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ノーベル賞
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フレーミングに関する基礎を紹介 写真の仕上りに大きな影響を与えるのは、何といってもフレーミングです。この良し悪しで、表現意図を伝えられるかが決まります。そんな大事なフレーミングを、ここでは取り上げます。 ただし、被写体の種類ごとの上手なフレーミングは扱いません。もっと原始的な、フレーミングの全般に関わりある2点を解説します。それは、被写体の切り取り方と撮影アングルです。これらは非常に大切で、“主役の印象を大きく変える効果”があるからです。そのため、初心者から抜け出るための最大の要素となります。 ここで紹介するのは、本で読んだ内容ではありません。「写真は引き算」という言葉と簡単な意味は本で読みましたが、具体的な実現方法に関しては読んだことがありません。仕方がないので、良い写真の特徴を自分なりに分析し、被写体の切り取り方と撮影アングルを求めました。ただし、上下方向の撮影アングルの中で、上側から
写真撮影は天気に左右されるもの 屋外で写真を撮るとき、無視できないのが天気です。まず、多く人は、雨が降れば撮影を中止するでしょう。また、晴れか曇りかで、ホワイトバランスを(銀塩カメラのリバーサル・フィルムなら、フィルムの種類を)切り替えなければなりません。 これら以外にも、もっと根本的な影響があります。同じ被写体を撮影したとき、ホワイトバランスの影響を無視したとしても、写り方も変わるのです。晴れていれば影ができるし、雨が降れば被写体が濡れるからです。 そこで、写真撮影と天気との関係を整理してみました。天気の種類ごとにどんな写り方になるのか、それをどのように利用するかなど、撮影に役立つ内容を解説しましょう。 撮影には、晴天より薄曇りが適する 経験の浅い人は、撮影に最適な天気を晴天だと思いがちです。しかし、実際にはそうではありません。晴天だと、たいていの被写体で、ハッキリとした影が生じるからで
Photoshopの標準機能で、ノイズを低減したい 以前、OLYMPUS Viewerにオプションとして含まれるノイズフィルタの効果を調べました。ノイズ低減の効果はあるものの、効き具合を変更できません。そのため、ISO 400で撮影した画像なら大丈夫ですが、ISO 800以上で撮影した画像には効果が不足していました。 より大きなノイズ低減効果を求めるなら、Photoshop CSに付属のCamera Rawを使って現像します。しかし、生成されたJPEG画像の色は、E-1本体やOLYMPUS Viewerの生成画像より劣ります。できれば使いたくない方法です。 別な方法として、外部のノイズ低減ソフトが考えられます。中には非常に優秀なソフトもあり、劇的な低減効果が得られます。これなら、E-1やOLYMPUS Viewerで生成したJPEG画像に使えるため、もともとの素晴らしい色を失わないで済みま
現時点での写真表現術の体系化を公開 このサイトを作り始めてから、写真表現技術を何とか体系化しようと、常に考え続けてきました。最初は手探り状態だったものが、考え続けることによって、少しずつ整理できてきました。現時点の整理結果を、ここにまとめておきます。 表現技術を整理するにあたっては、表現者である写真家の表現能力もレベル分けしてみました。数段階の能力レベルの形で。レベル分けがあることで、表現技術の位置付けもより明確に伝わると考えたからです。 最初に明確化しておきたいことが、1つあります。写真機などの機材の使い方に関する知識や能力(使いこなし)と、写真表現に関する知識や能力とは、別々に扱わなければならない点です。機材については非常に詳しい人でも、写真表現については初心者とあまり違わない人もいるでしょう。ここでは当然、写真表現に関する能力だけを扱います。機材に関する知識や能力と混同しないでくださ
ここで取り上げる内容は、以下のとおりです。書き進むごとに事柄を追加しているので、少しずつ増え続けています。 ●はじめに ・表現の狙いや方向性 ・写真表現の技術と能力レベル ・写真の良し悪しを見分ける能力(準備中) ・生涯の作品作りを目指そう(準備中) ●写真の基礎(初心者から抜け出たい人向け) ・表現の技を知る前の基礎 ・撮影の流れの基礎 ・レンズの画角選びの基礎 ・絞りや露出決定の基礎 ・フレーミングの基礎 ・写真の基礎を習得 ・役立つ解説を撮影で生かす方法 ・写真が上達する練習内容の例 ・写真に役立つもろもろ ・天気に合わせて写真の狙いを変える ・写真表現が上手とは? ●写真表現の要所 ・写真表現は2段階で考える ・写真の腕と写真を観る目 ・写真の腕を上げる方法(準備中) ・被写体の捉え方(準備中) ・撮影時の意識を変える(準備中) ●写真表現に関する基本事項 ・被写体の上手な発見 ・
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見比べた感想は、いかがだったでしょうか。500万画素に比べて、614万画素や 781万画素が期待したほど差がなく、 次の1020万画素でも「差は意外に小さい」と感じたのではないでしょうか。やはり「解像感は画素数の平方根で効く」という法則からは逃れられないのです。 この疑似サンプルは、パソコン上のピクセル等倍表示で比べるのと似ていて、必要な解像感(画素数)とは無関係ですし、冷静な判断を邪魔する効果があります。その意味で、改めて考えなければならないのは「どれぐらいの解像感が必要か」でしょう。別な表現をするなら「どれぐらいの画素数が必要か」です。この点を冷静に判断できないと、無駄に高い解像感を求め続ける症状に陥ります。 高解像度になるほど、他の技術や撮影が大変 ここまでは、疑似サンプルの画像を作って比べました。実際の撮影画像は、疑似サンプルのようになりません。画素数が増えるほど、他の要因で画質が
レンズの画角選びに関わる基礎を紹介 写真表現では、いろいろなレンズの利用が欠かせません。写真の写り方は、レンズの画角によって大きく変わるからです。いろいろな画角のレンズを用いることで、表現の幅を広げられます。ここでは、画角による写りの違い、とくに広角と望遠の違いを取り上げましょう。その後、それらの特長を生かした使い方を簡単に解説します。 なお、広角レンズと望遠レンズを使う理由の中身ですが、本などには少ししか書いてありません。それだと不十分なので、私が分析して得た事柄をかなり加えました。 画角によるレンズの区分けが、広角と望遠 レンズの分け方として、広角や望遠を知っていると思います。これらは、標準レンズを基準にした区分けで、標準レンズよりも画角の広いレンズが広角、画角の狭いレンズが望遠となります。では、画角とは何でしょうか。焦点距離とどう違うのでしょうか。レンズの区分けを理解するのに重要なの
構図は、形としての印象を作る フレーミングする際に意識するのが、構図です。構図は、写真よりも歴史が古い絵画で発展しました。写真も、絵画と同様に、含まれる要素を長方形の平面に押し込めます。そのため、絵画の構図がほとんどそのまま利用できるのです。 写真でも絵画でも、構図の役割は同じです。抽象的な言い方となりますが、役割は「形としての印象を作ること」です。写っていたり描かれているモノに関係なく、単純に形だけで見た印象を作り出します。形だけの印象なのですが、写真の仕上りに大きな影響を及ぼします。主なものは、次のとおりです。 ・安定度:全体が安定したり、不安定に見えたり ・力強さ:力強く見えたり、落ち着いて見えたり ・美しさ:バランスを整えて美しく見せる ・遠近感:一部の構図は遠近感を強める ・要素の強弱:特定の要素を強く見せる ・要素のつながり:要素間の関連を伝える こうした影響があるため、構図を
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