画において隆盛をきわめ、現在も高い人気を誇っています。一方、男性像に目を向けると、その時々の社会情勢や流行、男性観などが反映された作品が数多く存在するものの、「美男画」といった呼称でひとくくりにされることはありませんでした。 与謝野晶子が鎌倉の大仏の姿に自分なりの「美男」を見いだしたように、人々は男性像に理想を投影し、心をときめかせてきました。あるときは聖なる存在として、またあるときは憧れのヒーローとして、あるいは性愛の対象として、さまざまな男性像が制作され、受容されてきたといえます
上田 薫 2020.11.14 [土・県民の日] - 2021.1.11 [月・祝] ※臨時休館(2020年12月24日〜2021年1月18日)のため、2020.12.23(水)をもって会期を終了しました。 上田薫(1928〜)は、写真を使って対象を精巧に描き出す画家です。殻からつるりと落ちてくる生玉子がリアルに描かれた彼の作品を、美術の教科書で見たことがある方も多いのではないでしょうか。 東京藝術大学で油彩を学び、主に抽象画を制作していた上田は、1956年に映画ポスターの国際コンクールで国際大賞を受賞したことをきっかけに、グラフィックデザインの世界へ足を踏み入れます。それからしばらく絵画制作からは離れますが、1970年に、対象そのものだけを写実的に描く表現 —本人曰く、制作に行き詰まったときに頭を空っぽにするための「クソリアリズム」— に目覚めます。 以後、上田は、ときにデザインの世界で
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