はじめに 前回の失敗から手法を変えてチャットボットの作成を試みました。 今度はうまくいきましたが、ほぼ公式ドキュメント通りの内容なのであまり面白味はありません。 前回の失敗はこちらから 全体のコードはこちらから 作成方法 今回はGoogle Brain チームが提供しているTensor2Tensor(t2t)を使うことにしました。 t2tは既に用意されているデータセットで学習するだけならコードを書くことなく(コマンドのみ)実行できる手軽さが特徴です。 自前のデータセットを実行する際にも、ほぼ公式ドキュメントに書かれている数行のコードと形式の整ったデータセットさえあれば実行できるので非常に楽です。 今回は前回作成した名大会話コーパスから抽出したinput_corpus.txtとoutput_corpus.txtをデータセットとして学習・推論をさせてみます。実行環境はGoogle Colabで