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私がニセ科学批判に対して非常にいやな感じを受けるのは、それがどうしても、密接に何らかの形で権力に結び付いている香りを感じるからです。私だって、効き目もなにも分からないものを、人を騙して売ったりする人間など、擁護したいとなんて思っていません。

なぜニセ科学叩きの人たちが、日本に溢れるいかがわしい健康食品を叩かず、日本では一般的にほとんど馴染みのないホメオパシーを頻繁に持ち出しては叩いて見せてるのかと不可思議に思っていたのだけれど、西洋の製薬会社の意思を反映している活動なのだとしたら、とても府に落ちる面はあるんだよね。