トムソン主催のシンポジウムに行ってきました。 http://www.thomsonscientific.jp/event/biblio/ いろいろ勉強になります。 何のために何を評価するのかという枠組みをしっかり持つこと。それができて初めて、必要なツールやデータが決まる。 ビブリオメトリックスによる評価では、アウトプットしか見えない。インプットとの比較衡量は別の手段で行わなければならない。 ビブリオメトリックスはあくまで研究面の評価であり、その結果が大学全体の評価と直結するわけではないことも忘れてはならない。 インパクトファクターは研究業績の評価としては適切ではないという点。耳タコな話であるが、それだけなかなか浸透しないということなんだろう。 今回のシンポでも話題に上がった一例を紹介。大学評価・学位授与機構へ各大学が提出する実績報告書には、各組織を代表する「優れた研究業績」を選定して記載す