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衆院選
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こんにちは、日向です。 本日は、先日の 激烈なダンピング屋 に続いて 都立高校の偽装請負事件の続報を書いておきたいと思います。 東京都は2011年度から、都立高校における学校図書館運営の「業務委託」を進めてきました。 業務委託=専門の事業者に管理・運営を任せたわけですから、 直接雇用で非常勤のスタッフを採用するより多少費用はかさんだとしても、自分たちが苦労して人を採用しなくてもいい。 ノウハウを持った専門事業者に任せることで、経験豊富なスタッフを派遣してもらえて、しっかりした運営ができるはずと期待したはずです。本音は違うかもしれませんが、少なくとも建前としてはそうでした。 ところが、現実は、そうはなりませんでした。 下の書類をみてください。先日も一部公開しました2015年度がスタートしたばかりの時期に発覚した人員不配置に関する担当部署による報告書です。 サービスエースという事業者が受託して
こんにちは、日向です。 先日来、続けてレポートしております和歌山市の学校図書館の件、地元市民の方たちが本日、教員委員会に申し入れをされました。 その文書を入手しましたので、取り急ぎ、ここに掲載しておきます。(代表者の個人名・連絡先は消去) 虚偽広告で消費者庁から1億円の罰金を科せられたTSUTAYA運営のCCCが、市民図書館の指定管理者になるばかりでなく 密かに学校教育の分野にも深く入り込もうとしている事態を受けて、地元市民団体が緊急の申し入れを行ったようです。 画像がみにくいので、テキストも文末に張り付けておきます。 よろしくお願いいたします。
こんにちは、日向です。 厚労省の統計データの不正調査に関連して、過去の雇用保険データを調べるのにあたふたしているうちに、Tカード会員情報の捜査提供のニュースがツイッター等で炎上しているようです。 新聞報道によりますと、Tカードを発行しているCCCは、捜査令状無しに、①会員情報(氏名、生年月日、住所など)②ポイント履歴(付与日時、ポイント数、企業名)③レンタル日、店舗、レンタル商品名④防犯カメラの画像ーなどを提供しているとのことです。 当然、同社が指定管理者となって運営しているTSUTAYA図書館、とりわけ本の貸し出しにTポイントを付与している佐賀県武雄市や岡山県高梁市では、図書館の利用データまでも密かに提供されているのではないかと疑ってしまいます。 もちろん、建前上は、図書館利用者の貸出履歴などは、図書館の外部には送信していないと、CCCは、普段から明言していますので、よもや図書館利用者の
こんにちは、日向です。 1/15にリリースされた ツタヤ図書館が目玉の和歌山市駅前再開発、94億円の税金投入…疑惑浮上 の続編がさきほどリリースされました。 ツタヤ図書館建設でCCCと和歌山市に癒着疑惑浮上…コンペ前から内定で計画進行か 前編では、国土交通省のキャリア官僚と結びついた尾花市政によって、図書館を目玉にした市駅前再開発プロジェクトに94億円もの公金(うち補助金は64億円)が注ぎ込まれることを明らかにしましたが、 ナゾだったのがこれほどの巨額プロジェクトの絵を描いたのは、いったい誰だったのかという点でした。 今回の後編では、そのへんを解明しています。 ネタバレになってしまいますが、陰の主役は、RIAでした。 RIAは、CCCのフラッグシップともいえる代官山蔦屋書店の設計を手掛けた会社なんですが、和歌山市の再開発プロジェクトには早くから食い込んでいました。 2014年からはじまった
「図書館で起きた時給180円事件(1)」からのつづき ●図書館で起きた時給180円事件・(2) 公共図書館で起きた「時給180円事件」。それを告発した司書は、実質解雇され、権利回復はほぼ絶望的だった。 そこに急転直下、救いの神が現れた――。 5.突破口は、労働基準監督署の是正勧告 意外にも、最初の突破口は、労基署でした。労基署が突然、是正勧告を出したんですね。 これは私も不思議だったのですが、申告から4 か月後の2012 年6 月11 日に経過を電話で問い合わせたところ、係官から 「ちょうど今日、㈱TK(仮名)に調査に入りました」 と言われたんですね。 労基署には、2 月に本人が申告した後も、組合幹部の方も同行して頂いて着手するよう要請に行ったり、係官とは、定期的に連絡をとって、根気良く、労基法違反行為を摘発するよう催促したりしていましたので、それが功を奏したのかもしれません。 係官が会社
こんにちは、日向です。 昨日、東京・練馬区立図書館の非常勤司書で構成される労働組合が「直接雇用の継続を求めてストライキ突入か」というニュースが飛び込んできました。 12月19日現在、区教委と「一定の合意が得られた」として、直近のストライキは延期になりましたが、このニュースをきっかけにして、公共図書館の民間委託の是非についての関心が急速に高まっているようです。 そこで、今回は、私が図書館の問題に関心を持つきっかけになった個人的な体験を披露したいと思います。 以下は、2017年7月9日、「東京の図書館をもっとよくする会」の招きで、講演させていただいたときの記録です。そのダイジェスト版を、何回かに分けて、転載させていただきます。 これを読めば、図書館の運営を丸ごと民間企業に任せると、どういうことが起きるのか、ツタヤ図書館だけの問題ではないことがおわかりいただけるかと思います。 また、四面楚歌に立
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