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この記事は、PostgreSQL Advent Calendar 2014の12/10分の記事です。 前口上 12/5はPostgreSQLカンファレンス2014で講演をさせていただきました。ニッチな内容にもかかわらずたくさんの方に聞いていただいて、本当にありがとうございました。その後、懇親会では「Learning English from PostgreSQL」というタイトルのLTを4分50秒という完璧タイムに納めたにもかかわらず、パイ×2を味わってきました。 このLTは「PostgreSQLからDBじゃないことを学んだって良いじゃないか」という当日の思いつきだったんですが、PostgreSQLの詳細な作りやいろんな仕様はやっぱりちゃんと学ばないとね、ということで、この記事ではソフトウェアにつきものの「READMEファイル」に着目してみます。 README とは Wikipediaで「R
現在開発が佳境を迎えている PostgreSQL 9.3 ですが、先日「postgres_fdw」という外部データラッパ関連の機能がコミットされましたので、ご紹介します。なお、現在開発中の機能ですので、正式リリースまでに変更されることも考えられます(というか、きっと変更が入る)ので、その点はご承知おきください。 postgres_fdwとは? 「postgres_fdw」はcontribモジュールとして追加された外部データラッパで、外部のPostgreSQLのデータを外部テーブル経由で参照できるようにする機能です。これまではfile_fdwが唯一の標準の外部データラッパでしたが、ようやくPostgreSQL自身に接続する機能が公式にサポートされました。以前からcontribにあるdblinkと違って事前に外部テーブルなどを定義しておく必要がありますが、SQL文中で通常のテーブルと同じように
本エントリは、PostgreSQL Advent Calendar 2012の12月2日分です。 PostgreSQL 9.2がリリースされてしばらく経ちますが、皆さんもうお使いでしょうか?IndexOnlyScanやCPUスケーラビリティ向上といった性能改善が大きなトピックになっていますが、細かいところにもいろいろ改善が入っています。このエントリでは、PostgreSQLのクライアントプロトコルであるlibpqに新しく追加された「単一行モード」をご紹介します。libpqはWebアプリケーション等ではあまり意識しないレイヤーかもしれませんが、psqlコマンドや言語別APIのベースとなっているプロトコル/ライブラリです。 どんな機能? 簡単にいうと、libpqのプロトコルレベルでカーソルのように結果を一行ずつ処理できるようになるモードのことです。 9.1までのlibpqでは、SQLレベルで明
このエントリはPostgreSQL Advent Calendarの12/7分です。 現在開発中のPostgreSQL 9.2でSynchronized Snapshot(同期スナップショット?)なる機能が導入されます。開発の動機はpg_dumpallで複数のデータベースのバックアップを一貫性のある内容で取りたいということのようで、あまり派手な機能ではないのですが、開発中の pgsql_fdw と組み合わせて面白いことできないかな、と思って調べたので内容を整理してみます。 そもそも「Snapshot(スナップショット)」って何? PostgreSQLにおける「スナップショット」とは、MVCC で使われる情報の一つで、大雑把に言えばあるトランザクションからどの時点でのデータが可視であるかを判定する基準です。Synchronized Snapshotでは、このスナップショットを複数のトランザク
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