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ちゃんとマスターするにはそれ相応の時間が必要なものでも、全体像を把握するだけなら半日集中すればいける、というものは結構ある。もっと言うなら、自分にとって学ぶ価値があるかどうか判断するだけなら30分頑張ればよい、というものはかなり多い気がする。時間とか量とかは、僕の個人的な感覚にしかすぎないけど。 よくセミナーのアンケートで「テーマとして取り上げてほしい内容はありますか」っていう項目があるけど、あれは書くことが思いつかなくて空欄にすることが多い。学びたいと思うことをハッキリ言葉にできるなら、さっさと自分で学べばいいし、学ぶべきでしょと自分に問うようにしている。 いまの時代、キーワードを思いつくならとりあえず検索ができるし、検索すれば本とかサイトとか誰かの講演スライドとかは見つかる。それに目を通せば、少なくともセミナーのような限られた時間で扱えるような初歩的な内容は把握できる。セミナーを開いて
先日は日本語教育学会に参加しに富山に行っていました。帰りは台風から逃れるように急ぎ足だったのですが、滞在中はおいしいお魚を堪能できて、研究者仲間とも話ができて良い時間でした。めでたしめでたし・・というので終わってしまうのも何なので、今回改めて思ったことを「日本語教師とバラ色の未来」というキーワードで書いておきます。 数年前から言い続けていますが「日本語教師の活躍できるフィールドは、最近どんどん広がってきている」と思うんですよね。 僕がこの数年関わってる看護・介護の分野もそうだし、特にグローバル企業のようなビジネスの現場でもそうだし、小中高大の学校現場や地域コミュニティでもそうだし、どんどん外国人客も増えてくる飲食業界もそうだし、ちょっと変化球だけどWeb業界におけるエンジニアとデザイナーの協業なんかもそう。日本語教師の持っている、言葉、多文化、コミュニケーション、教育学、研究手法、あとワー
この一ヶ月くらいブログを書かずにいたので、リハビリがてら、巷の話題にツッコミを入れる記事から再開。 「奈良市公式サイトのパンくずが斜め上を行くヤバさな件 | Seamonkey-Director」 複数のカテゴリーに含めたいコンテンツが多いと、コンテンツを階層型(ツリー型)で整理するのは難しい。そして階層型のナビゲーションがメインだと、重要なコンテンツが階層の深い場所に置かれてしまうので、たどり着くまでが大変になる。コンテンツが多いとカテゴリー名も抽象的で曖昧なものになりがちだから、望むコンテンツがどのツリーに含まれるのか分かりにくくなる。結果、迷ってイライラすることが増える。だからショートカット的な形で、重要なコンテンツへの経路を手短にまとめたページを作ることになる。そうやって作られた様々な階層構造や経路を「パンくずナビゲーション」として提供すると、このサイトのようになってしまう(これは
つらつらと考えてしまった記事があったので、長くなるけど書く。 WordPressサイトを構築するといくらかかる? 見積り勉強会で価格を出してみた | WordBench WordPressの見積り勉強会を終えて、運営の一人として思うこと うえむ日記 - トヤヲ.ネット この手の試みは勉強会としては珍しいのかもしれないけど、Web制作者向けの専門誌「Web Designing」では、架空案件の見積もりをしてもらうアンケートが毎年行われている(Webデザイナー白書という企画の一環)。この手の話が気になる人は、ぜひバックナンバーを取り寄せて読んでみて。 見積額については、上の記事でも「大きな開きがでました」と述べられているけど、Webデザイナー白書の方はもっと極端で、下は6万円、上は1,000万円という結果。発注側(クライアント側)からすれば「ありえねーだろ」という感じかと思うが、これにはいくつ
尖った記事だったので、学びについてつらつら考えていた。 NHK地理講座の先生へ。メディア・コンテンツが置かれた現状を知り、競争意識を持って! - コウモリの世界の図解 この記事の書き手が言いたいことは分かる気がする。その論を展開するには適切でない切り口を選んでいることと、何だか相手を叩くことが目的かのようになっていることは、実にもったいないと思うけれども。 僕も日々教えたり教材開発をしたりしているけど、どんな学びもそれ自体に面白さを持っているものだと思う。新しい世界を冒険するような面白さ。学ぶことは面白い。 でも「学ぶことは変わること」と言われるように、学ぶ側は何らかの変化を求められる。それは時に、大きなストレスや痛みをともなうものだったりもする。答えのない問い、知らないほうが幸せだった事実、これまで自身を支えてきた価値観との衝突。僕は、日本語教育という分野に足を踏み入れた大学時代に、そう
週末は「CSS Nite LP, Disk 30『直視しない人が多いけど、軽視できない仕事とお金の話』Pt.2」に参加していました。7月にあったのとは前編・後編というセット的なイベントで、このメンバーなら東京まで聞きに行っても絶対損はしないだろうなと思い、詳しい内容が公開される前に速攻で両日とも申し込み。今回は台風の影響で参加が危ぶまれましたが、結果的には大きなトラブルもなく楽しむことができました。 前回の記事にも書きましたが「お金の話=経営の話」ということで、普段はテクニカルな話題も多いCSS Nite(というかWeb業界の同種のイベント)において、とてもチャレンジングな試みだったと思います。 デザインは正解がないからこそ面白い、と僕は思っています。ここでいうデザインとは、コードの書き方やグラフィックツールの使い方などのミクロな話ではありません。そういうのは、必ず1つとは限らないまでも、
よく「時は金なり」と言うけれど、プレゼンで持ち時間をきちんと守る人は少ない。そのうえ、情報密度の高い濃い話ができる人となると、本当にわずかになってしまう。自分が聴き手の場合には、長くて要領を得ない話にイラッときたりするというのに、話す側になるとそれをしてしまいがち。これはよろしくない。 僕がふだん学会などでプレゼンをするときは、持ち時間が20分程度というケースが多い。具体例をたくさん出して掘り下げていくには足りないけど、要点だけサッと話すには持て余すぐらいの時間。 そんなプレゼンの内容を考えるときに意識しているのが「まずは骨を作って、そこに少しずつ肉付けする」というやり方。このやり方を周囲に話したら、わりと逆のアプローチ(だんだん肉を削っていく感覚)でやっている人が多いようで驚かれるので、この記事では僕のやり方を解説してみることにする。プレゼンの尺に内容を上手く収めるのに苦労してる人とかは
2013年7月27日に開催された第14回リクリセミナー「Web制作の未来、あなたの未来」にて、「地図を描けば未来は見える」という題でライトニングトークをしてきました。そのときに使用したスライドと、プレゼンで取り上げたリソースの一覧をご紹介しておきます。 紹介リソースのリスト 8分の枠なのにスライドが100枚というのは、やや高橋メソッド的なスタイルを選んだからというのもあるのですが、後々こうやってシェアする際にスライドだけ見ても話の内容が十分にわかるように、という狙いも大きいです。なので今回は内容に関する特に解説などはしなくてもいいかな。 具体例はあるものの本当に骨組みだけというか、論の組み立てに必要なぶんだけになっているので、誰もが聞いてすぐ腑に落ちる、という内容ではなかったかもしれません。他のWeb系セミナーではあまり表立って語られることがないであろうポイントを、わざと選んだりもしていま
Web業界の技術革新って日進月歩だと言われるので、棚にある「Web Desigining」の2003年2月号をめくってみた。10年前の業界専門誌には、何が取り上げられているのか。 何が変わったと考えるのか 第1特集は「ブロードバンドでWebは変わったか」。動画配信、Flashによるリッチコンテンツ、Web3Dが取り上げられている。第2特集は「正しいSEOのススメ」。ディレクトリ型検索エンジンからロボット型検索エンジンへの移行、適切なマークアップ、キーワード、検索によるトップページ以外からの流入対策、Webポジショニング。そのほかの連載では、GoLiveを使ったワークフロー、FlashのUIコンポーネント、JavaScriptのクロスブラウザテクニック、など。あと、Mac版Safariのベータ版が提供開始、という記事があった。 取り上げられている技術の中には、今とは扱われ方が異なっているもの
毎年、最後の授業での挨拶として、僕は学生にこんな話をします。 授業で学んだ知識的な細かいことは、卒業後忘れてしまっても別に構わない。でも、どんなことを学んだか、それの何が大事だと言われたのかは、できれば覚えていてほしい。これから何年後か、何十年後か、あるいはそういうときが一生訪れない人もいるかもしれないけれど、生き抜いていくなかで「このままじゃちょっとマズいな、ちょっと勉強した方がいいのかもしれない」と感じる瞬間があると思う。そのときは躊躇せずに勉強してほしい。方法はいくつもある。学校に行き直すのもいいし、本を買って読むのもいい。ネットだって、そのときはもっと便利になってると思う。僕はこの授業を担当するために、本を読んで勉強した。一度授業を受けているみんななら、当時ゼロから始めた僕より、これからゼロから始めるみんなのライバルより、少しはスムーズに学べると思う。確かに努力は必要。でもほとんど
いろいろと話題になっていたので、コメントまとめ的にブログっておきます。 薄々気づいているが認めたくない「あなたのプレゼンがいつまでたってもヘタな理由」 - Six Apart ブログ シャワー中という機会がベストかは人によると思いますが、「自分の思うように」プレゼンするには、この記事の言うように練習が欠かせません。 緊張して早口になってしまうとか、時間を大きくオーバーしてしまうとか、慌てておかしな説明をしてしまうとか、そういう「練習通りにできない」プレゼンをしてしまう場合は、単純に練習が足りないんじゃないでしょうか。多少の緊張があっても、いつもと目の前の景色が違っても、スラスラと口をついて出てくるぐらいになるまで練習する。スライドの内容も順番も覚えてしまうくらい、当日にマシンのトラブルによってスライドが映せなくても平気なくらい練習する。僕も、学会発表など出張プレゼンをする場合は、前日の夜は
NPO法人ウェアラブルコンピュータ研究開発機構(チームつかもと)大阪交流会、というイベントで20分ほどのセッションをしてきました。僕の担当テーマはUX。その時のスライドを公開しておきます。 スライドを見てもらえればわかりますが、セッションでは「体験のデザイン」を「多くのWebデザイナーはなぜUXとUIを混同するのか」という切り口でお話しました。自らの同業者叩き的なプレゼンを(しかも異業種の人相手に)するのは、あまり褒められたアプローチではないかもしれません。それでもあえてそうしたのは、なぜ混同が起きるのかを自分自身が深く考えてみたかったこと、UXという言葉のバズワード化を快く思っていない方が参加者の中にいそうだったこと、が背景にあります。 僕を知っている方からすれば「お前がなぜUXを語るのか?」というツッコミを入れたくなるかと思います。僕も自分で自分に何度もつっこみましたから。今回は、過去
デザインのいちばん面白いところは「正解がないところ」ではないでしょうか。 Web制作にしたって、理想とすべき作り方はあるかもしれないけれど、技術仕様に問題があったり、ブラウザのサポートが悪かったり、ツールが十分用意されていなかったり、制作側の知識やスキルや人手が足りなかったり、予算や時間が足りなかったり、クライアントの理解や協力がなかったり、サービスやプロダクト自体に問題が山積していたり、なんで?っていうほど不運が重なったりすることって、よくあります。 そんななかでも、決してヤケになって投げ出したりせず、あるいは理想に固執して手を止めたりもせず、辛抱強く取り組んでいくこと。何かを選び、何かを捨てる、その判断を主体的に積み重ねてバランスを取ること。それがデザインだし、デザイナーのすべき仕事だと思うのです。決して、誰かエライ人の言葉をそのまま実行するロボットになってはいけない。最終的に何をする
またその話かよ・・僕もそう思うんですけど書くのです。 UXデザイナー(User Experience Designer)は本当に必要なのか? / Maka-Veli .com UX。user experience。ユーザー経験。利用者の体験、とかいった訳がいいでしょうか。引用記事中には「感情を価値として定義する物」とありますが、価値とか言わずそのまま「体験」と捉えた方が、わかりやすい気がします。自分はこんな体験をした、あれは悲惨な体験だった、などという「体験」です。 スターバックスのようなカフェでコーヒーを飲むときの体験を考えてみましょう。このときの体験を支えているのは、コーヒーの味や色や香りだけでしょうか。そんなことはないですよね。コーヒーのカップや、座っているイスやテーブル、店内に流れる音楽、他の客の話し声、店内の空調、時間帯、窓から見える景色や天気なんかも、当然そのときの体験に影響し
また揚げ足を取っていると言われそうですが、やっぱりこういう記事を読むと何となく引っかかるんですよね。 第55回 ユーザエクスペリエンス(UX)の質を評価する|SQiP:Software Quality Profession 例えば、記事の終わりにある「しっかりとUXを作り込んでいたら、微妙な操作感の調整などで済むはず」という記述は引っかかります。そもそも「UXを作り込む」というのは、具体的にどんな作業を指すんでしょう。 以前UXに関する記事を書いたとき、友人から「UXって何だよ」というツッコミを受けたので、今回はそこの説明も少し。正直なところ、UXっていう言葉を使わずに、普通に「ユーザーの体験」って言っちゃえば分かりやすいのでは、と思っているのですが、ここはガンダムで説明しているツイートを紹介しましょう。 【UIとUXの違いを理解していない人へ】: UIを「かっこいいモビルスーツであるガン
今回はモバイルの話を少し書こうと思います。そう思ったきっかけは、先日のチャリティセミナー Untitled!!!!!!!! で、専門学校の同期である谷くん(inkdesign)が「モバイルファースト」に関するプレゼンをやってたり、その谷くんがヤスヒサさんのポッドキャストに出てたりということなんですが、僕は結構なモバイル音痴なんですよね。ケータイなるのものは2005年まで持ってなくて、そのときもPHSというへそ曲がりぶりで、でも別に使いこなすわけでは全然なくて、4年近く使ってiPhone 3Gに乗り換えて今に至る、みたいな感じ。なので、僕自身のモバイルライフというより、見聞きしたことを中心に書いていきます。 モバイルファーストという言葉の意味するところは、いわゆるPCのブラウザで閲覧するサイトよりも、モバイル端末で閲覧するサイトから考えていこうよ、というような考え方だと僕は解釈しています。上
考えさせられる記事があったのでブログる。その記事は以下。 クライアントに「とりあえず作ってみて。みてみないとわからないから」と言われた時のディレクターの返し方 | Webディレクターズマニュアル 記事のひとつの結論として「ディレクターが前段階で物申してやればいい」と書かれているんですけど、いや「物申す」なんて強い言葉を使わなくても、普通にコミュニケーション取ればいいんじゃないでしょうか。 そりゃ確かに、上から命令するようなクライアント、こちらの話をロクに聞かないクライアントもいるでしょう。人間いろいろです。そういう人とは(別にWeb制作の業界に限ったことじゃなく)お付き合いしないように仕事の舵を取っていけば良いと思うのですよ、基本的には。 が、もとのソースであるTwitterのツイートたちを見ていくと、なんだか「あるある」的な共感が思ったより多い。そういう大変なクライアントと仕事をしなきゃ
続きます、と言っておいて続きを書いていなかった「声も姿も知りません – オンライン授業雑感1」ですが、先日の「2021中東・北アフリカ日本語教育シンポジウム」で、その書こうと思っていた内容を発表してきました。なので、そのときのスライドを公開し補足を加えたものを、続編記事として公開します。 発表内容のスタンスというか、2020年度の教師としての実感は「ケースにもよるが、フルリモートでも授業はそれなりにいける」でした。同じことを感じた学習者も多かったのではないかと考えています。 注意すべきは「ケースにもよるが」という点です。教師側の要素(教育観や授業スタイル、扱う内容など)や、学習者側の要素(学習環境や学習スタイル、内容理解度など)、その他の要素(他と授業との兼ね合いや学校の制約など)によって、リモートだとかなり難しいというケースは当然あります。 フルリモート万歳!でもなく、対面授業に戻すぞ絶
関西アンカンファレンスでプレゼンをしてきました。会場が2つに分かれていたので、興味はあったけど聴けなかったという方もいるかもしれません。スライドをアップし、以下少し補足とかを加えておきます。 前半のスライドパターンの話は、PowerPointのスライドテンプレートに縛られてしまっては「伝える」という目的を果たせないよ、というのがいちばん言いたかったことです。もっと言えば、別にPowerPoint(=紙芝居型のスライド)を使わなければいけない理由もないんですよね。実際、@itasan さん(さかなクンさん式敬称w)は黒板に図を描きながらプレゼンしてましたし。ちょっと難易度は高くなりますけど。 後半のスライドの構成の仕方は、短時間でさらっとやりましたけど、個人的にはかなり重要な部分だと思っています。紙芝居方式の一方通行のスライドって、聴き手が途中で流れについていけなくなることがあります。スライ
先日「Re:Creator's 2010忘年会 & 第3回リクリチャット」にて5分間のライトニングトークをしてきました。タイトルは「BlogではじめるPersonal Branding」というハッタリみたいなものだったのですが、せっかくなのでスライドも公開しておきます。 内容はスライド見てもらうだけでも十分わかるかと思うのですが、要するに「自分ブランディングをしたいならブログ書こうYO!!」というものです。今月まだ3記事目のお前が言うなという感じですが、来年からもう少し頑張っていくよという決意表明も込めてのプレゼンでした。 Personal Brandingというと仰々しいですが、僕にとっては「自分のやりたい仕事に携われるようにするための施策」という感じです。大学院で日本語教育を学んだ後、専門学校に1年通ってすぐにフリーランスで仕事を始めた僕は、Web系の制作会社にいた経験がないので、いわ
未読ですが「情報デザインの教室」という本がありまして、Amazonの内容紹介データの冒頭に、情報デザインの定義が以下のように書かれています。 うれしい体験をつくることを「情報デザイン」と呼びます。 たぶん読み手のことをいろいろ考えて、こういう表現にしたんだと思います。それに悪気がないのは重々わかるんですが、それでも「情報デザイン」の定義を「うれしい体験をつくること」としてしまうのは、それどうなん?と。 そもそも「情報」も「デザイン」も、定義が難しいというか、何を指すのかが一般にはわかりづらい言葉だと思うんですよね。情報教育、とか言うときの情報もそうですよ。「情報」って何なん?え、そんなゆうたら全部「情報」やないけ、みたいな。見た目を飾り立てることが「デザイン」だと一般に思われてることも多いですよね。僕はデザインの訳語としては「設計」という言葉がいちばん好きですけど、それでも抽象的でよくわか
最近「セルフイメージ」とか「なりたい自分」とかの話に混じったりするのですが、あれってずっとよくわからないのです。自分ではあまり考えたことがないんですけど、みんな気にしたりするんですかね。 個人的に引っかかるのが、僕は「**になりたい」はないけど「**ができるようになりたい」はあるってことなんですよ。既存の偉人とか自己イメージなんかを描いて行動することはないけど、これ自分でもできたら楽しいよなぁとかは思う。希望を具体的な人の姿で描かないというかね。 毎日は石を積み上げていくものだと考えるとき、積み上がった石の姿が自分なんじゃなく、石を積み上げていく姿が自分だと僕は思っています。結果じゃなくプロセス。目的の形まで早く確実に石を積み上げるには、ビジネスの啓蒙書が言うように目標を小さくブレイクダウンして取り組んでいけばいいというのはわかるんです。でも、石を積み上げてる最中にちょうちょが脇を通りすぎ
CSS Nite in KANSAI, LP1 〜CMS POWER USER'S SUMMIT 2010〜に参加してきました。全体として、なかなか良かったんじゃないかと思います。テーマがちょっと難しい要素を持っていた(これについては後述)と思うのですが、運営側の「楽しく良いセッションにしていこう」という気持ちが伝わってきました。そういうのって大事ですからね。関係者のみなさん、本当にお疲れさまでした。 僕はセミナーで得られるものは「知識」ではなく「人のエネルギー」だと思っています。今回のゲスト、特にcremaさんこと黒野明子さんは、僕の中ではMTの良質な本を書いているハイパー制作者なので、直にお話が聞けて良かったです。普段のディレクションもスマートにされてるんだろうな、とか想像してました。藤井正明さんとはTwitterなどで普段からやり取りがあるのですが、期待通りの慣れたプレゼン。勝又孝幸
*2009.10.31 最下部に追記しました。 ざらついた不透明感のある素材に、色つきの正方形、中央には短いメッセージ。ここ数年の僕の名刺はそんなデザインです。名刺ごとに正方形の色とメッセージが違っていて、全部で10パターンあります。自分のテーマカラーは持たず、あなたとの仕事に合わせて自分の役割を変えていきますよ、僕はこういう考えで仕事をしてますよ、というのが名刺に込めた僕のメッセージです。 この名刺にはもう1つ狙いがあります。色やメッセージにバリエーションがあると、それだけで珍しがられることが多いし、受け取った人同士で名刺を見比べてもらえたりすることがある、という点です。一瞬であっても場の注目を集めることができるし、後で思い出してもらいやすくもなる。色やメッセージについて質問してくれたりすると、自然に話を始めることができるというわけです。 僕は、パーティーの場で人に話しかけるのが得意では
連休明けから遠隔授業が始まり、僕の担当授業(2機関・8コマ)では、学生とのコミュニケーションツールとしてDiscordを使ってみることにした。まだ日が浅く「ちょっと使い始めた程度」でしかないので、ドーンと発信するほど有益なことは書けない。ただ、Discordを大学の授業で使っている記事自体があまりないようなので、僕はこんな感じで始めましたという話を公開しておく。 Discordは「チャットサービスがメインで、インスタントに音声や画面を共有できる機能がついてる」という感じのツール。 チャット画面は「遊び心が強めのSlack」という雰囲気で、TeamsやZoomについてるチャットと違って機能が本格的。非同期色の強い授業(資料を見ながら各自のペースでガンバレ方式)を考えていて、僕自身が動画ライブは好きではない(見るのもやるのも)ため、テキストチャットで質疑応答をするのに向いたツールを選んだ。Di
数年前に「日本語でケアナビ」プロジェクトに加わったことをきっかけに、「カテゴリとタグというナビゲーション要素をどう扱うか」は僕の問題意識のひとつになっています。で、1月ちょっと前に公開され話題になったライフレシピ提供サイト nanapi [ナナピ] のナビゲーションは、この問題に対するひとつの解を示しているように思いました。せっかくなので考えたことを以下まとめてみます。 カテゴリという(階層構造も含む)分類の仕方は、サイト利用者の多くがスムーズに理解できる一般的な概念といえるのですが、タグという概念の認知度はまだまだ「Webに詳しい人は知っている」の域を出ていないのではないかと思います。タグという属性のラベルを使い、複数のタグを使って「AかつB」という条件でモノを絞り込んでいく手法は、とても便利で面白いものです。でも知らない人にとっては、タグを用いたナビゲーションは難しいものに映るのが現状
a-blog cmsをMAMPにインストールして試用中。とりあえず既存のテーマのソースコードを見ながら、どう記述すればどんな表示になるのかをチェックしています。カスタマイズの資料が充実しているとは言い難い現状なので、僕と同じようにa-blog cmsを使っている人のレポートなどがないか検索する日々なのですが、a-blog cmsはCMSとしてどうなのか?という評価コメントも見つかるので、あわせて読んでいます。 で、そういう評価の視点の中で特に気になったのが、a-blog cmsの学習コストの捉え方。制作側が、新しいCMSを使いこなせるのに必要なコストの話ね。例えば「a-blog cms|ぷか録」では 確かに制作者に優しい作りにはなっていると思うけど、ある程度の概念や知識が頭にないと構築出来ないという印象はMTやWord pressと大差ないように感じた。 と評されています。問題は、この評価
a-blog cmsのセミナーに行ってきました。Web系のセミナーとかイベントに出るのは半年ぶりで、鷹野さんとかCSS Niteな方たち(どんな括りだよ)と再会できてよかったです。めっちゃ久しぶりですねーとか言われました。すみません。決して山にこもってたわけじゃないですけどね。イベントの日程と仕事の都合が噛み合わないことが続いていたもので・・・。 さて、肝心のa-blog cmsですが、事前にほとんど知識がない状態で製品紹介を聞きました。思っていた以上に良さそうなCMSで、これは本腰入れて関わる気持ちになるかもしれないな、と思わせるものでした。まだ自分でインストールすらしたことがないので、評価するには早すぎるかもしれませんが、そして僕の理解が間違ってる部分もあるかもしれませんが、とりあえず今日聞いたことを僕なりの理解で再構成して書いていきます。 先日東京で行われたCSS Nite LP,
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