概要 大量のセルに数値の入ったExcelシートに対して計算処理などで、シートのセルから値を取り出す時に のように、直接シート上からセルを参照するように書いている人が大半だと思います。 参照セルが数個程度であれば大して問題ないのですが、「A行全体のデータの標準偏差を計算する」とか「A行A列からBB行CC列目の全セルの合計値を計算する」のような、大量のセルに対して行う処理の場合は、シートに直接参照する時のオーバーヘッドがバカにならず結構な処理時間になってしまいがちです。 そこで、最初に全セルのデータをVariant配列に入れてしまう事で、参照先をシートから配列にして処理時間を大幅に削減するのがオススメです。 いわゆる「配列化」というヤツですね。 この記事では、実際に配列化する事でどの程度高速化できるのかを検証していきたいと思います。 実験 今回は、1以上50000以下の乱数を1000万個生成し