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一人の経営の天才が亡くなられた。 心からのお悔やみを申し上げたい。 エクセルを使えないマシンはクソだ、と言っていた自分が、シリコンバレーという地を経ただけで、今やMBAと呼んだときに経営とは関係ない物を想起し、実際にそれを使ってこのポストを書いている。部屋の中に、音楽用のドックも含めたらiPhoneを充電できる機材が7個もあった。それだけでもすごいことなんだと、改めて思う。 ジョブス逝去の報を聞き、ビジネススクールの話題とかぶる一つのトピックを思い出した。 それはjPod教授のこと。 スタンフォードGSBに入学すると、最初の学期の間、一冊の教科書を用いた経営学の授業がある。Strategic Management、日本でも和訳が出ているこの教科書(参照、訳は石倉先生です。Mさん卒業したら返してください)をベースに、伝統的なケースベースの戦略論の授業の講義が行われる。 この教科書の共著者には
久しぶりのポストになるが、 Quora創業者の一人、ディアンジェロ氏の講演について。 http://www.quora.com/Adam-DAngelo ディアンジェロ氏、元Facebook CTOで26歳という側面が強調されるけれど、会話の中に感じるストレートなロジックを求める頭の良さが印象に残った。 以下、Quoraについてのプレゼンより。 今日のプレゼン内容は情報の質について。 まず、最初にいえること。Web is a Mess。今のグーグルサーチが返す情報は、本当にぐちゃぐちゃしている。グーグルサーチをするときのマインドセットと、ウィキペディアで編集された情報を行き来するときの集中力・心地よさを比較すればよくわかる。 ウェブでサーチすることは、別にアリだし、5分ほど検索すればそれなりの答えにたどり着ける。しかし、同じトピックについては、世界中でいろんな人が検索しているはずだ。全部あ
かのミルトン・フリードマンの孫である、パトリ・フリードマンと話し込む機会に恵まれた。 彼は2008年より、Seasteading Institute(参照)という、公海上に新しい国家を作るプロジェクトを推進している。前職は、驚くべきことにグーグルのエンジニアであった。同財団のドナーは例のピーター・シエル。リバタリアン資産家のぶっとんだ夢想を、リバタリアンの神様の子孫が叶えるという試みが平然と進められている。シエルの授業で彼が1時間ほどのゲスト講義をやった日の夜、シエルの邸宅で行われた小規模パーティーにて、長いこと話し込む機会があったのだった。 パトリ・フリードマンの発想の根幹には、国家や民主主義には競争が必要であり、革命以外の形で中から変えることは難しい、という強い信念がある。国家には多様なスタイルがあるはずだが、例えば小さい規模で国家のモデルをいくつも実験・競争させるといったことは、現実
3月下旬のジャパン・トリップに向けての作業が慌しくなってきた。 ミーティング先は、観光をする余裕がないくらいに埋まり、そうそうたる人たちに会えそうなので楽しみな限り。 ただ、それ以前の渡航ビザの手続きで、かなり長い時間を準備や調整に費やしている。 日本への渡航ビザの手配を行うのは初めてだ。 ひょっとすると、こんな簡単な手段があるよ、というのもあるのかもしれないのだが、(少なくとも私にとっては)難易度が高い。 まず、外務省のビザに関するウェブサイトを見てみると、ビザを必要としない国の一覧がわかる。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/index.html 欧州や米国大陸の多くの国がカバーされており、先進国といえる国では、だいたい3ヶ月以内の渡航であればビザが免除されていることが分かる。 ただ、上記は主に先進国の話。中国、ロシア、インド、ブラジルは含まれ
(加筆・修正しました) 日本国債の格下げを受けて、日本国内では財政のサステイナビリティの議論が再燃している。 今学期履修しているDuffie教授(*1)の言葉を借りるまでもないのだが、格付け会社の判断というのは、多分に事後的に行われるものである。正直なところ、それを見て、いまさら何か新しいことが起きたかのように考えるのは間違っているし、もっと日ごろから、そこそこ事情通のMBA学生なら誰でも知っている日本の債務問題については、真正面からの議論が行われるべきだと思う。 この話題、お花畑展開的には、今から経済に大きなインパクトを与えることなく、歳出を上回る歳入を確保し(もしくは経済成長により)、債務対GDPの比率を下げていくことが、本当の大筋になるはずなのだが、今の世の中でそれをしっかりと示せている人は、たぶんいない。なので、将来的には、昔から言われているような長期金利の上昇と、結果としての悪性
友人とディープに話し込む機会があった。 日本語だったら書いていいよ、と言われたのでメモ書き。 二人でお茶を飲みながら、出だしで驚いた ここに来る途中、1ミリオンのファンディングを受けてきた。今度の起業プランは考えられる限り一番良いスタンフォードの教授と組むことができた。 これまでの経歴について スタンフォード工学部4年のときに、パロアルトのテック系の会社でバイトをしていた。知り合いが同じビルの上の階で起業していて、引き抜かれた。 新しい会社は教育系ツールを開発・販売。セールスをイケイケな感じでやってみたら、沢山の大学相手に商品が売れた。自分の工夫もあったけど、やっぱりプロダクトが良かったおかげ。ちなみに、コードは書けないし、エクセルは今でもうまく使えない。 販売実績が自分の評判を強く高めてくれた。知り合いの偉い人から、違うベンチャー(ソーシャル系)に来ないかと誘われていく。とりあえず行って
ビジネススクールでの話一般にありがちなことだが、生存者バイアスという問題がある。毎日、ランチセッションに来るスピーカーは、何だかんだで成功しているから呼ばれていることが多い。そんな人たちに幾度となく接して、アニマル・スピリッツをがっつり蓄えよう、というのが、当校のウリでもあるように思う。 しかし、たまに来るのが、名誉ある敗者。敗者とはいっても、借金まみれではなく、そこそこの値段でエグジットしているようなケースも多いのだが、とかく、時代に愛されなかった、というストーリーが語られることが多い(*1)。 昨日は、二つの素晴らしいアイデアで起業しながらも、成功するには至らなかったFriendster創業者Jonathan Abramsの話を聞いてきた。 彼の人生と、Friendsterのタイムラインを追うと以下の通り: 90年代半ば:Jerry Kaplanが失敗について書いた本”Startup:
日本でも利用可能なこのアプリの機能は単純で、同アプリを起動した状態でスマートフォン同士を握り締め、げんこつを(軽く)ぶつけ合うと、お互いのコンタクト先や写真を共有できるというもの。 私も昨年iPhoneを購入後、友人にBumpしようぜ、と言われて、最初は何が何だかわからなかったのだが、今では必須ツールの一つ。日本のガラケーにおける赤外線通信に、若干のソーシャル要素がくっついたもの、という印象。個人的に、衝撃を感知するセンサーと電波の基地局やGPS情報、クラウドでの情報処理という、ローテクとハイテクの組み合わせでできたこのアプリには、日本的な工夫を感じて親しみを感じていたので、話を聞くのを楽しみにしていた。 創業者は、シカゴ大MBAプログラムの中退組。いわく、入学したてのころ、お互いのコンタクト情報をカチカチ手入力する手間を見て、何とかできないものかと悩んでいたそうな。ブレストの過程では、電
古賀さんときよとさんの記事がバズっていて、なんだかんだで一家言あるのでTwitterでつぶやいてみたものの、改めて整理したくて書いてみようと思いました。 自分の生い立ちを考えると ・小学1-6年の間、ほとんど日本人のいないロンドン郊外の現地校にて過ごす ・その後、帰国子女向けコースのある中高で英語は別の授業を受ける ・社会人になってから、文献調査は英語の方が俄然多く、日経よりはFTを読んでいる時間の方が長かった。たまに仕事で投資家やインタビュー相手に喋る、偉い人の通訳する、みたいな仕事をやっていました。一言でいうと、コンサルファームのようにグローバル・スタンダードではないけど、かなり英語が多い環境にいた、という状態 ・即興でも、十数人の集中力のあるオーディエンスと本人のやる気があれば、感動させたり、笑わせられるスピーチができる気もしている。これは経験上ではありますが (もう使う機会もないで
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