こんにちわ。Openlogi Advent Calendar 18日目です。 前回、前々回と、GraphQLの実装について書きました。引き続きGraphQLについてです。 GraphQL で一番語られがちなのは、REST APIではできない柔軟なクエリについてですが、実際にアプリケーションで利用するにはいくつか超えなければならないハードルがあります。 個人的に上げるとするならば、認証、認可、パフォーマンスといったところでしょうか。本記事ではこのうちパフォーマンス周りのアプローチについて紹介していこうと思います。 さて、RESTの場合、特定のエンドポイントについて、取得するデータ量や、どの程度の時間がかかるかを想定するのは特に困難ではありません。しかし、GraphQLではクライアントサイドで取得すべきデータを定義するため、非常に高負荷なクエリが実行される可能性があります。 例えば、前回の記事