概要 この記事は、『運営しているWebサービスにスパムが登録してきたときの対処法』について書いたものです。 この記事は、自分が開発している英単語学習サービス「BooQs」に、スパムが大量に登録してきた実体験をもとに書いた備忘録です。 (利用技術:Rails5.1) 前提:スパムを放置することで発生する不利益 反省点として、 正直なところ、自分はスパムへの対応に遅れました。 スパム登録に気付いてからもしばらくは、何も対応を取りませんでした。 その理由は2つあります。 1つは、多忙によりスパムへの対応よりも優先すべきと思われるタスクが山ほどあったこと。 そしてもう一つは、自分自身、スパムに登録される不利益について知らなかったため、スパム対策の優先順位がなかなか上がってこなかったためです。 この反省を踏まえて、まずスパムによって引き起こされる不利益を、運営者の視点とユーザーの視点から紹介します。