サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
www.amepuru.com
私は固くて粉っぽい食べ物が好きだ。スコーンなんかは外側がカリッと粉っぽく焼けているだけで、おいしいと言う。味は二の次だったりする。 先日クリス・オフィリ(Chris Ofili)さんの展示会を見に行った時に、この作品を見つけた。象のうんこと人間の歯とクリスさん自身のドレッドでできた塊。客観的に結構キモい系なのは分かるのだが、見た瞬間無性に食べたくなってしまった。だって、かりっと粉っぽそうで、なんかおいしそうじゃない? しかし残念ながら、このおやつはガラスケースに入れられていて近寄ることは許されなかった。ニューヨークのアート展示でガラスケースに入ってることなんて珍しいのに。きっと私と同じように、触りたいとか、ちょっと食べたいと思う人がいたに違いない。 近寄りたいのをぐっとこらえて、クリス・オフィリさんの展示会「NIGHT and DAY」を紹介する。 今回はしょっぱなからうんこ食べたいとかい
© Gil Nevo 今回紹介するのは、、レナード・ナイトさん (Leonard Knight)による、サルベーション・マウンテン(Salvation Mountain)。上の写真と話題を提供してくれたのが、LAのアボットキニー(Abbot Kinney)にで出会ったギル・ニーボさん(Gil Nevo)。アメリカだけでなく、ヨーロッパでも活動を広げる、アーティストでもあり、売れっ子アートディレクターである彼は、とにかくさっぱりと明るくて、友達が山のようにたくさんいるナイスガイ。少年のような笑顔です。 彼のお仕事、アメリカのパナソニック Panasonicとか、ビタミンウォーター Vitamin waterなんかが日本的にはわかりやすいでしょうか。後はi phoneアプリの開発に携わったり、彼のスタジオでは、最新のVFXを駆使した映像が作られているという多彩さま。(私はあんまりVFXってなん
Carlo Zinelli (1916–1974) と Eugen Gabritschevsky (1893 – 1979) の展覧会がアメリカン・フォークアート・ミュージアムで開催されていました。この美術館は以前モマの隣のビルを1棟使用して貴重な収蔵品を公開していましたが、このブログを書いている現在のところ、リンカーンセンター付近の会場のみで展示をしています(ご参考:さよならフォークアートミュージアム)。 カルロの作品は、4つの時代と特徴に分けられていますが、こうした回顧展が開催されるのはアメリカでは初めてのこと。アメリカ国内外のプライベートコレクターや、ローザンヌのアール・ブリュットコレクションなどの美術館の協力によって実現しました。 http://www.carlozinelli100.it/ より。イタリア語のサイトですが、彼の写真や作品を多く見ることができます。 カルロについて
2017 - 06 - 13 奈良美智 Thinker @ Pace Gallery ニューヨーク。作品が先か、作家が先か。 ■ アート展・アートフェア(全記事) ■ 展覧会@ギャラリー ■ 雑記 ■ 本日のアート(絵画) Tweet 少し前のことになる。指のささむけや指紋の隆起の乱れもなかなか回復しないような寒さの中、ニューヨークで奈良美智さんの展覧会「Thinker」が開催された。(2017年3月31日-4月29日@Pace Gallery)。油彩、陶芸、巨大なインスタレーションまで含むこの規模の個展がニューヨークで催されたのは2013年以来だという。当日は雨風吹きすさぶ日暮れ時で、何度か家に引き返そうかと弱腰になるくらいの天候であったけれど、私はひるまずにチェルシーへ向かった。天候が悪い時ほど外出すると良い出会いがあることを、私は何度も経験しているからだ。※これは本当だからみなさんに
昨年は豪雪により2日間ほとんど来客がないというアクシデントもありましたが、今年は全日晴天に恵まれたOutsider Art Fair New York 2017 (1月19日 - 22日) 。 アウトサイダー・アートフェアというのはその名の通り、主にアウトサイダー・アート、アール・ブリュット、セルフ・トート、フォーク・アートと呼ばれる作品が並ぶ展示会です。2012年にフェアを買収したアンドリュー・エドリン (Andrew Edlin) さんの活躍で、年々より多くのメディアにも取り上げられています。 トップ画像は25周年記念のエドワード・ゴメス (Edward M. Gomez) による特設ブースにて。 日本語も堪能なエドワードさんは、数々の日本のアート展の審査員も務めているので、ご存知の方もいるのでは。彼はマルチリンガルのジャーナリストで作家で批評家でグラフィックデザイナーでキュレーター。
ジャン・デュビュッフェのドローイング展 (Dubuffet Drawings, 1935–1962) ザ・モルガンライブラリー&ミュージアム (The Morgan Library & Museum) 2016年9月30日~2017年1月2日 http://www.themorgan.org/ マンハッタンの中心地にあるモルガンライブラリー&ミュージアムは、ジョン・P・モルガンの個人コレクションを一般に公開したものです。彼は、世界で最も力のある金融会社JPモルガンチェースの前身となる金融会社を設立し、莫大な富を築きました。ホームページからも、城の様な建築物と世界中から収集された蔵書・アートコレクションの一部が見られます。文末にこの部屋を見渡した動画を添付してありますので、興味の在る方はご覧下さい。 さて、このブログではアール・ブリュットやアウトサイダーアートを頻繁に取り上げていますが、そも
[チラ見せ図録] Daniel Guzmán: Chromosome Damage ダニエル・グズマン「染色体のダメージ」Published by RM/Kurimanzutto#チラ見せ図録 #アウトサイダーアート #アールブリュット #染色体 pic.twitter.com/MyoKSwcqWI— Asuka Morii (@asuka_morii) 2016年12月7日 Daniel Guzmán: Chromosome Damage ダニエル・グズマン「染色体のダメージ」 Published by RM/Kurimanzutto Text by Mary Doyle, Gabriel Kuri, Elizabeth Baquedano. The drawing series Chromosome Damage, by Mexican artist Daniel Guzmán (bo
ディカプリオ、ジョン・ボンジョヴィさんも登場。売上好調なアート・バーゼルマイアミ 画像出展:Forbes 「話題の渦中であるドナルド・トランプさんに鼓舞されたサム・ドュラント(Sam Durant)さんによるシリーズ作品5点(1作品約140万円)が即完売」より。 http://www.forbes.com/sites/kathryntully/2016/12/04/trump-inspired-works-sell-quickly-at-art-basel-miami-beach/#4e9f4a1e1320 12月1日から4日までマイアミで世界最大級のアートフェアの一つである、アート・バーゼル マイアミビーチが開催されていました。日本人作家であれば、草間彌生・会田誠・村上隆・奈良美智あたりの大御所作家から、世界で活躍する新進気鋭作家までその取り扱いの幅は広いです。 今年このアートフェアに参
作家の名前だけでインパクト大すぎる『スーザン・テ・カーランギ・キングのドローイング』。ドナルドダックがまさかの大デフォルメをされて登場。これぞ再構築。天才です。 at new museum スーザン・テ・カーランギ・キングのドローイング The drawing of Susan Te Kahurangi King, published by ICA miami #チラ見せ図録 #アウトサイダーアート #アールブリュット #ドナルドダック pic.twitter.com/uDtEQx6NGt— Asuka Morii (@asuka_morii) December 2, 2016
興味深い画集・図録を見つけたら、ぱらぱら動画をとって置くことにしました。自分の備忘録としても。気になる本があったら、是非ご自身でamazon.com(日本のamazonとは別ね)で検索して購入してみて下さいね。下記事ご参考。 [モダン・ビジョナリーズ] ポール・シューバート、ブルーノ・タウト、ポール・ゴーシュ Modern Visionaries Paul Scheebart, Bruno Taut, Paul Goesch #ぱらぱら図録 #アウトサイダーアート #アール・ブリュット pic.twitter.com/5LDXRodtTB— Asuka Morii (@asuka_morii) December 1, 2016
2016 - 11 - 28 カオナシマトリョーシカ ■ 雑記 ■ 本日のアート (立体・建築) list Tweet ゆったり話したい人と会う時によく行くホテルのバーがあります。アートが沢山飾られているのでお気に入り。棚を眺めていると、顔のないマトリョーシカが。 その翌日、また今度は別の方と会うためにまた同じホテルへ。 そしたら、 あ・・・マトリョーシカの並び方が変わっている。 ささやかな誰かの遊びを感じた一夜。こういう何かの小さいヒントはあちらこちらに散らばっていたりする。 ところで、マンハッタン内で、いつ行っても静かで・超ゆったりと座れて・お茶とお酒も飲める。更にアートも沢山飾ってあり、冬は暖炉♨まである。そんなところはなかなかないので本当は紹介したくないくらいなのですが・・・ ここは、スミスホテル (Smyth Hotel) のバー。こんなにぐでーっと座ってゆったりお話ができるとこ
1800年代に流行した死後肖像画と死後記念写真 失った最愛の人の姿をいつまでも忘れずにとどめて置きたい・・・。そんな欲求を満たすように欧米で一時期流行したのが「死後記念写真(ポストモーテム・フォトグラフィー)」や「死後肖像画」でした。 戦争や飢饉、コレラなどの流行病によって多くの若者が亡くなった1800年代に、ダゲレオタイプという銀版写真が発明されました。家族や恋人を亡くした人々が、故人をベッドに横たえ、時には目を開かせ、できるだけ生前の状態と同じような装いと表情までつけて記念写真を撮影をしたのです。 肖像画の場合は、死後肖像画専門の絵描きを雇い、時には死後記念写真のように故人にモデルをさせて絵画を制作しました。今では行われない風習ですが、当時の欧米では珍しいことではありませんでした。 そんな死後肖像画と死後写真の展覧会「Securing the Shadow」が、現在アメリカン・フォーク
これは鼻血が出そうな展覧会です。名古屋市美術館のお知らせをみたのですが、え?テンションひくいの?これ、すごいんだよ! って、すみません、、思っています。このような展覧会が日本で見られるとは。1993年に世田谷美術館で開催されたパラレル・ヴィジョン展、2011年にラフォーレミュージアム原宿で行われたヘンリー・ダーガー展レベルの衝撃です。 ■世界的に注目を集めるアウトサイダー・アート/アール・ブリュットの芸術家の中でもトップクラスの知名度を誇るアドルフ・ヴェルフリ(Adolf Wölfli, 1864―1930)。スイスのベルンにあるアドルフ・ヴェルフリ財団の全面協力を得て、日本初の本格的回顧展を開催します。戦前のシュルレアリスムの画家たちなどにも影響を与えたその画業をたどるまたとない機会です。(兵庫県立美術館より) ■アドルフ・ヴェルフリ(1864-1930)は世界的に最も有名なアウトサイダ
アメリカから図録(厚め)の送料800円。 昨日のブログで展覧会「The Keeper ザ・キーパー」の図録が日本のアマゾンで売っているという話をしていたのですが、入手期間が1ヶ月~4ヶ月かかるという表示(実際は4ヶ月なんてかかることはないけれど)なので、この際米国アマゾンにアカウントを作ってなんでも自分で購入するオススメです。 ※前提として:「アマゾンジャパンとアマゾン.com(米国)は別のサイト」です。URLも違いますよね。ジャパンはwww.amazon.co.jpで、米国はwww.amazon.comです。メールアドレスは共通で使えますが、アカウントはそれぞれで作る必要があります。 日本のアマゾンでも売っていないような画集を購入される方は相当ニッチな方だと思うので、これがどれだけの人に需要があるかわからないのですが、本以外にも勿論、買えるものが沢山あります。日本よりもぐっと安いものも、
©Ruby Washington/The New York Times, http://goo.gl/W5fa8n ※写真撮影不可だったため、ニューヨーク・タイムズ (The New York Times) から転載しております。 きーんと寒くよく晴れたその日、私はニューヨークのアッパーイーストサイドにあるラグジュアリーなビルの一室にいました。アウトサイダー・アートやアール・ブリュットといった作品のニューヨーク最大のコレクターである、オードリー・ヘックラー (Audrey Heckler) さんのお宅を訪問する機会に恵まれたのでした。 コレクターの拠点訪問といえば、以前にR/GAというデジタル・アドエージェンシー(広告会社)のファウンダー/チェアマン/CEOのボブ・グリーンバーグ(Bob Greenberg) さんのコレクションをお伝えしたこともありましたが、久しぶりの訪問ツアー。そして私
先日からブログやツイッターでお伝えしていたニューヨークのニューミュージアムで開催されていた展覧会「The Keeper ザ・キーパー」。人間の「蒐集」行動を通して、根底にある「欲求の源流」を浮き彫りにするという、興味深いコンセプト。ニューミュージアムのファン以外にも、アウトサイダー・アートやアールブリュット、またシュルレアリスムの好きな方々からの注目も高かったのですが、展覧会情報ではこれらのジャンルを匂わせるような解説はなく、昨今の『ジャンル・境界線分け』に対する意識にも十分配慮されていたように思います。 ■展覧会の詳細と写真はこちら ■動画をのまとめはこちら。画集をパラパラめくる動画もあります。 この図録アメリカでしか買えない!と思っていたら、日本でも販売されていました。下の本の画像をクリックしていただくと、アマゾンのページに飛びます。ただ、手に入るまで1~4ヶ月と書いているので、必ず手
©Creativity Explored チョコレート天国日本。そんな日本にもまだあまり知られていないチョコが。サンフランシスコのルチェッティRecchiutiというブランドです。米国のチョコレートは基本的にアイディア・ローカル性・素材の荒業勝負で、このルチェッティのような品質・味・見た目の繊細さを兼ね備えた素晴らしいチョコはあまりありません。 そしてこのブランドではなんと、クリエイティビティ・エクスプロード (サンフランシスコにある障害のあるアーティストを支援する団体)の作品を定期的にチョコレートに使用しているんです!チョコとアート、これは穴。 ちなみに似たような形状とアートを使用したチョコに、ニューヨーク発の有名チョコブランドのマリベル(MarieBelle)がありますが、やはりこういった支援をしているルチェッティに軍配があがります。 ジェームズ・マイルズさん(James Miles)
https://goo.gl/JCoISz ブログでも3年程まえから取り上げている「ルチェッティ (Recchiuti)」 というチョコレートブランドがあります。このブランドはサンフランシスコにある障害者とアートの支援施設「クリエイティビティ・エクスプロード (Creativity Explored)」 と度々コラボチョコレートを出しています。アウトサイダー・アートとかアール・ブリュットとか、そういう何かより、とにかく「かわいくておしゃれ。」 もともと私は京都の養護学校で美術を教えていたこともあって、障害とアートというキーワードのニュースは、いつも耳に入れるようにしているので、このチョコも真っ先にオーダーして味わってみたのでした。 そんな彼らのアート作品とチョココラボの様子を書いたときの記事。 実際にそのチョコレートをオンラインオーダーして、やってきたときの記事。チョコ21ドルで送料15ド
マンハッタンを歩いていると結構な確立で出会う撮影現場。メジャーな映画やTV番組、雑誌から、ネットフリックスのドラマ等々。以前散歩していたら、ニッキー・ミナージュやキャメロン・ディアスがいたり、ホテルの受付にロバート・デニーロがいたりもしました。普通のピザ屋でピザを食べていたら、レオナルド・ディカプリオが隣にいたという友人の話も。 それにしても、こうして美しい衣装で光を浴びるモデルさんをみていると、パリコレで活躍した友人をいつも思い出すのです。華やかな舞台の裏で、それを支えるシビアな体の調整と、チャンスを掴み取って上り詰めるための精神力。生半可ではありませんでした。 目標を達成したその友人は、その後あっさりと別の仕事へ転職し、今やそれが「天職」に見えます。何事もやりきった人はどんな転身をしても未練も後腐れもなく、鮮やかで潔いもので、「元パリコレモデルが!」と、当時誰もが見ている人気テレビ番組
展示期間を延期されるほどの人気を博した、ニューヨークのニューミュージアムでの展覧会「The Keeper ザ・キーパー」。先日とうとう最終日を迎えました。 白いシャツの方がアートディレクターのマッシミリアーノさん。 アウトサイダー・アート、アール・ブリュットなどが好みの方には、特にとても興味深い展覧会だったのではないでしょうか。ちなみに展覧会では一切こうしたジャンルについて説明するような事はなく、とにかく『蒐集』に焦点を当ててる真摯なものでした。 会場の様子を動画に撮ったのをツイッターにあげていたので、まとめておきます。雰囲気がよりわかるかと。一つ目のは、ちょっと低めの声でぼそぼそ喋っていますが、ご愛嬌・・・。 先日からブログに書いていた、ニューヨークのニューミュージアムの展覧会The keeper にまた来てしまった。の 1階部分。声がまるで入ってないけど、ちょろっと動画。アーサー・ビス
©Isetan Shinjuku アメリカにもバレンタインデーはありますが、「女性が男性(や女性の友人)にチョコをプレゼント」という日本とは少し様子が違い、「男性から女性に贈り物をする」ことが多いんです。恋人同士は勿論のこと、息子が母親に薔薇の花をあげたりするなんていう景色もあちこちで見られます。 そんな差もあってか、日本で話題にもなったトップ画像のマルニ (MARNI) の超絶かわいいチョコですが、実は『日本限定品』。今日ニューヨークのソーホーにあるマルニの店舗に駆け込んで聞いてみたところ、アメリカでは販売されていないことが判明しました。店員さんに写真を見せたところ、店中の店員さんが集合して「私もたべたかったのよーーー!日本だけなのよー!」と「なんで日本だけ」大会になりました。 ところでこのブログでなぜマルニなのかというと・・・ 先日の記事でマルニが障害のあるアーティストの作品がしたこと
©NYCDOT アメリカでは学業の中でボランティアが義務化されているなど、幼い頃から社会貢献精神を養うプログラムがあります。私もボランティア登録をしていて、時間がある時にはたまに参加しています。大体そういうところで出会う人は気持ちのよい方々が多かったり、思わぬような人にも出会ったりして、「参加してよかったなあ」としっかりと自分の糧にもなるアクティビティ! 中でもやはり私が気になるのが「アート+社会貢献」の分野。今回はニューヨーク市が運営するボランティア団体ニューヨークケアーズ(New York Cares):写真上 と、市の道路交通局によって運営されるニューヨークシティドットアート(New York City DOT ART) :写真下 によって実現した「アートで社会貢献の現場」をお伝え。 ニューヨークドットアートでは使用するアート作品を公募することによって、活躍の場を求めるアーティス
お知らせ: シービーエンタープライズにて、 ロービジョンの最新号が発売しています。 こちらから http://shibee.shop-pro.jp/?pid=93406008 ※このブログで紹介し初めて、わりとすぐに売り切れてしまっているので、 お早めの購入をおすすめします。もう前号と前前号はソールドアウトとのことです。 毎回恒例、ロービジョンでしか拝めない、世界ロービジョン的展覧会情報から 今回のメインはやはりハワード・フィンスター (Haward Finster) 今月号は表紙もなかなかいいですね。 ハワード・フィンスターの絵はとても好きですが、 西海岸にあるフィンスターの夢の城「パラダイスガーデン」に 行き逃したことが大きな思い出。 (あまりにも危険なエリアのためにイトコに運転を断られてしまった) 徳島県立美術館に作家紹介がのっていたので転送。 このウェブサイトの感じといい・・・なん
最近は閉店するカフェやレストランが多い。そんな中、ニューヨークのトップギャラリーが並ぶエリア、チェルシー。 以前はよく利用したけれど、閉店してしまったダイナーの前を通る。ジリジリとする炎天下の中、裸足(よく見たら薄いサンダルは履いていた)アーティストが、乱雑にちぎった紙に絵を描いていた。 かっこいいので写真を撮らせてもらうと、とても不機嫌。 邪魔をしてごめんなさい。しかし、かっこいいよ、あなたの絵。 今日もどこかでテロが起こったり、事件が起こったりしていると同時に、名もなき素晴らしいあーとも、生まれている
このブログではニューヨークを中心に、アメリカのアートフェア・美術館・ギャラリーの展示レポをお届けしています。いつもは整然と出来上がった会場のみをアップしているのですが、ちょっと展示前の様子もご紹介。ギャラリー関係者がアート作品を飾るのは勿論のこと、「縁の下の力持ち」たちが怒濤の会場組み立てラッシュをしている姿を見るのが私は結構好きなんです。てことで、先日お伝えしたメトロアートフェアのビフォー・アフター写真をちょっと公開してみます。 ビフォー:入り口を作る!(こちらの組み立て屋さんはほぼみんな制服のようにジーパン履いてる) アフター:エントランス完成!(入り口係の人って一日中立ってるよなー、すごいなあ。。。) ビフォー:会場のチケット売り場周辺も物だらけ! アフター:人で賑わうフェアーの始まり! ビフォー:もうちょっとで完成・・・・ アフター:お見事! ビフォー:作品をブースに展示するギャラ
コム・デ・ギャルソン(COMME des GARSONS) が、アウトサイダー・アートやアール・ブリュットを紹介するロンドンの老舗雑誌「ロー・ビジョン(Raw Vision)」とコラボし、世界各地の店舗でディスプレイ展開しています。 昨年はカリフォルニアの障害者施設の作品をコレクションに使用していましたが、今回はロー・ビジョンの実際の誌面をまるまるDMや店舗の内装や外装に使用するという斬新なアイディア。 【ご参照】 コムデギャルソンとアウトサイダーアート 2013年5月 ニューヨーク(New York)のギャラリーエリア、チェルシー(Chelsea)にある店舗をウキウキで訪ねました。このエリアはすぐ近くに川もあるので、この時期なかなか寒くなります。皆防寒ばっちり。そんな中ものすごくアーティスティックな外壁が見えてきました。 ニューヨークではあまり地震が起きないので、古い建物はレンガがそのま
グーグルセルフドライビングカー (Google Self-Driving Car) をご存知でしょうか。スタンフォード人工知能研究所で、元ディレクターのGoogleエンジニアのセバスチアン・スランさんと、Google ストリートビューの発明者が共同で主導しているプロジェクト。2015年からそのプロトタイプが路上走行テストを開始していました。プリウスやレクサスに自動運転機能が搭載されている、このまるっとかわいい車体。セルフドライビングって、要は、勝手に走るのです。だから、ハンドルがないのです。 手を握り合う親子。ハンドルないと便利ですね。 テストドライブを体験するおばあちゃんも、最初はちょっと怖そうにしていますね。それでもそのうち、「昔は乗り物にハンドルあったらしいよ!うっそ~!」みたいになるのでしょうね。 ※ちなみに、今年の3月にこのテストカーが公道で走り、後方から走行してきた路線バスの側
江戸時代からの伝統文化「BORO」をニューヨークで マンハッタンのイタリア人街といわれるノーホー(NoHo) エリアに、アトリエ・クールベ (Les Atelier Courbet) があります。そこで先日まで日本の藍とボロ、ツギハギの文化の展覧会が開催されていました。 この展覧会では、日本のユニークな継ぎ接ぎテキスタイルを展示し、クラフトマンシップあふれる伝統表現に焦点を当てています。150年積み重ねられてきた江戸時代からの文化であるボロ布やタペストリーがマンハッタンで見られるなんて、不思議な気分です。 こうして並べて展示してあるとその意味ある営みが伝わってきます。個人的には、日本という国を離れてみた経験から、日本という国の文化を俯瞰で鑑賞できるような気がしました。 ショウケースの中に吊られている手前のスボンは「BORO Trouser (ボロのズボン)」で、1930~1940年代のもの
amazon.co,jp https://goo.gl/S79zDo 知人の投稿で、シュバルの理想宮の絵本が出版されているのを知りました。福音館書店の30周年を迎えた「たくさんのふしぎ」シリーズ。その中から人気のある本が選ばれて出版されているのがこの傑作集なのだそうです。「たくさんのふしぎ」まさにその言葉はぴったり。こどもにもわかりやすくてよい言葉です。こちらからシュバル夢の宮殿をたてた郵便配達夫が購入可能です。 中ページの写真を、お願いしてお借りしました!ありがとうございます。「着想を得たと思われる 万博のページとか 面白い!」とその方がコメントされていましたが、大人も楽しめそうな仕上がりですね。 アマゾンによる絵本の内容紹介はこちら: 内容紹介 フランスの片田舎、オートリーヴという小さな村に毎年おおぜいの観光客が訪れます。ブドウ畑や牧場以外とりたてて見るものはなさそうなこの村に、な
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『www.amepuru.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く