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リゾートバイト 伊原六花Amazon 民宿に住み込みのアルバイトにやってきた若い男女が 夜中に見聞きした奇妙な物音をきっかけに トラブルに巻き込まれていく話。 駄作であることは覚悟をしていたが 予想を遥かに下回るレベルでデキが悪く、 最初の30分ですでにウンザリさせられるので 90分を切る短編なのにとにかく辛い。 そもそもアルバイトを3人も雇ったくせに 宿泊客の気配がまったくせず 忙しそうな様子が全然伝わってこない。 リゾート地という設定のはずなのに 観光客らしき人物は全編通して2人だけ。 ホラーとしてはとことん安っぽいし、 コメディと割り切れる内容でもない。 キャラクターも含めて見どころらしい要素が何もなく、 本当に時間を無駄にするだけの作品。
インソムニア [DVD] アル・パチーノAmazon アラスカの田舎町に派遣されたベテラン警部が 少女殺人事件の犯人を追う中でトラブルに見舞われる話。 的確に判断を下す敏腕警部が 犯人を追い詰めていく話かと思いきや、 とあるアクシデントをきっかけに どんどん窮地に立たされていくのが斬新。 その過程でノイローゼが進み、 眠れなくてフラフラになっていく様子も 白夜という舞台設定とうまく合わさっていて見事。 スピード感のある展開と先の読めない筋書きで 目が離せない没入感を維持したまま 最後まで盛り上がりを見せる良作だった。
早朝始発の殺風景 山田杏奈Amazon とある高校の生徒それぞれが抱える 小さな悩みを題材にした群像劇。 第1話で登場する2人の活動は 全編を通して少しずつ描かれるが、 第2話以降は異なる生徒を主人公に 1話完結型のオムニバス構成になっている。 エピソードごとに状況の異なる会話劇だが、 ゆるいミステリーのような筋書きになっており、 前半部分で語られたいろいろな要素が 伏線として回収されていくのが気持ちいい。 高校生らしい青春を感じつつ スッキリと後味のいい短編が楽しめる良作ドラマ。
ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ ジョシュ・ハッチャーソンAmazon 幼い妹の養育権を維持するため、 廃墟となったテーマパーク型レストランで 夜間警備のアルバイトを始める話。 「ウィリーズ・ワンダーランド」と非常に似た世界観だが、 男性の抱えるトラウマに関する描写が長く、 期待したようなバトルが少なくて 序盤でチンピラたちが死んでからはかなり中だるみする。 映像のクオリティは悪くないのだが、 人形たちが敵なのか味方なのかが中途半端で ストーリーの方向性がハッキリしない。 せっかく恐怖感を煽るキャラクターがいるのに 「バナナ・スプリッツ・ホラー」のような展開ではなく、 オカルト方向に舵を切る筋書きなのは残念。 1時間50分という時間がただただ長く感じた。
冬薔薇 伊藤健太郎Amazon 学校にもほとんど通わず 周囲から金をせびって暮らす自堕落な青年と その家族や知人を描いたもの。 人間関係がつかみにくい割に中身が薄く、 自分勝手で嫌われ者の主人公にはイライラするし、 半グレたちの犯罪行動も特にクローズアップされず、 何を見せたいのかよくわからない作品。 主人公の身近にいる意味ありげな人物に関しても 特に掘り下げられることがなくて それぞれの行動原理がよくわからない。 キーとなる事件も詳細が語られないまま。 ろくでなしの生き様を ダラダラ見せられるだけの駄作。
春画先生 内野聖陽Amazon 性風俗を描いた江戸時代の絵画である 「春画」の研究に没頭する中年男性と、 彼に想いを寄せる若い女性の話。 序盤は春画という珍しい題材と それを楽しむ独特の視点が新鮮に感じるが、 徐々に関係者の非常識さが際立ってきて 独特な世界観から目が離せなくなる。 実は春画ではなく先生の方が軸になっているのがミソ。 登場人物全員がクセのあるキャラクターで 努力の方向がねじ曲がっているところが面白く、 苦悩していても不幸や悲しみを感じないのがよい。 変な人間ばかりが出てくるのに それぞれに好感を持ってしまう不思議な作品。
由宇子の天秤 瀧内公美Amazon 自身の正義感とマスコミとしての立場に悩みつつ 女子高生自殺事件の取材をするテレビディレクターが 父が経営する学習塾のトラブルに巻き込まれる話。 社会からのバッシングを題材にした作品で、 冒頭から重い雰囲気が漂う中、 さらに深刻な問題が重なっていく。 登場人物は限られているが それぞれの関係性が絶妙に絡み合っていて、 人間の嫌な部分を何度も味わわされる。 悪いことをしていない主人公が どんどん災難に見舞われていく筋書きでなので 観ていて暗い気持ちになるばかりだが、 2時間半に見合う内容の濃さで見応えはあった。
ゴジラ-1.0 神木隆之介Amazon 第2次世界大戦が終わった直後の日本近海で ゴジラが人々を襲い始める話。 戦争に負けてボロボロになり、 なんとか復興しようとしている状況で 凶暴なゴジラが暴れまくるのが恐ろしい。 シン・ゴジラ版よりもさらに強くなっている印象で その強大な破壊力を感じさせる映像表現が素晴らしい。 GHQの管理下で満足な武装もない中、 絶望に陥る市民の気持ちを追体験できる。 「シン・ゴジラ」は日本政府らしい人間ドラマが醍醐味だったが、 本作はシンプルに勧善懲悪の図式での ダイナミックなバトルが楽しめる作品になっており、 弱者たちが力を合わせて敵に立ち向かう痛快さが味わえた。 【関連作品のレビュー】 GODZILLA ゴジラ(2014年公開アメリカ映画版) キングコング:髑髏島の巨神 ゴジラ(1954年公開版) キングコング対ゴジラ モスラ対ゴジラ ゴジラ対ヘドラ ゴジラ(
MEMORY メモリー リーアム・ニーソンAmazon アルツハイマー病によって引退間近な殺し屋が 殺害目標に子供が指定されていたことで 人身売買組織を潰そうとする話。 良くも悪くもこれまでの リーアム・ニーソン主演映画と変わらない雰囲気だが、 肝心の記憶障害による深刻な影響が イマイチ伝わってこないのが残念。 70歳を超えてアクションにもキレがなくなっているし、 役柄としても無謀な戦い方が多くて没入感が低い。 登場人物が多い割にあまり面白さや爽快感を感じない筋書き。 唯一、終盤の展開だけは悪くなかったが、 アクション映画としては物足りない作品だった。
Matilda [Blu-ray] [Import] MonoyoiAmazon 金に汚い利己的な両親のもとで まともな愛情を受けずに育った少女が 小学校で優しい先生と出会ったことで 人生の活路を見出していく話。 人並外れた学力と知識欲があるのに 教育に無関心な両親のせいで報われない日々が続き、 子供にとって家庭環境がいかに重要かを痛感させられる。 傍若無人で利己的な両親にウンザリしていたら それを上回る極悪非道な敵が登場する展開も強烈。 特に屋敷のシーンはとにかく恐ろしく、 並のホラーよりも大きな恐怖感を感じた。 そういったストレスを味わされつつも 自分の理解者や仲間のありがたみが十分に描かれ、 我慢した以上の痛快さを感じる筋書きが見事。 同じ小説を原作にした2022年公開版よりも見応えがあり、 各キャラクターも魅力的でよかった。 【関連作品のレビュー】 Matilda(英語原作小説)
哀れなるものたち Emma StoneAmazon 幼児と同程度の知能しか持たない女性が いろいろな人と出会っていく話。 非常識であらゆる欲望に正直な主人公が 沸き立つ好奇心に身を任せて 危なっかしい状況に飛び込んでいく展開で、 1人の女性の壮大な冒険譚と言える内容。 SFとファンタジーと恋愛とコメディを 混ぜたようなかなり独特の世界観に加えて 性描写にもグロテスクな表現にも容赦のない作風だが、 先が読めない展開の連続に目が離せない。 割とクセのある場面が多いので ある程度の映画好きに限られるだろうが、 非常に壮大で見応えを感じる意欲作だった。
接客無双 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:鳩胸つるん集英社Amazon 商店街にある寂れた町中華の店に 人並外れた接客能力を持つ男が現れる話。 相手を丁重にもてなす接客術を 格闘技の代わりに用いたギャグマンガだが、 飲食店で起きる状況をうまくネタに利用し、 いろいろな笑いを盛り込んでいて感心する。 バカバカしい技の応酬ももちろんだが、 ヒロインの冷静なツッコミも面白いし、 他作品をオマージュしたような描写もあり、 根底に作者の確かな実力を感じる。 インパクト重視の安易な設定かと思いきや 新鮮な世界観と独特の勢いが味わえる良作だった。
罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル) 作者:小林祐児集英社Amazon 日本企業において管理職が何に苦労し、 管理職になりたがる人が減っている理由を分析したもの。 企業ごとにもっと状況が異なりそうなのに 身の回りの管理職に当てはまる部分が多数あり、 今の労働環境をきっちり言語化していると感じる。 ただ、「筆者が独自に作成」と注釈が添えられている図は 極端に見づらく、何を言いたいのかが伝わってこないのは残念。 管理職という役割にやりがいを感じるかどうかは人によるので 盲目的に昇進を拒絶するのは短絡的だが、 多くの管理職が苦労する部分や 日本企業の構造を客観的に知る意味では有益。 第1章~第3章までは説得力のある現状分析に対して 共感と納得をしながら読み進め、 第4章と第5章で改善案や対処法を学ぶ流れ。 ややカタカナ用語が多くて
ミステリと言う勿れ 菅田将暉Amazon テレビドラマ版に続く話で、 ある一族の遺産相続問題をめぐって 主人公が知恵を貸す話。 今作だけでほぼ独立したエピソードなので テレビドラマ版を観ていなくても理解できるが、 残念ながらそこまで引き込まれる筋書きではなかった。 遺言書の指示を達成した1人だけが莫大な遺産を相続できるという シチュエーションはそれなりに興味深いのだが、 肝心の謎解きに期待したほどの面白みがないのが残念。 主人公のキャラクターは相変わらず個性的だが、 今作で初めて登場する人物にあまり魅力がなく、 人間関係が整理できないまま大雑把に話が進んでいく。 2時間のスペシャルドラマのような印象だが、 だとしてもテレビドラマ版の満足度に劣るデキだった。 【関連作品のレビュー】 ミステリと言う勿れ(テレビドラマ) ミステリと言う勿れ(スペシャルドラマ) ミステリと言う勿れ(マンガ)
劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」 (豪華盤) (BD) [Blu-ray] 高山みなみAmazon テレビアニメ版「名探偵コナン」の劇場版26作目で、 インターポールの捜査システムが設置された海洋施設から 灰原哀が黒の組織に拉致される話。 黒の組織や既存のキャラクターが多く絡むため 過去作品に精通したシリーズファン向けで、 特に灰原をメインに位置付けた筋書き。 ミステリーとしてはあまり面白味がなく、 特に犯人のトリックは反則気味で納得しにくいが、 アクション映画としては派手な場面が多く、 緊迫感のある展開が楽しめる1本。 【関連作品のレビュー】 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(アニメ) 名探偵コナン 14番目の標的(アニメ) 名探偵コナン 世紀末の魔術師(アニメ) 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(アニメ) 名探偵コナン 天国へのカウントダウン(アニメ) 名探偵コナン ベイカ
トレマーズ 3 [Blu-ray] マイケル・グロスAmazon かつて地中怪物が現れた場所として 観光客相手の商売を細々と営んでいたところに 再び危険な生物が現れる話。 ひどいデキだった2作目から一転、 コミカルな雰囲気が漂う中、 対抗手段の限られた状況で 次々と怪物に襲われるスピード感が復活した。 怪物の描写にはチープさを感じるが、 素人ばかりの集団が必死に工夫して 危機を乗り越えていく面白さが味わえる1本。 【関連作品のレビュー】 トレマーズ トレマーズ2
テイキング・ライブス(字幕版) アンジェリーナ・ジョリーAmazon 男性の遺体が次々と発見される中、 事件の手がかりを追う女性捜査官の話。 犯人の行動がタイトルで明かされている上に トリックや筋書きにひねりがなさすぎて ミステリーやサスペンスとしては浅すぎる内容。 じっくり時間をかけて予想通りの結末に 行き着くのを見守るだけなので非常に退屈。 キャラクターにも魅力がなく、 どこにも見応えがない凡作。
その土曜日、7時58分 コレクターズ・エディション [DVD] フィリップ・シーモア・ホフマンAmazon 小さな宝石店で起きた強盗事件を軸に、 関係者たちの様子を描いていく群像劇。 簡単に成功するはずの計画だったのに 予定外の行動が次々に新たなトラブルを生み、 収拾がつかなくなっていく。 定期的に焦点を当てる人物を変えながら キャラクターに深みを出していく構成は見応えがあったが、 少しテンポが悪く、もう少しコンパクトにまとめた方が いろいろな要素が結びつく気持ちよさが際立ったように思う。 非常によく練られた筋書きだが、 もう少しスピード感が欲しかった。
12モンキーズ(字幕版) ブルース・ウィリスAmazon ウイルスによって絶滅しかけている人類を救うため、 過去の時代に派遣されたタイムトラベラーの話。 いろいろな時代を行き来しながら 少しずつ人間関係が変化していく展開だが、 断片的に入ってくる情報をつなぎ合わせて 整理していくのが割と大変で、 その苦労に見合うほどの面白さは感じなかった。 未来から来たことがなかなか信じてもらえず、 精神病だと見なされてしまうところは新鮮だが、 状況がよくわからないまま話が進んでいくので 観ていて混乱するし、ややこしい印象を受ける。 おそらく何度も観ることで不透明だった部分が 伏線としてつながって理解が深まっていくタイプの作品なので、 そのあたりの覚悟があるかどうかで評価が分かれるだろう。
葬送のフリーレン 種﨑敦美Amazon 勇者とともに冒険してきた魔法使いのエルフが 魔王討伐を果たしたあとに過ごした日々を描いたもの。 世界の平和を脅かす敵と戦う冒険譚ではなく、 すでに大冒険が終わり、 勇者率いるパーティが解散したあとの話で、 当時の思い出に浸りながら旅をする珍しい設定。 長い寿命と圧倒的な強さを持つ主人公だが、 ほとんどの生き物が自分より早く死ぬことから その孤独な心情が伝わってきて絶妙な切なさが漂う。 感情の起伏の少ない淡々とした性格だが、 不思議と好感が持てるキャラクターで、 困難な状況を乗り越える知恵がありながらも 仲間とのトボけたやり取りが楽しい。 不思議な居心地の良さがある世界観で、 主人公の日常をいつまでも観ていたくなる良作。 【関連作品のレビュー】 葬送のフリーレン(マンガ)
ホテル・ムンバイ(字幕版) デヴ・パテルAmazon 2008年にインドで起きた同時多発テロにおいて 標的となった高級ホテルの内部を描いた話。 武装している上に組織化されたテロ集団に 何もできないままホテルが制圧され、 宿泊客を誰ひとり逃がさないよう 念入りに襲撃していく様子が恐ろしい。 また、極限状態が続く中でパニックに陥り、 理性的でない行動をとる人間が出るのもリアル。 運の要素も大きく絡むために 何が正しいのかわからないところが難しい。 全編にわたって不安な状況が続くので 観ていても辛いばかりなのだが、 キーとなるキャラクターをうまく使って 映画として没入できるよう工夫されている。 日常の中で突然起きるテロの恐怖を 生々しく追体験できる作品。 【関連作品のレビュー】 後味が悪すぎる49本の映画(書籍)
きのう何食べた?Season2 西島秀俊Amazon 第1シーズン、スペシャルドラマ、劇場版に続くシリーズ4作目で、 同棲しているゲイカップルの ちょっとした日々のやり取りを描いた話。 基本的には過去シリーズと変わらない雰囲気で いい意味でいつも通りの味わいがあるが、 今シーズンは女心を持つケンジを主人公にした筋書きが多く、 彼の素直で感情や思いやりが感じられる。 年齢を重ねてきたことで 仕事面や身体面で変化が起きる2人だが、 それぞれ柔軟で前向きな考え方と 支え合う様子にホッとさせられる。 ほのぼのしたエピソードの中に グッとくる場面が用意されていて、 ゲイという設定に関わらず楽しめるドラマ。 【関連作品のレビュー】 きのう何食べた?<第1シーズン>(テレビドラマ) きのう何食べた? 正月スペシャル2020 きのう何食べた?(映画)
きょうの横山家 1 (MFC ジーンピクシブシリーズ) 作者:横山 了一KADOKAWAAmazon 夫婦ともに漫画家である男性の 家族との日常を描いた話。 ネット上に掲載されていた数ページを読んだときには それなりに魅力を感じたものの、 単行本で一気に読むと内輪ネタ感が強く、 筆者の家族によほど興味がなければあまり面白くない。 チャプター間に挿入されているブログの文章も どのマンガに対するものなのかが非常にわかりにくく、 なぜこんな構成になっているのか謎でしかない。 個人のブログに掲載されている絵日記なら贅沢だが、 コミックエッセイとしては内容が平凡すぎて わざわざ買って読むほどではなかった。
作品情報: https://www.netflix.com/title/81761777 ある事情でカラオケを上達させたいヤクザが 合唱部の部長を務める男子中学生に歌の特訓を頼み込む話。 非現実な筋書きではあるが、 先の読めない展開で一気に引き込まれる。 ヤクザなのに妙に人懐っこい言動は新鮮だし、 たとえ相手が中学生でも、教えを請うなら 敬意を払って接するところに好感が持てる。 多少のアレンジはあるが、原作マンガに忠実な造りで 雰囲気を崩さずうまく実写化している良作。 【関連作品のレビュー】 カラオケ行こ!(マンガ) ファミレス行こ。(マンガ)
女子とお金のリアル 作者:小田桐 あさぎすばる舎Amazon 女性の生き方として当たり前だと考えていた殻を打ち破り、 大きな収入や理想の結婚、家庭を実現した筆者が 苦労する女性たちにオススメする行動指針を解説したもの。 結婚や収入における女性の悩みがリアルに挙げられているが、 それを解決するためのアドバイスが割と極端で、 いろいろな要素が絡み合って成功した筆者の事例が 他の女性でも再現できるかどうかはかなり微妙。 天職に巡り合ったりブログがヒットするなど運が絡む部分多かったり、 ある程度の経済力があるからこそ実現できている部分もあるため、 筆者の生き様だけを真似て同じように成功するとは限らない。 先入観や固定観念を取り払う意識改革という意味ではアリだが、 盲目的にバイブル化してしまうのは危険だろう。
経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。 花江夏樹Amazon 恋愛経験のないおとなしい高校生が 経験豊富なクラスメイトと付き合い始める話。 限られた友人としか話をしない目立たない主人公が クラスの中でも存在の目立つギャルに告白したら 運良く付き合えることになるという話だが、 相手のことを思いやる気弱な彼氏と 明るくて何にでも喜ぶ彼女の言動が見ていて微笑ましい。 かなり王道な展開ばかりだが、 互いに一途で初々しいやり取りに 見ていて幸せになる作品。
君と宇宙を歩くために(1) (アフタヌーンコミックス) 作者:泥ノ田犬彦講談社Amazon 勉強が苦手で授業を聞き流していたヤンキー少年が 変わり者の転校生と接するうちに 徐々に生きがいを見つけていく話。 独特の言動と感覚過敏などの反応から 発達障害であることが伝わってくる転校生だが、 彼に興味を持ったヤンキー少年が 歩み寄っていくことで生まれる友情にグッとくる。 また、アルバイトも勉強もうまくいかず、 毎日を投げやりに過ごしていたヤンキー少年の方も 転校生に感化されて行動を変えていくことで 徐々に周囲に受け入れられていく展開も泣ける。 周囲から浮いてしまうキャラクターが多く登場するが、 彼らの心情をリアルに描き、 みんなが少しずつ幸せになっていく様子に 何度も感動させられる傑作。
劇場版名探偵コナン ハロウィンの花嫁 [通常盤] [DVD1枚組] 高山みなみAmazon テレビアニメ版「名探偵コナン」の劇場版25作目で、 2種類の液体を混ぜることで 強烈な威力を発揮する爆弾を使った事件が起こる話。 いろいろなレギュラーメンバーが入り乱れるので マンガやテレビアニメを追いかけているファン向けだが、 過去作品の中でもコナンが主人公らしく活躍する筋書きで 連続して訪れる緊迫した状況に引き込まれる。 犯人が1人で準備するには規模が大きすぎる仕掛けや トラブルを解決する方法がめちゃくちゃだったりと リアリティのなさは割り切って観る必要があるが、 足を引っ張るキャラクターがおらず、 全力で解決を目指す気持ちのいいストーリーが楽しめた。 【関連作品のレビュー】 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(アニメ) 名探偵コナン 14番目の標的(アニメ) 名探偵コナン 世紀末の魔術師(アニメ
多数決を疑う 社会的選択理論とは何か (岩波新書) 作者:坂井 豊貴岩波書店Amazon 日常でもあちこちで利用される多数決という手段について その問題点を理論的に解説したもの。 本書で挙げられているような選挙での投票だけでなく、 コンテストで受賞作品を選ぶときや 複数の選択肢から結論を絞るときなど いろいろな場面で利用される多数決だが、 その精度や公平性に問題があるという視点が新鮮。 指摘されている問題点を理解するには ある程度数学的な考え方が必要になるが、 結果を誘導しやすかったり 納得性の低い結論に決まってしまったりと、 多数決が必ずしも大勢の総意でないことがわかる。 候補が3つ以上ある中から順位を決める場合に備えて なるべく多くの人の希望を満たす方法を予習しておきたい
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