はじめに 遅延初期化とは、必要になったときに必要になった分だけ処理して、効率的に処理を行うパターンを言います。 C#に限らない話ですが、ファイルやDB等の外部リソースを扱うアプリケーションにおいて、PocoなりEntityなりでデータを保持するようなコードを書くことが多くあります。このデータ取得処理を、データが必要になってから行うようにすることで、全体の計算量を削減することができるようになります。 外部リソースを使用するとき、基本的にコストが発生します(時間とか)。 モデル内にデータを保持できるプロパティを作成しておき、すでに取得済みなら内部で保持しているものを返し、未取得なら外部リソースを触るコードを書くことで、無駄なアクセスが抑制され、効率的に処理することができるようになることは自明だと思います。 その時のデータの取り扱い方についてメモとして書きます。 インスタンス変数がnullかどう