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リビアのカダフィ大佐は、ローマでイスラム教への改宗をすすめる演説をした(8月30日、コッリエーレ・デッラ・セーラ) カダフィ大佐は、500人の女性の聴衆に対して、イスラム教が全ヨーロッパの宗教となるようにと訴え、イスラム教に改宗しなさい、マホメットは最後の預言者であると語った。 500人の女性にコーランを配布した。野党の民主党は、女性が侮辱されたと抗議している。 カダフィ大佐のローマ訪問は、イタリア・リビアの条約協定2周年を記念してのもの。
V わたしは甘美に燃える 灯りだ! より孤独で、より遅い時間に、 より悲しい、重苦しく、 より善良な影で、兄弟よ! わたしが、もの思う 子供の上に、 祈る母、泣く揺りかご おしゃべりする食卓 沈黙する石棺の上につらされた灯りであれかし。 わたしの純潔な炎は 遠くから、大地を踏みしめて 夜進み、心で泣いている放浪者に 人生の青白い道を照らす。 彼は立ち止る。が、私の光線が、 優しいたましいの中に燃えるのを見て、 暗い旅路を再開した、 歌いながら。 (訳者妄言) パスコリの詩の最終連。人生を行く旅人を照らす灯りとして「詩」は描かれている。パスコリは、詩の果たす役割に強い自負心を持っていたことがうかがえる。 原文は、 Io sono la lampada ch'arde soave! nell'ore più sole e più tarde, nell'ombra più mesta, più
カトリック系の団体「キリスト軍団」(Legionari di Cristo)にヴァティカンの調査の手が入ることになった(4月1日、Corriere della Sera). キリスト軍団は、マルシャル・マヒエルが1941年に創設した団体。この軍団は、Università Europa di Roma の創設にも貢献している。 ヴァティカンの決定は、国務長官タルチーゾ・ベルトーネ枢機卿の書簡で伝えられた。創設者のマルシャル・マヒエル師は、幼児性愛、神学生へのセクシュアル・ハラスメントで告発され、2006年に「引退」することを余儀なくされた。2008年に87歳で亡くなっている。 今年になってさらに、特定の愛人と娘(20歳)がスペインにいることが明らかになった。 信心会にとっては、最悪のニュースである。この組織は世界30カ国以上に800人の司祭と2500人の神学生、6万5000人の平信徒をかかえ
遅刻の言い訳を集めた本が出版された(コリエレ・デッラ・セーラ、5月6日)。 編者は John Beer であるが、仮名で、実はパドヴァの学生である。 「L.は校庭で派手な色模様の蝶々を追いかけて道に迷い10時15分に登校した」。 「3月8日の欠席理由。ミモザを買う花屋の列があったため」。(3月8日は、イタリアでは、「女性の日」でミモザを贈る習慣がある)。 「A.は数日を祖父の世話で過ごした。彼の言い分によると、彼の祖父は以前から潜伏者で、公の場に出られない」。 「生徒E.は10月19日欠席したが、『猫が爆発した』ためとしているーー教師P.」。 そのほか、靴の裏の犬の糞を取り除くための遅刻、時計のチクタクがうるさくて寝付けなかったための遅刻、登校途中でE.T.が道をよこぎったための遅刻、男子生徒の生理痛ゆえの欠席もある。
ドニゼッティのオペラ《ドン・パスクワーレ》を観た(初台、新国立劇場)。 レナート・バルサドンナという人が指揮だが、初めて彼の指揮を聴いた。プログラムを見ると、新国立劇場初登場とのこと。実際に聴いてみると、これが大変良い指揮者である。どこが良いかと言うと、この《ドン・パスクワーレ》には2重唱や4重唱と重唱がしばしば出てくるのだが、そこでの指揮ぶり、テンポの運びが心地よいのだ。歌手にのびのびと歌うところは歌わせ、オケの伴奏の部分にくるとさっとテンポを調整しだれないようにする。さらにはドニゼッティの二重唱では(ロッシーニでもそうだが)曲の終わりにかけて駆け込むようなアッチェレランド(加速)が欲しいところがあるが、そこでのアッチェレランドの塩梅がちょうど良い。イタリアで地元の客に人気のトラットリアのような安心感がある。オリジナリティを求め、奇抜なことに挑戦するというよりは、ドニゼッティの音楽に語ら
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