【1月19日 AFP】国連(UN)の気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)のラジェンドラ・パチャウリ(Rajendra Pachauri)議長は18日、専門家から「誤り」との指摘があった2007年の報告書におけるヒマラヤ氷河の解氷速度について見直すことを明らかにした。 「ヒマラヤ氷河は2035年までに消滅」は誤り?国連が見直し決定 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News 日本の主要各紙も報道したうようだ(読売, 毎日, 朝日 朝日続報 Yahoo news)。 報道を読むところでは、どうやらIPCCは出典を孫引きしたらしい。孫引きの経路はこんな感じのようだ: New Scientist → WWF → IPCC AR4 これが1つめのミス。孫引きはいかなる場合も不適切だ。 問題の箇所は IPCC第4