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体力トレーニング
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「生存は保証されていないが、自由」と「自由ではないが、生存は保証されている」のどちらを選択するか? この問題を考えるために、佐々木さんは本書を書きました。佐々木さんによるとこの問題は「21世紀の世界における困難な問いかけ」だそうです。読者の数だけ問題自体の解釈は存在すると思いますが、佐々木さんは本書で読者にどのような材料を提供してくれているのでしょうか。 いまの日本社会を佐々木さんは「自由はあるが、貧しさが拡大し、豊かさの底が抜けてしまっている。格差は広がり、不平等が放置されている。失敗した人は自己責任を問われ、社会から退場を促される。こういう状況は、公正ではない」と考えています。 中間層の没落、貧困層の拡大・固定化というよく取り上げられている問題ですが、佐々木さんは「自由だが公正ではない」と考えているようです。つまり佐々木さんは現在の日本社会は「生存は保証されていないが、自由」な社会に向
角川インターネット講座4 ネットが生んだ文化 誰もが表現者の時代 [Kindle版]KADOKAWA / 角川学芸出版2014-10-25 本書「ネットが生んだ文化」の趣旨は「いままで語られてきたインターネットの歴史とは、ビジネス・技術的視点からの正史である。従来、ないがしろにされてきた日本のインターネットにおける文化的側面を振り返り、どのような精神風土のもとに、いまの日本のネット状況が生まれたのか整理する」というものだ。 本書は全7章から成るが「序章 ネットがつくった文化圏」では川上量生さんが、ネットという新大陸と原住民の存在、ネット民を知る上で重要なリア充という概念、炎上のメカニズム、コピー文化、模倣、二次創作、嫌儲の旗印を掲げる情報強者たち、ネット原住民の未来、といったトピックに関しての考察を述べている。 本書のテーマである「インターネットの文化的側面」とは、「インターネットを現実の
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