評価関数とは? コンピュータ将棋で指し手を決定するときにこの指し手で進めた局面は何点、というように指し手選択の目安となる値を局面評価値といいます。 たとえば初手だと、76歩が200点、18香が-500点とか点数がついてるわけですね。 それが全合法手分あるので、一番高い点数の指し手を選びましょうというシンプルな考え方です。 評価関数をつくるには? 評価関数の作り方はいろいろあります。 人間の溢れる将棋の知識を利用して、将棋の局面の特徴(王手飛車とか割り打ちとか)に点数をつけていってそれを合算する方法とか、現在主流のKPPやKKPと呼ばれる3個の駒の位置関係に点数をつけていく方法とか、先進技術のDeepLearningを利用して現在の局面情報そのままのものに点数をつける方法とかがあります。 Bonanza登場以前はこの点数は開発者が考えて手作業で点数付けしていました。 しかしBonanzaが機