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大谷翔平
syusei-sakagami.hatenadiary.org
「けいおん!!」がいよいよ終盤に差し掛かり、はっきりとHTTメンバーの卒業が意識された構成になってきた。22話で確信したのは、こりゃあもう「けいおん!!とか空気系で萌え豚がぶひーの演奏シーンが軽い」とかこれまで積み重ねられてきた無数の言説とかマジどうでもいいわーってことで、これはもう名作として評価していいんじゃないか。俺は極端に物語性の有無によって作品を評価してしまう人間なので、やっぱり「エヴァ」やら「グレンラガン」やら「とらドラ」やらが好きだったりするわけだけど、「けいおん!!」が教えてくれたのは空気系的日常の積み重ねがあると、卒業を迎える時には嫌でも物語を引き連れてきてしまうので、バカにされまくってきた第一期も壮大な前フリだったと思えばまあそれでいいような気がしなくもないよね。 とは言え、卒業の瞬間に物語性発動!みたいなコンストラクチャーはすでに「あずまんが大王」でやられていたわけで、
RE:EV 表紙=TNSK(壁の彩度) カラー口絵=TNSK&saitom(壁の彩度) 【巻頭言】 あれを見て何かを思ったはずなんだ、僕はどうしてもそれを言葉にしたい / さやわか 【レポート】 一四歳女子の観た新劇場版ヱヴァンゲリヲン:破 / 飯田一史 【アンケート企画・ヱヴァを見た!】 寄稿者:ミンカ・リー(ニコニコ動画の伯爵のメイド)/REDALiCE(ALiCE'S EMOTiON運営)/今日マチ子(漫画家・イラストレーター)/施川ユウキ(漫画家)/TNSK(イラストレーター)/サカイ テッペイ(大学院生)/土屋亮一(シベリア少女鉄道 作・演出)/佐藤大(脚本家)/植草航(アニメーション作家)/柳谷志有(デザイナー)/川名潤(エディトリアル・デザイナー)/saitom(デザイナー)/youkiss(My Favorite Thingsオーガナイザー/サークル壁の彩度代表) 【インタ
こんにちは、坂上です。同人誌を作る際の参考になるかと思い『ドージンワーク』を全巻読み返したんですが、なんの役にも立ちませんでした。むしろ、文フリ用に作った同人誌が売れず、露理に「このクズが」と罵られる自分の姿をリアルに想像してしまって悲しくなりました。 ギャルゲーって単語。これなんとかなりませんかね。なんでもいいんですけど、例えば同人ゲームに『悪の教科書』という作品があるんですね、ノベルゲームの形式をとっていて、かなり人気もありました。色々批評的な読み方のできる作品です、勝手な予想ですけど宇野常寛さんとか気に入るんじゃないでしょうか。「引き篭もってオドオドしているだけではなにも変わらない。それが悪であろうと行動を起こさなければ生き残れない時がある」というあまりにもわかりやすい決断主義の必要性を説いている作品なので。ただ、ここで僕は内容に立ち入りたいわけではないのです。この作品は恋愛要素がほ
なんか色々仕事の話で書くことがあった気がするけれど、今日はそんな気力がないのだった。とりあえず12月と1月に出るものの話は近々書きます。あ、あとコミケでは多分コスプレしてます、誰がやっても叩かれるだろうキャラをやろうと思います。 「財布と携帯をなくしPCデータが飛んだ。俺たちはおしまいだ。」 昨日酒を飲んでいたら「Forest」の話が出て感動。世界に田中ロミオと並ぶエロゲライターがいるのなら、それは間違いなく星空めておなのだが、どうもイマイチ知名度が低い気がする。ライトノベル業界に参入してくれれば爆発する予感もするのだが。 そういえば2009年、俺はほとんどエロゲーをやっていない。忙しかったからとか物理的制約もあるわけだけど、やはり寝る間を惜しんでやりたくなるようなキラーコンテンツがなかったというのが最大の理由だろう。 ぶっちゃけ今のエロゲ業界はライターでいえば5人くらいで回っている(象徴
ユリイカ2009年10月号 特集=福本伸行 『アカギ』『カイジ』『最強伝説 黒沢』…賭けつづけるマンガ家 作者: 福本伸行,大槻ケンヂ,大森美香出版社/メーカー: 青土社発売日: 2009/09/28メディア: ムック購入: 6人 クリック: 89回この商品を含むブログ (18件) を見るおはようございます、坂上です。 ユリイカの「福本伸行」特集に『モル的な闘牌―赤木しげると桜井章一』を寄稿しました。麻雀に興味のない人には何を言ってるのかさっぱりわからないだろう批評ですが、ルール程度でも知っている人は是非。 あと、今回は「福本伸行全著作解題」も担当しています。僕の担当分は『アカギ』、『天』、『賭博堕天録カイジ』、『銀と金』、『熱いぜ天馬』、『春風にようこそ』、『銀ヤンマ』になります。福本の麻雀漫画が全て僕に回ってきています。どうやら僕は重度の雀キチとして編集部に認識されているようです。解題
椎名軽穂の『君に届け』が近々アニメ化されますね。それにちなんで、というわけではないですが、「この作品は流石にアニメ化されるだろう」という少女漫画を二つばかり期待も込めてピックアップしてみたいと思います。 ■ちはやふる(末次由紀) ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス) 作者: 末次由紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/05/13メディア: コミック購入: 25人 クリック: 591回この商品を含むブログ (504件) を見るはい、これはもう鉄板ですね。100パー来年にはアニメ化されるだろうと言い切ってもいいくらいの大傑作です。いや、末次先生、よくぞ復帰してくれました。 かるたという一般にはひどく地味な印象を持たれている競技をここまで魅力的に描く技術は素晴らしいの一言。簡単にあらすじを紹介しておきます。 主人公の綾瀬千早は小学生の時分、名人の孫である綿谷新にかるたを教わ
現在のニコニコを代表するキーワードといえば、やはり「アイマス」、「東方」、「初音ミク(VOCALOID)」の3つが代表格になるだろう。2ちゃんやパー速でやる夫スレが流行っているように、やはりニコニコにおいてもキャラクターベースのコンテンツは強い。 しかし、今日紹介したいのは、そうしたキャラクターベースのコミュニケーションの陰に埋もれている「歌ってみた」カテゴリに含まれている動画群である。ニコニコにおいてもすでに棲み分けがかなりの程度進んでいる(たとえばゲーム実況は全て追うけど東方には全く興味がないなど)ので、「歌ってみた」に関しても「詳しい人は詳しいけど知らない人は全く知らない」という状況が出来上がっている。 けど、「歌ってみた」をこよなく愛する私としては、Jや雌豚、よっぺいや赤飯といった素晴らしい歌い手たちが存在を知られることなく埋もれてしまうような未来は避けたいので、ちょっくらここでお
二ヶ月以上更新していないというこの事態。 お久しぶりです、坂上です。とりあえず生きてます。 2000年入ってからの少女漫画ベスト30とか、CLANNADについてとか、書くネタは色々用意してたんですが、どうやらその余裕もなさそうです。 さてゼロアカ。いよいよ最終関門に突入しております。 H O W E V E R 多分隠す意味がないのでぶっちゃけてしまうと、先日の企画会議の結果、すでに優勝は9割がた村上裕一といった雰囲気が漂いまくっています。僕はと言えば、書いていった130枚が全リテイクを食らうという語るも涙の状況です。 そんなこともあって、昨日一昨日と死ぬほど気持ちが萎えていたわけですが、周囲の人々のガチで温かい励ましもあり、どうにか立ち直っています。ただ、この最終関門の恐ろしいところは、僕が「超やる気ありまっすよ! 最後までやりますよ!」といくら叫んだところで、秋本さん、東さん、太田さん
坂上秋成です。 遅ればせながら、東浩紀のゼロアカ道場第五次関門を無事通過しましたのでご報告させていただきます。残すは最終関門のみ、マジで強敵二人が残ってしまったため嬉しくも憂鬱な気分ですが精一杯頑張ります。 というわけで以下レポート。しかし、僕の場合当日のことよりも3月8日から12日にかけてのツラさの方が印象深いのでそこから記してみます。 3月8日:村上隆氏がチアマンを務めるアートイベントGEISAIにスーパー☆ラルクとして乗り込み、顰蹙と喝采の嵐に巻き込まれる。ここまではよかった。 3月9日: 朝まで飲み帰宅。起きてみるとどうにも身体がダルい。体温計を脇に挿し込んでみる。38度5分。大変なことになってきた、と俺は思った。 3月10日:流石にプレゼンの準備をせねばと思い、PCに向かうも身体動かず。結局一日中2chを見て過ごす。マジで絶望的な気分になる。 3月11日: 限界を感じて病院に行く
お疲れ様です、坂上です。一昨日のエントリ(http://d.hatena.ne.jp/syusei-sakagami/20081006/1223313564)を「カトゆー家断絶」さまに取り上げてもらえたおかげでアホみたいにカウンターが回っており、嬉しいやらおっかないやら。11月9日に文学フリマ(@秋葉原)で売る同人誌にも美少女ゲーム論載せてますので興味ある人は是非買いに来てくださいな。 で、その内容ですが「オタク的感性のゆくえ――美少女ゲームの現在について」と題しまして、2004年以降のエロゲーの状況について語っています。2004年以降というのには理由があって、この年に東浩紀さん編集のもと更科修一郎さんや元長征木さんらのインタヴュー等を収録した『美少女ゲームの臨界点』という本が出版されています。タイトルの通り、本書では(特に対談である「どうか、幸せな記憶を。」の中では)美少女ゲームの未来に
■週刊読書人 文芸時評(2010年) 神話が考える 仮り住まい ゴースト対談 ■ユリイカ 日本語は亡びるのか? 福本信行 ポスト10年代 村上春樹 涼宮ハルヒ 岩井俊二 ■サイゾー ノルウェイの森構成 年末小説対談 クロスレビュー ■セイカノート ラノベ批評 ■4Gamer まほよインタ ロボノインタ ■角川書店 10周年記念本インタ ■早川書房 ゼロ年代の想像力インタビュー ■TYPE-MOON Fesパンフ文章 ■河出書房新社 逆に14歳書評 ■ブラパス BLACK PAST ビジュアルノベルの星霜圏 BLACK PAST vol.2 ■一迅社 比嘉プロデューサーインタビュー ■エンターブレイン ジャイアニズムでの吉宗×諌山 ■大和書房 宇野東大講義 ■ちくま 現代文化論 ■NHK 希望論 ■コンテクチュアズ会報 坂上秋成のエロゲー思想空間 ■早稲田文学 捏造の技法 ■講談社 ゼロアカ
こんにちは、坂上です。昨日は知り合いの誕生日パーティーに行ってきました。なんでメキシコ人はいくらテキーラを飲んでも酔わないんですかね。貧弱な肝臓しか持たない僕はかなりの二日酔いっぷりを発揮しています。 同人誌の製作状況について。僕の方で同人誌全体の核にしたいと考えている批評の構成があらかた決まってきました。今日相方と打ち合わせがあるので、そこでゴーサインが出たらすぐに文章にするつもりです。時間的なことを考えると8月6日までには書き上げたい。二万字程度を予定しています。あ、あとあんま細かいことは言えないんですけど、そもそも何の話をしているのかもわかってもらえないかもしれないけど、や、ほんと察してくださいとしか言えないんだけど、契約してみたら現れたのはセイバーだったという感じなんですね、現在。あとは僕らがシンジ(間桐のほうね)で終わるか凛になれるかという問題ですね、頑張ります。 『ゼロ年代の想
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