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１． タグチメソッドとは タグチメソッドとは、日本では品質工学とも呼ばれています。田口玄一博士の独創による極めて有効な工学手法です。タグチメソッドは、これまでの技術を根本から覆すものです。 したがって、保守的な管理者には受け入れ難い手法です。タグチメソッドはこれまでやってきた技術をある意味では否定してしまいます。 事例 Ｘ社とＹ社どちらが技術力があるかを考えます 例えば、直径0.5mmの部品を作っているメーカＸ，Ｙ社があるとします。Ｘ社は規格値0.5mmの部品を作る努力をしています。 Ｙ社は規格値0.5mmとは外れて中心が0.6mmになっています。 １００個の部品を抜き出して、直径のヒストグラムを描いたところ、図１のようになったとします。 このときＸ社とＹ社どちらが技術力があるといえるでしょうか。 部品の直径の規格値は0.5mmです。Ｘ社は平均値（規格値）を中心に適度にばらつ

人気弁当を探るためにアンケートを作ります。 メインはどんなものが良いのか 価格はいくらが良いのかなど項目をリストアップします。 実験計画法では、左の表を参照し、行の項目のことを要因と呼び、要因の中身のことを水準と呼びます。このアンケートでは４要因がそれぞれ５・３・５・３水準で成り立っていることになります。 直交表とはバランスよく１と２（あるいは１・２・３・４・５）を並べた表と考えると理解しやすいでしょう。 アンケート作成などの際に、効率よく情報を得るために用いられます。 直交表には・・・・（２水準系）・・（３水準系）などがありますが、まずを使って説明します。