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ノーベル賞
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令和6年、創作小説ホームページ開設28周年に突入! 1996年来続く【鷹嶺創書院・東院】の更新情報も兼ねた、駄文垂れ流しの永遠の恋愛ゲーム・ラブコメ漫画好きのコラム・エッセイ。本ブログも開設24周年! 渾然と織り成すすれ違い。一時代の青春恋愛譚、康寧なる収斂にて帰趨す ■イエスタデイをうたって 第11集 (終) 評価★★★★★ 90 年代後期から、00年代を駆け抜け、10年代前半という一時代を駆け抜けた、冬目流恋愛譚の画期となった代表作の終巻。足掛け18年という異例の長期連載 で、名実に冬目景氏の代表作とされるが、連載当時から支持をしてきた年齢層は、30代以上が大部分であることを考えると、冬目氏のモティベーションもさる ことながら、冬目ワールドに傾倒する厚い支持層の弛まない底支えが完走の原動力になったことは、巻末の冬目氏インタビュー記事に裏付けられていると言え る。 冬目氏の代表作に位置づ
それは夢か現か。現代社会に一石を投じた問題作、疾風の如く終幕す “永劫回帰” 「夢幻」なる春日から、「現実」なる仲村への輪廻 ~惡の華、四年半の長期連載に終止符。視点を春日から仲村へ、原点を想起し立ち還るを択ん だ押見流~ 総合評価★★★★★(+) 最終俯瞰全話評価★★★★★(+10) 春日高男の世界か、仲村佐和視点の想起再生か 奇才・押見修造氏の名声を一気に高めたと言える「惡の華」が、竟に終結した。物語の推移としては唐突であり、いささか腑に落ちない部分を残しての一息なる終了だったと思うのだが、時宜に適った帰結を個人的には評価したい。 ①初期の筆致を辿り、視点を春日から仲村へ 前回のサイレント・モノローグにおける春日高男の世界と、その最後。真っ新なノートに描き始めた春日高男の世界に思いを致すと、惡の華という世間に衝撃を与えた極めてサイコロジカルな作品の締め方が強く興味を惹き付けて止まなかっ
令和6年、創作小説ホームページ開設28周年に突入! 1996年来続く【鷹嶺創書院・東院】の更新情報も兼ねた、駄文垂れ流しの永遠の恋愛ゲーム・ラブコメ漫画好きのコラム・エッセイ。本ブログも開設24周年! 緻密な情報収集と実体験、そして読者との交流が生み出す無尽蔵のネタ ■女子高生-Girls' Live- 第1集 評価★★★★ 奇才・大島永遠氏の代表作である「女子高生-Girl's High-」の続編として、約四年振りに第二部という形でリニューアルされた。 カバー表紙の田中花子をメインに据え、山田亜希子、渡辺真理子を加えた三人主人公制としてスタート、作者・大島氏の最大の特長である緻密な取材・情報収 集、そして大島氏自身が経験された事象を踏まえた上での第二次性徴期の流行・風俗や思考系統を、ユーモラスやギャグ要素を不断に盛り込み、前作に拍車を掛 け、生態に比重を置いた俗に言う「下ネタ」に深く切り
令和6年、創作小説ホームページ開設28周年に突入! 1996年来続く【鷹嶺創書院・東院】の更新情報も兼ねた、駄文垂れ流しの永遠の恋愛ゲーム・ラブコメ漫画好きのコラム・エッセイ。本ブログも開設24周年! 週刊少年マガジンで、瀬尾公治さんが連載している「君のいる町」第12集が刊行されたので、早速手にした。 まずは鷹岑昊が語る前に、ひとつ前置きをしておく。 私はこの漫画は好きだが、以前から瀬尾公治氏や「君のいる町」を擁護したり、礼賛をしているつもりは一切無い。それを前提にして、私がAmazon.co.jpに寄稿した、「君のいる町」第12巻のレビューを転載しよう。 第105話~第114話。舞台を第2部東京編から第3部大学編へ移行する新展開となった。 この作品の基本主旨である「枝葉柚希がメインヒロイン」であることを前提として読み進めて見ると、本来、恋愛の相手に対して現代的な観点では古風であり稀有とも
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