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やる気の出し方
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アルコールはIDカードを見せてから 片面はアルファベットが、その裏側には数字が印刷されているカードが4枚テーブルの上に並んでいて、見えている面はA、F、3、4となっています。 今「母音の裏側の数字は偶数になっている」という規則があると言われてその規則を確かめるとしたら、どのカードを裏返してみればよいでしょうか。 (この問題を始めて見た人はちょっと考えてみてください) まず、Aのカードを裏返してみる。これはいいですね。裏が偶数ならOkです。次にFは裏返さない、Fは母音ではないから、裏が何でも関係ありません。さて、3、4のどちらを裏返すか。もし4と思ったら、それは違います。4の裏が子音でも規則に反しているわけではありません。子音の裏側について規則は何も言っていないからです。 正解は3です。3の裏側が母音なら規則は間違っていることになります。簡単ですか?間違っても恥ずかしくはありません。このテス
「AさんとBさんの前に1万円があります。AさんとBさんはCさんにこの1万円をもらって二人で分けることになったのですが、Cさんは1万円を分けるときの条件を一つつけました。それは1万円をどう分けるかAさんが決めること、BさんはAさんの分け方が不満なら拒否できること。ただし、Bさんが拒否したら、AさんもBさんも1円ももらえません。Aさんはどのような分割提案をすべきでしょうか?」 これはゲーム理論で最後通牒ゲームというやや大げさな名前のついたゲームです。「論理的には」Bさんは分割提案を拒否してしまうと何ももらえないのですから、1円以上どんな提案でも拒否する理由はありません。つまりAさんが9990円をAさんに10円をBさんに分けるという提案をしたなら、それを拒否したら10円以下の0円の収入しかないのですから、それでも受け入れざる得ないはずです。しかし、実際にはAさんが極端に自分に有利な提案を行うとB
現在「ビジネスのための雑学知ったかぶり」は過去記事のリライト含め、ギックス社サイト http://www.gixo.jp/blog/garbage で「隠居の視点」として連載しています。新しい記事はそちらをご参照ください。 ミュータント(mutant)とは突然変異という意味ですが、SFでは突然変異により現れる新しい人類-新人類、超人類-を指すことが多いと思います。SF小説では新人類が超能力を発揮して人類と対決したり、人類を助けたりします。超能力を持つことをミュータントの定義にしている場合さえあります。 しかし、実際に現生人類から新しい人類種が生まれても、超能力を持つことは考えにくいでしょう、瞬間移動、時間遡行、などは物理学的に不可能ですし、新幹線より速く走ることもできないでしょう。新人類とは言っても所詮現生人類の隣に位置する一生物種に過ぎません。X線を視覚することができるようになり、透視が
アラン・チューリング チューリング・テストは、コンピューター科学の父と言われるイギリスの数学者アラン・チューリング(1912-1954)が考えた、機械が人間と同様の思考を行うことができるかどうかをテストする方法です。チューリング・テストでは判定者がカーテンの向こうの機械と人間の両方に質問をいくつも投げかけて、最終的にどちらが機械か人間か判定できなければ、機械はチューリング・テストに合格した、つまり知能を持っていると考えます。テストはキーボードで質問を入力しプリンターかスクリーンで答えが返されるので、声で人間か機械かを判断されることはありません。 チューリングは西暦2000年ごろ、100MBのコンピュータがあればテストに合格することができるのではないかと考えたようですが、現在にいたるまでテストに合格した機械(コンピューター・プログラム)はありません。もっともチューリングがチューリング・テスト
エンリコ・フェルミ 「富士山を動かすのには何年くらいかかるか」「日本に蚊は何匹くらいいるだろうか」「長野に蕎麦屋は何軒くらいあるだろうか」 こんなことを聞かれても、答えはなかなか見つかりませんし(最近はネットで「フェルミ推定」と入れると出てきたりしますが)、ちょっと試してみるというのも困難です。そこで、仮定や推定をいくつも組み合わせて「概ねどのくらいになるか」ということを見積もることが必要です。このような問題を物理学者のエンリコ・フェルミにちなんでフェルミ推定(あるいはフェルミ問題)といいます。 エンリコ・フェルミは1901年にイタリアで生まれ、1938年にノーベル物理学賞を受賞しました。フェルミは妻のローラがユダヤ人であったため、ムッソリーニ政権下のイタリアには戻らず、ノーベル賞を受賞したストックホルムから、そのまま家族とともにアメリカに亡命し、コロンビア大学で物理学教授の職を得ます。そ
パーキンソンの法則は、‘Work expands so as to fill the time available for its completion` 「仕事量は与えられた時間を使い切るまで膨張する」(パーキンソンの第一法則)と言った英国の政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが1955年にイギリスのエコノミスト誌に発表した記事に由来します。人は与えられた資源は使い切ってしまうというこの法則は「支出は収入の額と一致するまで増大する」(パーキンソンの第二法則)とか、コンピュータの世界で「データは与えられた記憶容量を埋め尽くすまで増大する」などのようなバリエーションでも使われます。しかし、日本では「役人の数は仕事の量とは関係なく増大する」という官僚主義に対する皮肉で有名です。パーキンソンは「パーキンソンの法則」と題した著作の中で、イギリスの植民地省が第2次大戦後、イギリスが植民地を失
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