サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
www.catapultsuplex.com
イーロン・マスク といえばテスラやスペースXが有名ですが、他にもボーリングカンパニーやニューラリンクといった面白いことをやっています。そのイーロン・マスクがマリファナを吸ったということでジョー・ローガンのポッドキャストが注目を浴びましたが、内容はイーロン・マスク が様々なことについて台本なしに率直に語った素晴らしいものです。マリファナの部分だけを抜き出して批判するのはもったいない内容です。質問に対して数秒考えて、ゆっくりとリラックスしながらも真摯に答える態度はとても好感が持てます。 しかも映画『スペースボール』のファンだなんて、ボクはイーロン・マスクが一気に大好きになってしまいました。 このインタビューは日本の人たちにも知ってもらいたいので、英語の内容を聞き取り日本語の抄訳を用意しました。何しろ2時30分という長丁場です。全てを翻訳できませんが、重要だと思われる部分は翻訳しました。 火炎放
中国はモバイルペイメントが普及している先進事例です。インターフェースがQRコードで一番目立つため、QRコードが大きく注目されています。しかし、インターフェースは(重要だけれども)一つのコンポーネントでしかありません。 今回は中国の支付宝(Alipay)と日本のSuicaを比較して、何が足りないのかを検証します。そして、日本で中国より進んだ電子マネーを普及させるには何が必要なのかを考えてみます。 支付宝(Alipay)と蚂蚁金服(Ant Financial) モバイルペイメントのジーフーバオ(支付宝|Alipay)を運営するのはアリババの関連会社であるアントファイナンシャル(蚂蚁金服|Ant Financial)です。アントファイナンシャルは非上場企業としては最大の価値評価(約16.7兆円)をされているユニコーン企業です。 以前の中国モバイルペイメントの分析でも紹介した通り、アントファイナン
ビジネスの現場ではデータを読み取って「なぜそうなるのか?」を考えたり、話し合ったりする場面は多くあります。知りたいのは「広告を出せば売上が伸びる」とか「この薬を飲めば風邪が治る」といった単純なことです。でも、これまでの統計学ではなかなかそこまで踏み込んだことは言えませんでした。 また、データを理解することは人工知能やそれを実現する機械学習にとっても重要です。データの相関関係だけでなく、「なぜ?」を理解する人工知能は実現するのでしょうか。相関関係だけでなく、因果関係がわかることで、人工知能にどのような影響があるのでしょうか? 今回紹介するジューディア・パールの"The Book of Why"は「なぜ?」の学問である因果推論(Causal Inference)を紹介する本です。 The Book of Why: The New Science of Cause and Effect 作者:
人工知能(AI)とかディープラーニングとか機械学習とか、自分なりの理解のもとに色々と自分の意見や考え方を持っている方が多いかと思います。そして、正しい認識を持つには正しい理解が必要となります。機械学習でよく言われるガベージ・イン/ガベージ・アウトにならないようにしないといけない。 今回紹介するペドロ・ドミンゴスによる"The Master Algorithm"はすでに出版されて時間が経っていますが、まだ日本語訳が出ていないようですので紹介します。 The Master Algorithm: How the Quest for the Ultimate Learning Machine Will Remake Our World 作者: Pedro Domingos 出版社/メーカー: Penguin 発売日: 2017/01/26 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る こ
本来必要ない仕事があったら?そして、その仕事をしている人はそれに気づいていたら?これが今回紹介するデビッド・グレーバーの"Bullshit Jobs"の主題です。様々な調査によると37%から40%の人が自分の仕事がなくなっても何も世の中に影響がないと考えています。さらに、仕事自体は意味があったとしても、意味のないタスクをしていると考える人を入れれば、全体の仕事の50%以上は意味がないことになります。 なぜそんなことになってしまったのでしょうか? ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論 作者:デヴィッド・グレーバー 発売日: 2020/07/30 メディア: 単行本 Bullshit Jobs: A Theory 作者: David Graeber 出版社/メーカー: Simon & Schuster 発売日: 2018/05/15 メディア: ハードカバー この商品を含むブログ
デザインは人を傷つけます。そして、場合によっては死に至らせる可能性もあります。このことについてはすでに翻訳が出ているジョナサン・シャリアートとシンシア・サヴァール・ソシエによる『悲劇的なデザイン』(デザイナー必読)でも詳しく紹介されています。 このような悪いデザインの危険性は最近になってようやく認知する動きが出てきました。単にオシャレでキレイなだけでなく、もっと大事なものだという認識。今回紹介するサラ・ワッターーボーチャーの"Technically Wrong"もこのようなトレンドの中から生まれた書籍です。 Technically Wrong: Sexist Apps, Biased Algorithms, and Other Threats of Toxic Tech 作者: Sara Wachter-Boettcher 出版社/メーカー: W W Norton & Co Inc 発売日
モバイルペイメントというのはモバイルとペイメントが合わさった言葉です、あたりまえですが。つまり、モバイルとペイメントの両方の発展を見ていくことによって、より理解が深まるのですね。中国のモバイルペイメントについて様々な記事を見かけます、その時のニュースについて知ることは大事なのですが、その背景や経緯などを理解すると、さらに深い知識となります。 まあ、よく考えてくださいよ。ある日いきなりドカンと新しいものが出てくるなんてないわけですよ。スティーブン・ジョンソンは著書『イノベーションのアイデアを生み出す七つの法則』で一つのイノベーションが生まれるためには複数の要素が一定水準に達する必要があることを隣接可能性と呼んでいます。スマホだっていくつかのイノベーションが組み合わさってできている。これはモバイルペイメントも同じ。AlipayやWeChat Payが普及するまで、それが機能するための複数の要素
スタートアップは創業者のビジョンをプロダクトなりサービスを具体的な形にして提供する企業だと思います。マイクロソフトのビル・ゲイツの場合は"Infomation on fingertips"ですよね。手のひらに情報を。パソコンはその手段。 しかし、企業はそのビジョンを達成した後も存続します。場合によってはこれまでやってきたことが古くなってしまうこともあります。そのような場合は創業者ではなく、中から変わっていく必要がありますよね。同じくマイクロソフトの例だとサティア・ナデラがそれに当たります。 これは中国のテンセント(腾讯)にも同じことが言えます。マイクロソフトを理解するために創業者のビル・ゲイツと現CEOのサティア・ナデラを理解する必要があるように、テンセントを理解するには創業者のポニー・マ(马化腾)とWeChat(微信)の開発者のアレン・ジャン(张小龙)の二人を理解する必要があります。 テ
アメリカの影響力のある大手テクノロジー会社をまとめてGAFA (Google/Apple/Facebook/Amazon)と言います。ドットコムバブルを生き残ってプラットフォーマーとなった世代ですね。これに続くのがリーマンショック以降に生まれたUber、Airbnb、WeWorkなどのユニコーン *1 です。中国の場合、GAFAにあたるのがBAT (Baidu:百度/Alibaba:阿里巴巴/Tencent:腾讯)です。中国のプラットフォーマーですね。そして、それに続く中国ユニコーンがTMD (Toutiao:头条/Meituan-Dianping:美团点评/ Didi:滴滴出行) です。これに小米(Xiaomi)も加わります。 中国ユニコーンの中でも美团点评と滴滴出行は比較的わかりやすいかと思います。美团点评はGrouponとYelp(日本だと食べログ)を組み合わせたようなもので、滴滴出
Instagramのエグジット *1 はアメリカで八番目に早い記録になります。資金調達と同時に起業し、その七ヶ月後に製品ローンチ。起業から一年後に更に700万ドル(約7億円)の資金調達をし、その一年後にFacebookに10億ドル(約1000億円)で買収されます。ちなみに、Facebookはその直後にIPOをしてエグジットしています。 以下がInstagramの立ち上げからビジネスとして成立するまでの年表です。うーん、めっちゃ早いですよね。Facebookに買収されるまで全く売上はなかったのですが、これだけ資金調達ができていれば全く資金的には問題なく運営できていたでしょう。絵に描いたような順風満帆です。でも、どうやって? 異例の速さで成功したインスタグラム これほど大成功したスタートアップなのに、日本ではその創業者のケヴィン・シストロムとマイク・クリーガーについてはあまり知られていません。
Airbnbは日本では「エアビー」という愛称までついて、それなりに知られる存在になってきました。そして、スタートアップを目指している人にとって、Airbnbがどのように生まれたのか、どのように成長したのかかなり研究されている分野かと思います。 よくあるAirbnbの成長秘話は成功した部分だけを取り上げてあたかも順調に成長してきたかのように見えてしまいます。しかし、Airbnbはすぐに成功したわけではなく、数えきれない失敗を繰り返して、そこから学びながら成長してきました。 例えば、資金調達がうまくいかず、クレジットカードで数百万単位の借金をして資金を作りました。プロの写真家にいい写真を撮ってもらうグロースハックも有名です。でも、そのプロの写真家って誰?どうやって写真が暗いと気がついたの?そもそも、Airbnbにとって「プロダクト」ってなんだったの?それを理解するにはもう少し掘り下げる必要があ
音楽市場は2014年まで15年続けて縮小を続けていましたが、2015年から回復して今も売上を伸ばし続けています。この音楽市場のV字回復に最大限の貢献をしているのが音楽ストリーミングで、Spotifyはその最大手です。日本の音楽市場だけ、未だに回復できていませんが、Spotifyが起爆剤になってくれることに期待ですね。 日本語でSpotifyの歴史を詳しく解説している情報がなかったので、まとめてみました。 Spotifyをはじめる前の成功と失敗:Spotifyをはじめるきっかけ なぜ音楽ビジネス? それでも、なんでよりによってみんなが失敗している音楽ビジネス? ローンチまでの二年間半の音楽業界との格闘 でも、二年半もどうやってお金のやりくりしたの? Spotifyの成功要因 Spotifyは音楽の何を変えたのか? 音楽の多様化 聴き方の多様化 アーティストが作品を作りやすい環境 まとめ 参考
これまでアメリカとイギリスのデジタル政府に踏み出した背景を説明してきました。なかなか評判がいいようなのでエストニアの資料も作ってみました。全ての国家はそれぞれ歴史があり、大きさも様々です。アメリカ、イギリスや日本とエストニアを単純に比べることはできませんが、一見「弱み」に見えるエストニアの特徴を「強み」に変えるしなやかさは多くの為政者や経営者の参考になるのではないでしょうか。 PDFのダウンロード(カタパルトスープレックスデザインのGithub) 関連記事
原文:"THIS UX STRATEGY GUIDE HELPS DESIGNERS MAKE BETTER DECISIONS" by Alex Souza デザイナー(特に経験の浅いデザイナー)は企業戦略を見落としがちです。デザイナーが戦略立案に関わる機会が少ないことが原因なのではないかと考えています。または、企業はデザイナーが魔法のように問題を解決してくれると期待しているといったボタンのかけ違いが原因かもしれません。 デザイナーが企業のゴール、新製品立ち上げの期待、新機能の追加を理解していないのは、ユーザーを理解していないのと同じです。知識の欠落は問題解決を難しくします。本当に。 「デザイナーは企業戦略を見落としてはいけない」 “Designers shouldn’t overlook corporate strategy.” Jeff GothelfのリーンUXキャンバスやJim
この記事のポイント 中国では支付宝(アリペイ|Alipay)と微信(ウィチャット|WeChat)がミニプログラムというAppleのAppStoreもGoogleのPlayStoreも必要なエコシステムを作った。 やっぱ、芝麻信用(セサミクレジット|Sesami Credit)すげえ。 すごいなあと思う反面、これってガラパゴスにならない?とも思う。 原文:"We’ve experimented with Alipay Mini Programs" by Thibault Genaitay 背景 5億2000万の登録ユーザーを持つ支付宝(Alipay)は約60のミニプログラムを提供しています。これらのミニプログラムは以下の三つのカテゴリーに分類することができます。 Alipayが開発したミニプログラム その他の阿里巴巴(アリババ|Alibaba)グループと共同開発したミニプログラム(例:淘宝网
ざっくり言うと 期待されている分野でいまだに使われていないのはそれなりに理由があるのでは?と問題提起 マウントゴックスやThe DAOなど様々な失敗を繰り返してそれを改善する価値がそもそもあるのだろうか(最近だとコインチェックもこれに加わったわけですが) 盲目的に批判しているわけでなく、過去の事例とデータに基づくそれなりの知識とロジックで批評しているので、読む価値がある 追記:はてなブックマークで誤訳をご指摘いただき直しました(憶測→投機)。ありがとうございます😊 原文:"Ten years in, nobody has come up with a use for blockchain" by Kai Stinchcombe ブロックチェーン(ビットコインなど暗号化通貨を支える技術)が世界を変えると誰もが言っています。それにしても、何年もの必死の努力と数百万ドルの投資にも関わらず、誰も
原文:"Updated Empathy Map Canvas" by Dave Gray 何年も前にXPLANEで共感マップをデザインしました。私たちがゲームストーミングと名付けた人間中心デザインツールキットの一部でした。 共感マップは多くのチームが共感による人に対する深い理解を共有することに役立っています。顧客のエクスペリエンスを向上、社内政治の理解、より良い仕事環境など多くのプロジェクトで活用されています。 共感マップは私たちのワイルドドリームを超えて成功しました。スタンフォード大学d.schoolのカリキュラムで採用され、ハーバードビジネスレビューでも掲載されました。IDEOの創設者であるDavid KelleyとビジネスパートナーTom Kelleyが「IDEOのリーダーからの3つの創造的チャレンジ」の一つにも選ばれました。 なんでアップデート? 共感マップが作られ数年経ちますが、
原文:"Wechat Mini Program Part I: What Is It and Why Is It Significant?" by Yelin Qiu ざっくり言うと ミニプログラム(小程序|シャオチェンシュ)はアプリの中から利用できるアプリ(微信に続き支付宝も参入) サードパーティーも開発可能で微信の独自の機能(決済やチャット)にアクセスできるため利便性が高い PWAと同様にAppStoreからダウンロードせずに使える 中国ではミニプログラムによりアプリの概念が大きく変わる可能性がある 同じことはPWAでも可能だが、決済などの独自の機能は使えないし、トラフィックも期待できない 参考:2018年は次のプラットフォーマーになる準備をはじめるべき年 1月9日にラスベガスでCESが行われていたころ、8億4千万ユーザーを誇る中国の微信(WeChat)がミニプログラムを立ち上げました
オリジナル:Coincheck 500M Hack Interview with Jeff McDonald, NEM VP これまでのアクション まだ全てが解明されたわけではないが、コインチェックとは連絡を取っている NEM財団としてはコインチェックをサポートするために全力を尽くしている 盗まれたXEMを保有しているアカウントを追跡している さらに世界中の取引所と連絡を取り、盗まれたXEMの取引をしないよう呼びかけている NEMの良いところは強力なAPIがあること。APIをデポジットに加えるだけで取引所は盗まれたXEMがその取引所にデポジットされているかどうかわかる 盗まれたファンドは戻ってくる? あまり憶測で話をしたくはないがコインチェックに十分な預金が銀行にあればユーザーにファンドを戻すことはできるだろう(実際に持ってるかはわからないが) コインチェックは初期に3億XEMを自身で購入
原文:"How Do e-Residents Pay Taxes" by Evelyn Liivamägi, Head of the Tax Department at the Estonian Tax and Customs Board (ETCB), October, 2017 仮想住民は課税対象ではありません 私たちが税金の仕組みで改善しようとしていること 納税義務を理解する 個人税 法人税 例 関連記事 現在、エストニアは国際租税競争力指数(International Tax Competitiveness Index)のトップに立っていて、起業家たちに完全オンラインで簡単な税金支払い方法を提供しています。 しかし、これは現状に満足する理由にはなりません。 エストニアの税金と関税についての委員会(Estonian Tax and Customs Board)は、国民、住民、その他の
ざっくり言うと プラットフォームが変わるタイミングが近づきつつある そのプラットフォームにふさわしい新しいエクスペリエンスを作り上げる企業が次の勝者になる それをはじめるべきは今年 またプラットフォームが変わる時がきた パソコンの時代はOSがプラットフォームでした。Webアプリが登場してアプリの世界がガラッと変わりました。インターネットがプラットフォームのWeb2.0です。そして、モバイルアプリが生まれてモバイルとクラウドがプラットフォームを含めて変えました。いまはWeb3.0と言われています。それはプラットフォームが変わりつつあるからです。そのプラットフォームはブロックチェーンであり、IoTであり、プログレッシブWebアプリ(PWA)です。 この流れは実は中国ではすでにはじまっています。テンセントとアリババがともにWeChatとAlipayをミニプログラムのプラットフォームとしてサードパ
ざっくり言うと 偉い人のエアカバー大事。GOV.UKの場合は当時の内閣府大臣のフランシス・モード(Francis Maude)。GDSがかなり自由にやれたのはこの人のおかげ。ここには書いていないけど、当時のイギリス政府の課題の一つは増え続けるコスト。フランシス・モードはこのプロジェクトを通じて実はかなりコスト削減をしている。つまり、GDSをサポートする動機がフランシス・モードにはちゃんとあった。 最初は16人のアルファチームでスモールスタート。このあとイノベーションラボ方式でスケールする。外からチームを招集して内製化。 アルファから一般公開。フィードバックを初期からとる。ユーザーリサーチ大事。一貫した行動を取るための原則がはっきりとあったのがGDSの強み。だからデザイン原則はかなり早い時期から形になっていた。 8週間で最初のサービスをローンチ。すっごくアジャイル。 原文:"A GDS St
サービスデザインをするうえでユーザーニーズを知ることはとても重要です。とはいえ「ユーザーニーズ」ってなによ?という疑問にすっきり答えられない。英語でUXやサービスデザインに関するいろんな本や文献を読んでいると"Jobs To Be Done"という言葉がよく出てきます。そんな中で読んだのがアンソニー・ウルウィックの『Jobs To Be Done』です。 アンソニー・ウルウィック 「片付けるべき仕事」 日本語だと『ジョブ理論』と訳されているフレームワークを最初に考えた人。ちなみに有名にしたのはイノベーションのジレンマで有名なクレイトン・クリステンセン教授。この「片付けるべき仕事」をすごく簡単に安くできるようになるとすごいヒット商品になる。すごくというのはだいたい20%以上だそうです。そしてこの「片付けるべき仕事」を簡単にする、安くするのがユーザーニーズなわけです。 Jobs to be D
原文:"Blockchain Infrastructure Landscape: A First Principles Framing" by Trent McConaghy, July 15, 2017 分散アプリにおけるストレージ、コンピューティングおよびコミュニケーションを明らかにする Ethereum、IPFS/Filecoin、BigchainDBはどのように補完しあっているのでしょうか?Golem、Polkadot、Interledgerは?このような質問をよく受けます。だから、私はこれらの質問に答えてみることにしました。 簡単な答え:魔法のようにすべてを行う「ブロックチェーン」という魔法のシステムはありません。分散化アプリケーションを効率的に開発するために組み合わせて利用できる優れたビルディングブロックならあります。Ethereumはその役割があり、BigchainDBも役割
原文:"When a Machine is the Customer – Designing for Machines" by Dr. Carsten Stöcker and Kerstin Eichmann氏, August 27, 2017 アメリカテキサス州にて:子供がAmazon Echoに「ドールハウスを買って私と遊んで」とお願いし、ドールハウスが送られてくる。 イギリスにて:「OK Google、ワッパーバーガーってなに?」という言葉が、Google Homeスマートスピーカーのバーガーキングの広告トリガーとなって、かきたてるような商品の説明をはじめる。 そしていつかすぐに、あなたの車はメンテナンスや充電のための最適な価格を選ぶだけでなく、スマートなクルマは自ら出かけて充電するでしょう *1。 ようこそ、人間ではなくスマートマシンが意思決定をする新しい世界へ。マシンが何をどの価
ポール・ブックハイトはGoogleの23番目の社員でGmailを作ったり、AdSenseのプロトタイプを作った人。Googleの有名なスローガン“Don’t be evil.”も彼の発案。Googleの後、2007年にブレット・テイラー達とFriendfeedを起業。2009年にFacebookに買収される。これがFacebookの「いいね」ボタンとなる。 すげー!GoogleとFacebookの両方で重要なイノベーションに貢献した人ですよ! そんな彼の貴重なインタビューがTwenty Minute VCのポッドキャストで上げられてましたので、要点だけまとめてご紹介します。 GoogleからY Combinatorへの関わり Gmail誕生秘話(プロダクトとカスタマー) マーク・ザッカーバーグやラリー・ペイジが持つ起業家としての資質 スタートアップへのアドバイス 関連記事 Googleから
原文:"Share&Charge launches its mobile app, on-boards over 1,000 charging stations on the blockchain" by Stephan Tual, May 1, 2017 以前にShare&Chargeについてはブログでも言及しましたが、5日間のソフトローンチの後、正式にShare&Chargeのアプリが公開されてました。数千の電気自動車用の充電ステーションをパブリックのEthereum ブロックチェーンで稼働されたことに誇りを持っています。 これによりピアツーピア方式(P2P)での電気自動車充電がドイツで実現しました。Share&ChargeはInnogy Innovation Hub*1のプロジェクトで、Slock.itは個人が自宅の充電ステーションをP2Pで貸し出し、以下のことを可能にしました: オ
原文:"A conversation with Marten Kaevats on e-governance and Artificial Intelligence" エストニアでは人工知能(AI)に関するパブリックな公開議論がはじまっています。 その背景として昨年11月に召集されたクルマの自動運転のプロジェクトチームがあります。プロジェクトチームの主な目的の1つは自動運転のクルマが路上で走行した時の法的枠組みを定義することでした。 召集されたチームの専門家たちは道路交通法だけを取り扱うのは不適切であると認識しています。なぜなら自動運転で使われる人工知能(AI)の問題ははるかに広く、取り扱うはべき範囲は道路交通法だけにとどまらないからです。クルマの自動運転はAIの問題を社会に問いかけるのにちょうどいいテーマです AIはとても複雑で幅広い問題提起をしています。例えば、証券取引所で取引をする金
原文:Government Transformation Strategy The Government Transformation Strategy 2017 to 2020 The Government Transformation Strategy 2017 to 2020 大臣による序文 イントロダクション ビジョンと目的 ビジョン 目的 ビジネス変革 2020年までに何をするか: 人材、技術、文化を育てる 2020年までに何をするか: 官公庁職員向けのより良いツール、プロセス、管理を作る 2020年までに何をするか: さらなるデータ活用 2020年までに何をするか: 共通プラットフォーム、コンポーネント、再利用可能なビジネス機能の構築 2020年までに何をするか: 2020年以降のビジョン 関連記事 大臣による序文 治めることは奉仕することです。私たちの目的は国家の安全保障、安
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『カタパルトスープレックス』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く