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「もちいる」の旧かな(正かな)づかいについて。 たとえば、『新式 國語假名遣便覽』(寶文館)という本(明治四十一年刊)を見てみると、 もちゐる 用(もちひるトモ書ク)(p.3) となっている。 しかし、最近の府川充男・小池和夫『旧字旧かな入門』(柏書房)は「もちゐる」のみ正用とし、青木逸平『旧字力、旧仮名力』(NHK生活人新書)にも、 ワ行上一段活用の動詞は、この「居(ゐ)る」「用ゐる」の二語と、「率ゐる」がおもなもの。「ゐる」は「…してゐる」のかたちで常時使われるし、「ゐてもたつてもゐられない」「ゐずまひを正す」などさまざまなかたちで言葉にはいりこんでくるので、つねに気くばりが必要。(p.149) とあり、「もちゐる」のみ正用とする。ではなぜ、かつては「もちゐる」「もちひる」のいずれも可、ということになっていたのであろうか。 これについては、大槻文彦『復軒雑纂』が示唆を与えてくれる(私が
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