はじめに 前回Chainerの新機能、trainerを使ってCIFAR-10の画像分類に挑戦しようとしたのですが、マシンパワーの都合上、動作を確認できずに終わってしまいました。 そこで今回はMNISTを使ったAutoencoderの作成を通してtrainerの使い方を確認していこうと思います。 Autoencoderに関してはこちらの記事を参考にしました。 【ディープラーニング】ChainerでAutoencoderを試して結果を可視化してみる。 ChainerでDeep Autoencoderを作ってみる 実装 MNISTの手書き文字1000個を入力とし、隠れ層を1層通して入力と等しくなるような出力を得るネットワークを作成します。 コード全体はこちらにあげています。 ネットワーク部分 隠れ層のユニット数は64まで絞っています。 また、hidden=Trueで呼び出すと隠れ層を出力できるよ