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ノーベル賞
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財団法人福島県原子力広報協会は、県民に原子力平和利用の知識と安全性に関する普及啓発を行いうため福島県及び原子力発電所関係11市町村によって設立されました。財団法人福島県原子力広報協会 〒979-1308 福島県双葉郡大熊町大字下野上字大野199番地 TEL 0240-32-3734 / FAX 0240-32-3737 mail:paf@atom-fukushima.or.jp
財団法人福島県原子力広報協会 〒979-1308 福島県双葉郡大熊町大字下野上字大野199番地 TEL 0240-32-3734 / FAX 0240-32-3737 mail:paf@atom-fukushima.or.jp
原子力発電所で緊急事態が発生したときに利用される「SPEEDI(スピーディ)ネットワークシステム」とは、どういうものですか? 「SPEEDI(スピーディ)ネットワークシステム(以下、「スピーディ」と言います)」は、「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム」の略称で、原子力施設で事故が発生し、放射性物質が放出された場合、周辺環境にどのように広がるかを地形や気象を考慮し、すばやく予測するコンピュータシステムです。 スピーディは、国や原子力施設関係道府県の関係機関などが、財団法人原子力安全技術センターに設置された中央情報処理計算機を中心に専用回線のネットワークで結ばれており、全国の関係道府県が測定・監視している原子力施設周辺の気象、環境放射線データおよび日本気象協会からのアメダスの気象データを常時収集しています。 現在、環境放射線のデータは、常時10分毎に収集しており、高い値を示した場
原子炉格納容器は、原子炉などをおおっている鋼鉄製の容器のことであり、万一、運転中に配管が破れ原子炉の中から水が漏れ出すような事故によって格納容器内に蒸気やガスなどが充満し、圧力が高まった場合でも、十分耐える強度と、放射性物質などが外部に漏れ出ないような気密性が必要とされています。 では、検査は具体的に、どのようにして行われるのでしょうか? 検査を実施する前には、原子炉格納容器の出入り口や格納容器の内と外をつなぐ配管の弁などを全て閉じなければならず、約2000か所の弁のチェックが必要になります。 次に、原子炉格納容器に窒素ガスを入れ、約4気圧程度までに加圧します。その後、一定時間後に気体が漏れ出し、どれだけ圧力が下がるかを測定しています。 ※実際には、格納容器内に漏えいしない基準容器を置いて、格納容器と同じ圧力にし、その後、原子炉格納容器と基準容器の圧力差から漏えい量を測定します。
日本は世界でも有数の地震国です。そのため、原子力発電所の建設や運転に際しては、地震や津波に対して十分な対策が必要です。 まず、原子力発電所を建設する場合は、建設予定地やその周辺地域において、過去に大きな地震がなかったかなど地震歴を十分に調べ、さらに徹底した地質調査等を行い、地震の原因となる活断層を避けて建設予定地を決めなければなりません。 また、津波や台風による波浪や高潮に対しても同様に、建設予定地等の過去の観測記録を調査して、予測できる最大の津波でも発電所に影響がないように、海面から十分な高さをとって建てること、波浪についても防波堤を造ることなど、設計についても安全面に十分配慮する必要があります。 それでは、実際、どのような場所に原子力発電所が建設されるのでしょうか。 原子炉建屋は、かたい岩盤の上に直接建てられます。また、敷地の地盤は、満潮時の水位や津波の最高水位を考慮し、海面か
もし、原子力発電所で緊急事態が発生した場合、国、県、地元町などはあらゆる伝達手段を使って、行動の指示や必要な情報を、速やかにお知らせいたします。 放射線や放射性物質は、人間の五感で感じることができないため、自分で被害の程度を判断することができません。 まず、皆さんにしていただくことは、決してあわてて独自の判断で行動せずに、地元町等の防災行政無線やテレビ、ラジオなどで正確な情報を確認し、災害対策本部の指示に従って行動することです。 ●テレビやラジオのスイッチを入れ、国や県などから発表される情報に注意してください。 ・皆さんの安全を確保するため、重要な情報をお伝えします。 ●広報車や防災行政無線などによる町からの情報を確認し、その指示に従って落ちついて行動してください。 ・避難などの特別な行動を必要とする場合は、町が防災行政無線や広報車の巡回などにより、皆さんがとるべき行動について
私たちが毎日食べているたべものには、放射性物質が含まれているものもあると聞きましたが、人体への影響はあるのですか? 私たちが食べているたべものには放射性物質が含まれていますが、その量はからだに影響を与えるレベルにはないといえます。 たべものに含まれる放射性物質 放射性物質には、自然の放射性物質と人工の放射性物質があります。 たべものに含まれる自然の放射性物質の代表的なものは、カリウム40と呼ばれるものです。カリウムは、生物の必須ミネラルであり海草類などに多く含まれます。カリウムの大部分は放射線を出しませんが、カリウム40はカリウムに約1万分の1含まれ、放射線を出す性質があります。(図-1) 【図1】 カリウム40以外にも、自然の放射性物質には、炭素14やルビジウム87などがあり、私たちのからだにはたべものに由来したこれらの放射性物質が存在しています。(図-2) 【図2】 (出典
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