2013-11-23 2013年の音楽シーンと、自己の再発見 歌 社会 人生 評論 ぶりっ子イメージの、TBSアナウンサー「田中みなみ」。 顔を見ると、確かにかわいい。 この顔からどうやって、ぶりっ子のイメージが連想されるのか。 顔のパーツを見た所で、ぶりっ子の要素はないのである。 「自分のことなんか誰もわからない」という言葉。 時代の自己の有り様として、表現は正しい。 音楽シーンに代表されるように、人々の個性は分散していった。 他人を鏡のように見立てても、「私」は見えなくなった。 西寺郷太は当初から、2013年を当たり年と予想した。 ふたを開ければ、それは過去の流行の回帰。 アーティスト達は、音楽に共感を問うたのである。 他人に共通点を求め、自己が何であったのかを思い出すために。 確かに「私」は、誰でもない。 他人が見る、薄っぺらいイメージなんて糞食らえだ。 だけど、共感してくれる人々の